自彊日新

2021年2月の記事一覧

鍛錬千日之行 勝負一瞬之行

 今日は静かな雨。空も明るい雲が一面に広がっています。

 気のせいでしょうか。白山はまだ真っ白ですが、ほかの山々は少しだけ白い部分が少なくなってきているような気がします。「春よ来い、はーやく来い」ですね。

 『春よ来い』は松任谷由美さんの名曲ですね。一時は、中学校の国語の教科書にも載っていました。

 今日も一日、いい日でありますように。

 

 公立高校の最終倍率が確定し、今日からは志願変更の受付が始まります。南加賀地区の公立高校は、一部の学校を除いて、定員を割る形になっています。これも時代なのでしょうか。

 しかしながら、たとえ定員を割っていようと、受検には変わりありません。生徒たちにはベストを尽くしてもらいたいです。そのモチベーションを保つのに、3年担任はいろいろと苦労しています。これは、3年担任だけの問題ではなく、学校全体の問題でもあります。その様子は、1・2年生も必ず見ています。私たち教職員全員が、緊張感をもって指導・対応しなければならないと感じています。

 週明けは、もう3月に入っています。3/9,10本番に向けて、最後まであきらめず、腐らず、時間ギリギリまで粘る。そしてキリッと姿勢を正していきましょう。

 『鍛錬千日之行 勝負一瞬之行』

 この言葉は、元池田高校野球部監督の故蔦文也氏の言葉です。もう十数年前になるでしょうか。バスケットボール部顧問としてしのぎを削ってきた仲間から教えてもらった言葉です。今でもことあるごとに口に出して、自分にいい聞かせています。

 千日はだいたい3年間のことですね。3年間努力してきたことは、必ず実を結ぶはずです。後は、顔晴るだけです。

 言葉の力は偉大ですね。その一言が的を得た回答になったり、人を変えることにつながったり、不思議なものです。まさに『愛語よく廻天の力あることを…。』です。

 

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、一瞬、一瞬を大事に顔晴ります。

 

 

何でもわかる時代に

 今朝は朝焼けからの日の出がとてもきれいでした。心が洗われますね。

 今日も一日、いい日でありますように。

 

 最近知ったのですが、「Flightradar24:フライトレーダー24」という、上空を飛行している飛行機がどこの航空会社で、どこからどこへ向かっているかがわかるサイト。

 今朝、白山上空を福井方面に向かう飛行機を発見。銀色の飛行機雲が「一反もめん」のようにきれいに白山に伸びています。

早速検索しました。

「PolarAirCargo (ポーラエアカーゴ社)の Boeing747-87UF」 ロサンジェルス(11:25発)からソウル(1:06着)に向かう貨物便でした。このサイトを見ると、日本上空をいろいろな飛行機やヘリコプターか飛んでいることが分かります。中国大陸の方へ画面を移動すると、ものすごい数の飛行機が飛んでいます。ぶつからないのかと心配になるぐらいです。

 PolarAirCargo Boeing747-87UF機は、現在、隠岐上空を通過しています。

こんなことまでわかる時代になりました。上空の飛行機を眺めるだけでなく、行先や機種までわかるなんて。今に、道路を走っている車の車種、持ち主、運転手。道路を歩いている人までわかってしまうようになるのでは。すごいと思う反面、怖いという思いもあります。

 

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、坂の上の雲を目指して顔晴ります。

 

 

 

夢をかなえる参考書

 今朝はまた冷え込みました。春は目の前にまで来ているのに。

 日当たりの良いところには、フキノトウも顔を出しているのですが。少しずつ、少しずつですね。

 今日も一日、いい日でありますように。

 

 アクロバティック・パイロットの室谷義秀の著書「翼のある人生」は、『夢をかなえる』という点でとても参考になる本です。

 氏は、2009年、3次元モータースポーツシリーズ、レッドブル・エアレースワールドチャンピオンシップに初のアジア人パイロットとして参戦し、2016年、千葉大会で初優勝。翌2017年、ワールドシリーズ全8戦中4大会を制し、アジア人初の年間総合優勝を果たしています。

(室谷義秀オフィシャルサイトより抜粋)

 彼の著書「翼のある人生」を読んでみると、彼の人生は波乱万丈そのものでなのですが、最後まで空を飛ぶことをあきらめませんでした。人生の中でどん底も経験し、それでも空を飛ぶという夢をあきらめず、夢を追いかけ、ワールドチャンピオンという夢を食べた人です。

 この本は、夢をかなえるための参考書だと思います。ぜひ一読を。

 

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、夢をあきらめずに顔晴ります。

 

 

ご注意ください

  今日は日の出がとてもきれいです。

 今日も一日いい日でありますように。

 校門を出たところの道路規制が変更になりました。学校から出る場合が一時停止となりましたので、くれぐれもご注意ください。 

今まで一時停止だったところは、そのまま通過となります。

生徒の皆さんは、登下校時には白線の内側(ラバーポールの内側ゼブラゾーン内)を通り、下校時には右側からくる車両に十分気を付けてください。

交通事故の防止にご協力ください。

 

今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同今日の天気のように、ポカポカ陽気で顔晴ります。

日本の心

 今朝もさほど雪は積もってはいませんでした。ちょっと一安心です。

 今日も一日いい日でありますように。

 

 島崎藤村の詩の中で、なぜか不思議と気になる詩が二つあります。そのうちの一つ。

それは「東西南北」という詩です。

 

 東西南北

 男ごころをたとうれば

 つよくもくさをふくかぜか

 もとよりかぜのみにしあれば

 きのうは東きょうは西

 

 女ごころをたとうれば

 かぜにふかるるくさなれや

 もとよりくさのみにしあれば

 きのうは南きょうは北

 

 たったこれだけの詩なんですが、不思議と心に残っています。

 現代と藤村の時代の「男性像・女性像」はずいぶん違うと思うのですが、そういうことを抜きにして、この演歌っぽい詩は心に残っています。

 最近は演歌を聴く機会がなくなってきていますね。音楽番組にはほとんど演歌歌手の出演はありません。石川さゆりの「天城越え」や「津軽海峡冬景色」なんかは、とっても心揺さぶられるのですが。

 学生時代、バスケットボールの試合で青森県に行ったことがあります。東北本線、終着駅の青森駅。そこに降り立った瞬間、港からの海が見え、雪がふぶいていて、本州の最北端に来た感じがまさに「津軽海峡冬景色」の世界でした。あの景色は今でも忘れません。

 「天城越え」はイチロー選手が打席に立つときのテーマ曲でしたね。イチロー選手のセンスに脱帽です。

 日本の心を忘れかけていたようです。

 

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、「日本の心」を大切に顔晴ります。