自彊日新

2021年2月の記事一覧

夢をみて 夢を追いかけ 夢を食う

 今日は冷たい雨。大雪にならなくてホッとしています。

 今日も一日いい日でありますように。

 

 今日は、新入生保護者説明会。来春に新入生として迎える生徒の保護者の皆様に、中学校はどのような所かを説明する日。

 たくさんの事を伝えたいのですが、限られた時間内での会ですので、十分ではないかもしれませんが、こちらから伝えたいことをわかりやすく説明いたします。

 来年度は、中学校でも新学習指導要領が改定され、その全面実施の年となります。評価が4観点から、3観点へ(知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度)となります。

 また、本校では来年度の総合的な学習の時間を見直し、生徒たちがより主体的に学ぶことができるよう、自分の将来を見つめることができるようにしたいと考えています。

 その総合的な学習の時間の核となる2本柱を、

①地域に生きる(生き方学習)

②夢授業(キャリア教育)

と考えています。

 古川商業高校(現古川学園高校)の女子バレーボール元監督、国分秀男氏の言葉、

「夢を見て、夢を追いかけ、夢を食う」

にあるように、中学校のこの時期に「夢を見て、夢を追いかける」ことが必要であり、大切だと考えています。総合的な学習の時間での取組みを通して実現していきます。

 そのようなことを考えていると、なぜか私の方がワクワクしてきます。このワクワクした感じをぜひ生徒にも感じてほしいと思っています。

 

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、このワクワク感を共有し、生徒にも還元できるよう顔晴ります。

生かされているんだなぁ

 すっかり冷え込んだ朝を迎えました。通勤時は、ぜひ気を付けて。路面が凍っている箇所があります。

 今日も一日いい日でありますように。

 

 本日は、公立高校の推薦入試となっています。本校からも受検のため、朝から現地に向かう生徒たちがいます。面接指導では、自分の言葉で志望動機や自分の将来の事について立派に応対していましたので、本番で実力を発揮できることを願っています。 

 頑張れ、片中生。

 

 試験というものは、何歳になっても嫌なものですね。試験前に、控室で待っている間のあの緊張感。周りはできる人に見えたりと、緊張が増すばかりです。

 そんな或るとき、ふと私の頭に中に、過去にお世話になった恩師たちが浮かんだことがあります。一人一人が私に声掛けしてくれていました。厳しかった方も、優しかった方も、みんな。

 その時、「今まで、これだけの人にお世話になってきたんだ。感謝しないと。」と思ったことがありました。そう思った瞬間、ふと我に返り、先ほどまでの緊張感はどこかへ消えていました。

 私が、「生かされているんだなぁ。」と感じた瞬間です。皆さんにも、そのようなこと、経験はありませんか?

 

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、「今生かされていること」に感謝して顔晴ります。

  

 

必然

 また、モノトーンの世界へ逆戻りです。例年、この時期にドカッと積もることがあるのですが。

 今日も一日いい日でありますように。

 

 私立入試の発表も終わり、これからはいよいよ公立高校の入試が始まります。今週は公立推薦入試があります。これが終われば、一気に公立一般入試、そして卒業式を迎える事になります。受検を控えている3年生。体調管理には十分気を付けて、ラストスパートを切ってほしいと思います。

 

 必然

 夜は必ず明け光は必ず射してくる

 念ずれば必ず花は咲き道は必ず開いてくる

 この必然の祈りに生きよう      坂村真民

 

 「念ずれば花ひらく」です。

 

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同「念ずれば花ひらく」と信じて顔晴ります。 

 

 

 

 

 

伝えなければならない事

 今日は曇り空。時折、雨も。また寒い日となりました。

 今日一日、いい日でありますように。

 

 朝、校舎をひと回り。生徒も誰もいない教室をふらっと覗きに行きます。まだ薄暗い教室は、窓からのわずかな光の中に、机、いすが浮かび上がって見えます。ピシッと整頓してあるところもあれば、雑然としたところもあります。

 まだ私が若かったころ、ある先輩教師が放課後の教室で何やら作業をしているところに通りかかりました。職員室にその先輩が戻ってきたときに、「何をされていたのですか。」とお聞きしたところ、「朝、生徒が来たときに気持ちよく教室に入ってもらうため、教室の整頓をしていたんや。」と答えてくれました。

 「なるほど。全くそうだ。」と思いました。その翌日から、私も真似をしました。

 人は、視覚が優位に立ちます。きれいなものを見れば、心も透き通る。雑然としたものを見れば、気持ちも雑然とするはず。その雑然に馴れたら、感性が磨かれなくなります。

 朝一番の教室そして、黒板。これは、いつもきれいなものであってほしいです。

 その先輩も今年で退職です。そのようなことを教えてくれる先輩教師は、今、どれだけいるのでしょうか。私も、伝えなければならないことをしっかりと伝えていこうと思います。

 その先輩教師みたいにはなれないかもしれませんが。顔晴ります。

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、顔晴ります。

スワトン台地

  今朝もしぐれています。まだまだ寒さは続きそうです。

 今日も一日、いい日でありますように。

 

 旧ソフトボール場跡に建設中の保育園の全貌です。

素敵な建物が完成しました。来春から園児の元気

な声でにぎやかになりそうです。この保育園の名称は「スワトン保育園」

「スワトン」とは、この片山津中学校が建っている台地の事を言います。

昔、諏訪伯耆守(すわほうきのかみ)という豪族がこの台地に城を構えていたと伝えられ、その諏訪殿(すわどの)がなまって「スワトン」となったそうです。

 この片山津中は、1969年(昭和44年)に現在の潮津町の湖南団地にあった旧塩津小との併設校舎から、潮津の畑地で小字名、上出(うえで)と呼ばれていたスワトン台地へ新築・移転しました。この台地に片山津中がきて、52年になります。

 この台地が、子供たちの元気な声と活気にあふれる、リベラルな文教地区となり、片山津の街に文化、スワトンの風を発信できるような場所になればいいのですが。

  今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、さわやかなスワトンの風を送ることができるよう顔晴ります。

立春の卵

 今日は立春。昨日とは打って変わって、寒い。まだ春は遠いのでしょうか。

 今日も一日、いい日でありますように。

 

 「立春の卵」昨日、某小学校を訪ねたところ、予定黒板に「立春の卵」と書いてありました。ここ片山津出身の中谷宇吉郎先生の随筆集にある話である。

 早速、Kindleで購入し読んでみました。(なんと¥0)

 立春に卵が立つという話を聴いて、中谷先生がそれを科学的に立証したという話。

 世の中には、「常識のうそ=ドグマ」や先入観にとらわれてしまい、本質を見抜けないことが沢山あります。

 皆さんの身の回りに「〇〇〇ねばならない。」で片づけられていることがはありませんか?何気なく行っていることや、何も考えず行ってきたことを、今一度見つめ直してみてはどうでしょうか。私たち教員の身の回り(業務)に、たくさんありそうな気がします。

 

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同「立春の卵」を立てるごとく、全集中で顔晴ります。

 

 

 

10001回目は何か変わるかもしれない

 朝から雨ふりです。温かくもあり、春がもうそこにまで来ているのかなと思える朝です。

 今日も一日、いい日でありますように。

 

 「窮而変変而通:窮して変じ、変じて通ず」

 これは、打撃の神様と言われた、元巨人軍V9監督川上哲治氏が、師の梶浦逸外老師からいただいた言葉だそうだ。

 「何事も真剣にやっていれば、必ず行き詰まる。それでも一心になってやっていくと、ひょいと通じるものだ。通じないのは行き詰まるまで行く真剣さが足りないということだ。」という教えだ。

 自分事でいろいろ悩んだ時などに、必ず頭をよぎる言葉。その度、「もう一度チャレンジしよう。」という勇気が湧いてくる言葉だ。

 一生懸命やっていて、壁にぶち当たる。またやってみる。それでも壁にぶち当たったら、視点や角度を変えて、また一生懸命やってみる。そうすれば道は必ず開けると、川上氏は言っている。その言葉を信じて、いつもいつも同じようにこれを繰り返している。

 

 「窮而変変而通:窮して変じ、変じて通ず」

現代版で言えば、ドリカムの「何度でも」の歌詞にある言葉。

「10000回だめで へとへとになっても、10001回目は 何か 変わるかもしれない。」

この言葉にも、いつも勇気をもらっています。

 

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、10000回だめで へとへとになっても、10001回目は 何か 変わるかもしれないと信じて、顔晴ります。

 

 

 

耳を澄ませて

 今朝も随分と冷え込みました。路面は全く濡れていなかったので、凍結はなかったですが、状況によっては、凍結個所もあるかもしれません。十分に気を付けてください。

 今日も一日、いい日でありますように。

 

 

 人間バタバタして過ごしていると

 何の声も聞こえてこなくなる

 風の声

 石の声 

 木の声

 川の声

 山の声

 大地の声

 地球の声

 星星の声

 みんな声を出していて

 呼びかけいてるのに 

 何の声も耳に届かず

 ただカサカサと生きている

 そういう

 淋しさ

 虚しさを

 ふと感じませんか          坂村真民

 

 今日から2月。ちょっと耳を澄ましてみますか? 

何か聞こえてくるだろうか。いや、もっと心に余裕をもって過ごしていこう。きっと今まで気付かなかったことに気付くかもしれない。

 

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同心静めて耳を澄ませて顔晴ります。