自彊日新

2021年8月の記事一覧

夏の終わり

 今朝も曇り空。重たい雲が山々を覆っています。こんな時の海の色も空と同じような色。海は空模様を映す鏡。窓の外では、ツバメたちは翼に風を捉えて、気持ちよく空気の中を滑っています。今流れているBGMは久石譲氏の「Kiki's Derlivery Service:魔女の宅急便」まるでツバメにこの曲が届いているようです。

 今日も一日いい日でありますように。

 3年生の団活動が今週初めから始まっています。例年とは違い、暑さ対策のため体育祭は10月上旬。準備期間に余裕はあるのですが、まとまって練習や作業ができるのはこの時期しかありませんから。3年生の教室からは、いろいろな曲が流れています。当日にはまたすごいパフォーマンスを見せてくれるはずです。

 この時期になると野原には白い『ラッパスイセン』が満開を迎え、『地蔵盆』が各地区で開催されます。(今年は中止となっているところが多いと思います)いつもこの光景を見て「夏も終わりだなぁ」と感じます。これは私が幼い頃からずっと変わっていません。ホッとする光景でもあり、何か切なく感じる光景でもあります。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同新学期から躓かないよう、心して顔晴ります。