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校長室より
高校総体の応援に行ってきました
先週から始まった高校総体・総文ですが、今日(6/2)はバスケットボールとハンドボールの応援に行ってきました。本当はもっと多くの競技で応援をしたかったのですが、行けなくてすみません。
バスケットボールは3ポイントシュートから始まって序盤はリードしていましたが、逆転を許してからはどんどん引き離されてしまいました。それでも第3クオーターではほぼ互角の戦いをしていたこと、また、最後まであきらめることなく懸命にプレーを続けていたことが印象的でした。その頑張りは必ず将来の糧になることでしょう。
ハンドボールはシードということで大会2日目の15:30に初戦を迎えました。初戦の緊張もあったと思いますが、全国3位の貫禄を見せて金沢桜丘高校に快勝しました。明日も頑張って下さい。
どちらの会場でも保護者の皆様が熱心に応援されていました。応援ありがとうございます。
自転車のイヤホンについて
新聞に5月30日に石川県警による自転車の交通ルール違反の一斉取り締まりを実施したという記事が載っていました。多い方から併進の59件、右側通行の40件、イヤホンの34件とのことです。自分の身を守るためにルールを守りましょう。
さて、石川県をはじめ多くの自治体では、自転車運転時のイヤホン使用に関する条例があります。詳しくは自分で調べてみてください。これは交通安全を確保し、事故を未然に防ぐための重要なルールです。特に高校生の皆さんには、道路を安全に利用するために注意が必要です。イヤホンを使用すると、周囲の音や車の接近に気付きにくくなり、交通事故のリスクが高まります。自分の安全と周囲の人々の安全のために、イヤホンの使用は避け、常に周囲に気を配るよう心掛けましょう。
なお、両方の耳をふさがなければOKとか骨伝導はOK、自転車にスピーカーを取り付けて音楽を聴くことはOKの自治体もあるそうです。因みに昨日の石川県警の一斉取り締まりでは、片方だけの高校生も指導を受けていたそうです。
とにかく交通ルールに限らずルールには理由がありますので、自分の身を守るためにルールを守りましょう。イヤホンをやめれば鳥の声や川のせせらぎなどきっと素敵な音が聞こえるはずです。
総体・総文がはじまりました
総体・総文がはじまりました
集中して行われるのは6月1日(木)から6月4日(日)ですが、先行する形で陸上・ウェイトリフティング・将棋などが開催されています。
生徒の皆さんには、ケガや病気をすることなく本番を迎え、持てる力を発揮することを期待します。保護者の皆様におかれましては、暖かく見守っていただければと思っていますので、よろしくお願いします。
ヤマボウシが綺麗です
校地の一番北側に工場棟がありますが、その工場棟と道路の境にヤマボウシが植えられています。今ちょうど美しい姿を見せていて清々しい5月の気候にピッタリです。近くにお越しの方はよろしかったらご覧ください。
写真の道路には昔は線路があったそうです
うれしいことがありました 2
先日、ご近所の方からお褒めの言葉をいただいてうれしかったということをここに書きましたが、再びうれしいことがありました。
お旅祭りで迷子になった小さなお子さんのお父様から、本校生徒をはじめとする4名が警察まで送り届けてくれたことに感謝するお手紙が届いたのです。文面には大変丁寧に感謝と生徒を称える言葉がつづられていました。
早速校長室で手紙を渡し、お父様に代わって感謝を伝えるとともに学校としても大変うれしいと伝えました。
きっと他にも素晴らしい行いをしてくれている生徒はたくさんいると思います。その一つ一つを把握し認めてあげることができればいいのですが現実には不可能です。でも生徒の皆さんには「お天道様が見とるよ」と伝えたいと思います。これは私が子供のころに曾祖母に繰り返し言われた言葉です。
繰り返しになりますが、生徒の皆さんは本校の広告塔です。日々生き生きと充実した学校生活を送ってくれることで、地域の方々はちゃんと見てくれています。先輩方も含めそういった積み重ねがあってこそ地域から信頼され、貴重な人材として期待されるのだと思います。
AEDについて
5/17の報道で、「太宰府の県立高校 練習試合でピッチャーが胸に打球受け死亡」というニュースがありました。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20230517/5010020280.html
練習試合中に胸に打球を受けたことが原因のようです。親にとって、生徒にとって、そして教員にとってとてもショックなことです。詳しくはわかりませんが、「男子部員は試合に戻ったあと体調不良を訴え、現場に居合わせた保護者などに応急の手当てを受け、病院に運ばれましたが死亡したということです。」から、もっとできたことがあったのではないかと思うと同時に、本当に運が悪かったとも感じます。
日頃から教職員には「迷ったら救急車を呼んでください。大したことがなかったらそれでいいし、万が一こんなことで救急車を呼ばないように注意されたら、学校長が頭下げます。」とお願いしています。
なお、本校にはAEDが2か所設置されています。 https://aedm.jp/
野球部の顧問には、AEDの場所を生徒にも教えておいて欲しいと伝えました。他の部の顧問、生徒にも場所を再度確認してもらう予定です。使わないで済むことがもちろん良いのですが、リスクマネジメントとして「最悪のケースを回避する」ことは最も大事だと考えています。
うれしいことがありました
慌ただしい4月をなんとか乗り切り、先日学校に隣接するお家へ挨拶に回りました。そのときご不在のお宅には、「お気づきの点がありましたらお知らせください」と記した名刺をおいてきましたところ、後日電話がありました。
お叱りの電話かと身構えたのですが、「良く挨拶をしてくれる」、「子どもとグラウンドで遊んでくれる」というお褒めの言葉をいただきました。
うれしいの一言です。
生徒の皆さんは本校の広告塔です。日々生き生きと充実した学校生活を送ってくれることで、地域の方々はちゃんと見てくれています。先輩方も含めそういった積み重ねがあってこそ地域から信頼され、貴重な人材として期待されるのだと思います。
総体・総文壮行式 を行いました
本日、試験終了後に総体・総文壮行式 を行いました。そこでの話の抜粋を紹介します。
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本校は部活動も盛んでどの部も懸命な努力を重ねここまで来たことでしょう。日頃から見ていて本当によく頑張っていると感じています。日頃の練習の成果を十分に発揮してきて欲しいものです。
特に3年生は高校生活の部活動における集大成となると思いますので、悔いの残らないよう頑張ってください。また、2年生は3年生と過ごした1年間を思い出しながら、残されたともに過ごせる時間を大切にかみしめて欲しいと思います。1年生で出場・参加できる生徒は先輩たちのことをよく見て記憶してください。
昨日より今日、今日より明日、若者は日々成長します。 試合の最中でも成長するといってもよいかもしれません。 最後まであきらめず集中して精一杯頑張ってきてください。また、総文に参加する生徒は他校との交流をとおして色々な気づきや成長を期待しています。
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また、あわせて校歌練習・応援練習の態度が素晴らしかったことも伝えました。保護者の皆様におかれましてはご家庭でも校歌練習・応援練習の様子を話題にしていただけると助かります。
校訓について
本校の校訓は、「質実剛健 自重自治」です。
●「質実剛健」はよく耳にするので、だいたいわかりますね。
辞書では「飾りけがなくまじめで,たくましく,しっかりしている・こと(さま)」とあります。工業高校らしい印象です。因みに英訳すると「simplicity and fortitude」とのことですが、わかりにくいですね。
●次に「自重自治」は難しい感じがします。
ネットで検索しても4文字まとめての意味を明快に答えるサイトはなく、「自らの使命を重んじ、品性を保ち、自らが定めたことによって自らの行為を律すること」とあったくらいです。
そこで、2文字ずつに分けてみましょう。
・自重(じちょう)
自らを重んじること。自分の品性を保ち、卑下しないこと。自尊
・自治(じち)
自分や自分たちに関することを自らの責任において処理すること
まとめると「プライドを持ってよく考えて行動し、結果に責任を持つ」ということでしょうか?
●わからないものは自分で考えることが大切です。なんでも答えを欲しがるのは中学生まで。高校生としては、あーでもない、こーでもないと自問自答し、ときには友人と討論し、自分なりの考えを導き出す。場合によっては適宜修正を加える。そういう一見無駄とも思えるような、知的で贅沢な遊びをしてみると面白いでしょう。
何かを暗記するときの語呂合わせもその一つかと思います。そしてこの手の遊びのオプションとして面白くかつ考えを深めることができる方法(と勝手に思っているの)が、翻訳です。他の言語に置き換えるとき、きちんと理解していないと的確なものを導くことができません。
例をあげましょう。前任校の校訓の一つに「 敬愛協和を尚ばう(けいあいきょうわをたっとぼう)」というものがありました。私はこれをlove & peaceと訳しました。もちろん色々な解釈がある訳ですが、自分では気に入っています。
このように考えれば、自分のものになって常に自分の言動のよりどころとなり、一生忘れないのではないでしょうか?青春まっただなかの皆さんにはピンと来ないかもしれませんが、高校生の3年間は自分の基礎が完成するであろう宝物のような時間です。その時間を少し贅沢かつ豊かに使ってみてはどうでしょうか。
●本校の校訓の英訳案を考えた人がいたらぜひ教えてください。
※因みに兵庫県立神戸高等学校 にも同じ校訓がありました。
G7教育大臣会合
先週から5月15日にかけて、富山・石川でG7教育大臣会合が開かれ教育課題について話し合われました。大きな話題は、ポストコロナ、生成AI、留学だったそうです。
ポストコロナについては、単純にコロナ前に戻すのではなく、コロナでの教訓や得たノウハウを活かして新たな教育、特に教育環境を作っていくことが大切だと感じています。例えば、一人一台端末については、コロナがなければ、もっと遅れていたでしょうし、取り組む姿勢も違っていたと思います。 これを活かして学習の仕方を変えるくらいの変化が起こると(起こしたいと)考えています。
生成AIについては、以前ここでお話をしましたとおり、今までどおり便利な面は生かし、間違っている前提で賢く使うということで、関わり方を注意することが大切だと思います。
留学については、人の行き来が再開されて、活発になることが予想されているわけですが、これはやはり百聞は一見に如かずの面が大きいです。ICTが進んで、今までできなかったことができるようになっても、それは経験を補うことであって生で感じるものを超えることは当分できないでしょう。
ウェルビーイングもキーワードでした。いずれにしても人類は教育によって個人の寿命という限界を超えて知恵を鍛え、ここまで繁栄をしてきました。現代に生きる我々もその流れを大切にして行きたいものです。
<2023年G7教育⼤⾂会合 富⼭・⾦沢宣⾔(概要) をテキストマイニングしてみた結果>
不登校児童生徒の保護者のための支援ガイドを掲載します。(令和6年6月26日)
石川県立小松工業高等学校
代表メール
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