自彊日新

2021年6月の記事一覧

ある先輩教師からの教え

 今朝も分厚い雲が空一面を覆っています。梅雨入りはまだなのでしょうか。週末の天気がちょっと心配です。

 今日も一日いい日でありますように。

 加賀地区大会を前にして、生徒たちも顧問も十分気合が入っているようです。日々の練習の成果が(これが「魂」なんですが)発揮できればと願っています。

 私が顧問をしていたころ、まだ週に2日間(週休日と平日の1日ずつ)の休養日の設定がまだありませんでした。そんな時ある先輩教師(バスケットボール顧問)から言われたことがあります。それは、「大会前の週の水曜日は絶対練習を休め。」ということでした。理由は「選手がけがをしないように。」ということと、「顧問(自分)がのめり込んでしまって、練習をやらせすぎないようにブレーキをかけるため。」です。それを聞いた時、「これだ。」と妙に納得したことがあります。確かに、選手もそうですが、自分が前しか見えなくなってしまって、プレイに納得できず選手たちにダメ出しの嵐を浴びせていたり、そのためにしなくてもいいけがをさせてしまったりと、今、思い出しただけで申し訳ないやら、恥ずかしいやら、情けないやらで・・・。

 この週は今までやってきたことの確認です。無理に新しいことをやろうせず、できない事に腹を立てないことですね。選手も顧問も今までやってきたこと「魂」を信じて、試合会場に向かい、本番のコートに立てばいいと思います。

 トレーニング(練習)は負荷に休養をどのタイミングで入れるかが大切です。その休養は、身体を休めることと、以前持っていた力以上の負荷に耐えうる身体、パフォーマンスを作り上げていきます。(超回復)それはまた、心も休め心の超回復(やる気の充足)にも役立つはずです。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、身体と心の超回復を狙って顔晴ります。