校長室より

団旗の授与式を行いました。

 本日昼休みの時間に、体育祭の団長6人に対し、団旗の授与を行いました。これから体育祭が終わるまでの約4週間の間、団の活動の中心に団結の象徴となるのでしょう。

 団をまとめ体育祭を成功に導くことは並大抵のことではなく、辛いことや苦しいこともあるでしょう。しかし、団長としての役割を全うし、団員の力を合わせて素晴らしい体育祭になるよう精いっぱいの努力を期待します。そうすることで3年生にとっては忘れられない思い出・財産になり、1・2年生にとっては小松工業に来てよかった、来年も頑張ろうと思える瞬間になるでしょう。 団長の皆さんの活躍を願っています。

 代表生徒が言っていたように、勝ち負けはありますがよい思い出になるよう、全校生徒が心を一つにして体育祭を成功に導て欲しいものです。

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【北信越大会】ものづくりコンテスト旋盤作業部門優勝!全国大会出場決定

 ものづくりコンテスト旋盤作業部門北信越大会において、機械システム科3年の西手秀志君見事優勝しました。詳細は部・団活動のページで追って報告予定ですが、全国大会出場権を獲得、全国大会優勝に挑戦することになります。なお、地元開催の令和4年度全国大会出場権では石川県代表選手が優勝・準優勝を飾っています。

 全国大会は令和5年11月11日(土) 福岡県 福岡職業能力開発促進センター(ポリテクセンター福岡)にて開催予定です。

全国大会要項

本校工場棟にある全国大会歴代成績に関する掲示

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【北信越大会】ものづくりコンテスト化学分析部門

 ものづくりコンテスト化学分析部門北信越大会の結果報告に参加選手他計4名が校長室まで報告に来てくれました。速報で上位進出ができなかったと聞いていましたが、参加した2年生からは来年に向けてまた頑張りたいということが伝わってきました。勝負なので順位がつくのはしかたないことなので、来年度に向けて部内でノウハウを蓄積し、継承していって欲しいと思います。

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科学雑誌 

 昨日9:00からの会議が終わって校長室に戻ると科学雑誌Newton が届いていました。

 教師になってからずっと購読しているものです。24歳のころからなので、34年目になります。最初は800円でしたが今は税込み1,190円です。はじめて存在を知ったのは高校2年生のときだったと思います。友人が学校に持ってきて読んでいた創刊間もないオレンジ色がまぶしい雑誌でした。その後、図書館にも入っていたので、そちらで読むようになりました。当時からカラフルなイラストや写真を使って分かり易く科学を解説するスタイルで、科学への興味が高まるとともになんだか読んでいる自分が大人になったような錯覚をしたものです。また、当時の雑誌としては珍しく広告が一切入っていないのも特徴でした。それなりに高価なのも頷けます。 

 仕事をするようになり自由になるお金が増えたこともあって、教員になった年から自分で購入して読むようになりました。当時勤務していた学校には本屋の外商の方がほぼ毎日来ていたので、自分で買いに行かなくても発売日には手に入っていました。このころ、高校時代の恩師でもある生物の先生には「室ちゃん、本代は月に1万円はかけるんだぞ」と言われ、本屋さんが持って来てくれる「今月出る本」という冊子でタイトルだけ見て興味のある本に片っ端からマルを付けて配達してもらっていました。 

 その Newtonの2023 10月号が届き、目を通していると今月号は私にとって気になる記事がたくさんあって驚きました。いつもは単に気づかないだけかもしれませんが・・・・。まず、特集はChatGPT。日進月歩いや分進秒歩の現代でも更に話題のAIですから、最新情報は気になります。他にも人工甘味料の発がん性報道に関する記事。こちらは私が個人的に味が好みでなくあまり口にしませんが、以前から気になっていたものです。特集ではありませんが、コンパクトにまとめられた最新研究のコーナーでは、ほくろから長い毛がのびる理由、室温超電導の追試験結果、運動で高血圧が改善するメカニズム、ミュー粒子で地下空間をナビゲーションなどは興味があります(特にミュー粒子は大学での卒業研究のテーマで懐かしい)。最後に毎月の星ごよみのページでは9/19に金星が最大光度とありました。金星は誰でも知っている明るい星で、私も大好きな星です。子供のころ外で遊んでいて暗くなりはじめて、「そろそろ帰らないと」と思いながらも楽しさのあまりもうちょっともうちょっとと帰りを引き延ばしていると空に輝いていたものです。星のこともよくわかっていないちびっ子にとって、「星が出たら夜、早く帰らないと家族が心配する」という気分にさせるのに充分でした。因みに9/19の”明けの明星”の明るさはマイナス4.8等星だそうですから、周りがかなり明るくても見えるでしょう。今からその日の犬の散歩が楽しみです。 

 そんな訳で高校時代から慣れ親しんだ雑誌が、出版不況と言われる現代でも元気に続いていてワクワクしながら読めるということに感謝です。生徒のみんなにも本に限らず、長く好きでいられるものを見つけて欲しいものです。 

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