工芸科NEWS
令和6年度 工芸科 写生会
6月10日(月)石川県立歴史博物館、国立工芸館、石川県立美術館付近で写生会を実施しました。
気持ちの良い天候の中、1日かけて外で描く貴重な経験。
時計を気にしながら、必死に描きました。
昼前より日差しが出てきてだんだん暑くなってきました。
暑さと時間に追われながら、1年生は初めての体験。用紙の大きさや時間配分に必死になっていました。
2年生は2回目、3年生は最後の写生会。出来上がりが楽しみです。
優秀作品は工芸科より表彰されます。
金属加工『テクスチャーシルバーリング』制作体験と『コンテンポラリーアートジュエリー制作』
5月29日(水)にヒコ・みづのジュエリーカレッジより3名の先生方が学校説明と体験授業をしに来て下さりました。
ヒコ・みづのジュエリーカレッジで学べる内容を画像と共に見ながら、こんなことが学べる学校があるのかと生徒たちは興味津々でした。また、本校工芸科出身の先輩の頑張っている様子と制作した作品のクオリティーの進歩を見て感嘆の声が上がっていました。
体験授業内容は2年生の一部に「テクスチャーシルバーリングの制作」、1年生には「コンテンポラリーアートジュエリー制作」の楽しい授業をしてくださいました。初めての材料や道具、ものづくりの考え方や、楽しさに触れた貴重な時間でした。
金工の説明
金工制作中
コンテンポラリーアートジュエリーの説明
制作したジュエリーを付けて集合写真
コンテンポラリーアートジュエリー 生徒作品
工芸科 卒業生から仕事の話を聞く
4月30日(火)工芸科漆芸コースを卒業し、小西美術工芸社で働いていらっしゃる刈本さんと山口さんが来校され、工芸科2年生の一部と3年の漆芸コースの生徒対象に工芸の仕事の話を聞く機会を持ちました。
小西美術社は国宝・重要文化財などの建造物や美術工芸品の保存修理を主に手掛け、漆塗・彩色・錺金具等の総合的な装飾技術を保持する唯一の会社です。小西美術工芸社に就職されたお二人は、業界最大手の老舗企業の漆芸部門の修復職人として、全国の神社・仏閣の修復・復元に携わっておられます。日光東照宮本殿の修復現場での仕事内容や実際に使っていらっしゃる道具を見せていただきながら、仕事のやりがいや就職してからの技術の鍛錬について話していただいた。興味を持って話を聞き、質問をする生徒の姿が見られました。実際に工芸の分野で働いていらっしゃる先輩方の話を聞ける貴重な時間となりました。
現代美術展 鑑賞
工芸科の1~3年生は11日と15日に現代美術展を鑑賞してきました。
工芸分野だけでなく、絵画(日本画、油画)、彫刻、書、写真と幅広い分野の優れた作品を鑑賞することで、感性を磨き、それぞれの制作に活かしていきます。
今年は桜が長く楽しむことができ、天候も守られ、石川県立美術館から金沢21世紀美術館までの道も桜を見ながら楽しむことができました。
入館前に鑑賞の心得について説明を受けます。
桜も咲いて気持ちの良い一日でした。
あすなろ中学校 校章デザイン採用!
来年度4月に開校する県立夜間中学校『あすなろ中』の校章に工芸科2年 東坂みひろさんのデザインが採用されました!
あすなろの頭文字『A』を中心に配し、夜間中学校にちなんだ三日月とアスナロの葉を組み合わせて満月のようにデザインしました。Aは始まりの文字。生徒が夢や希望に向かって一歩ずつ進み、実現するようにと思いを込めました。