工芸科 卒業生から仕事の話を聞く

4月30日(火)工芸科漆芸コースを卒業し、小西美術工芸社で働いていらっしゃる刈本さんと山口さんが来校され、工芸科2年生の一部と3年の漆芸コースの生徒対象に工芸の仕事の話を聞く機会を持ちました。

小西美術社は国宝・重要文化財などの建造物や美術工芸品の保存修理を主に手掛け、漆塗・彩色・錺金具等の総合的な装飾技術を保持する唯一の会社です。小西美術工芸社に就職されたお二人は、業界最大手の老舗企業の漆芸部門の修復職人として、全国の神社・仏閣の修復・復元に携わっておられます。日光東照宮本殿の修復現場での仕事内容や実際に使っていらっしゃる道具を見せていただきながら、仕事のやりがいや就職してからの技術の鍛錬について話していただいた。興味を持って話を聞き、質問をする生徒の姿が見られました。実際に工芸の分野で働いていらっしゃる先輩方の話を聞ける貴重な時間となりました。