教職員のつぶやき。 ー 本校の教職員全員が、週一回、リレー形式で、つぶやきます。

2024年7月の記事一覧

晴れ 夏休み2週目

夏休み2週目に入りましたが、向陽生の皆さんは規則正しく、充実した日々を過ごしていますか。夏休み課題は順調に進んでいるでしょうか。先生たちは、皆さんのスタディサプリの取り組み状況を即時に知ることができます。大変意欲的に取り組んでいる生徒もいれば、最終取組日が止まったままの生徒も・・・。夏休みは始まったばかりと思っている人もいるかもしれませんが、8月の全校登校日に慌てることがないようにしてくださいね。

さて、学校の方は連日、工事が続いています。1学期中は、教室棟2・3階が使用できず3年生の教室が離れた場所にありましたが、9月からは2~4階が使用可能となり、全学年の教室が同じ棟に設置されます。距離が近くなる分、チーム向陽の団結力をさらに高めていきたいですね。

 

笑う 一生に1度は乗りたい蒸気機関車

 私はあらゆる乗り物の窓から外の景色を眺めるのが大好きです。

陸上に限ると、クルマ < 列車 です。

列車では、新幹線 < 特急列車 < ローカル在来線 の順です。

特に県外のローカル在来線の車窓から見える風光明媚な景色がたまらなく好きです。

しかし、蒸気機関車だけは乗ったことのない幼い頃からの憧れの存在です。

あの黒光りする巨体から感じられる美しさ、可愛さ(車種によって)と

煙を吐いて進む力強さ、時代に逆行するアナログさに魅了されているのだと思います。

今年も憧れるだけで終わりそうですが、人生に残された夢の1つとして是非果たしたいと思っています。

期待・ワクワク ドラマ大好きっこ その➁ (その➀はR6.1.30に掲載)

 大河ドラマ「光る君へ」のお話の第2弾です。スタートから7か月が経ちました。後半戦はいよいよ紫式部(吉高由里子)が宮中に上がり、藤原道長(柄本佑)の娘である中宮彰子(見上愛)のサロンで活躍していく姿が描かれるのでしょう。このドラマには、本校の国語の先生方3人でハマっていて、「源氏物語」を知っているからこそ面白い部分と、知っているだけに許しがたい部分があるのですが、そんなお話で盛り上がってしまいます。

 聞くと、Z世代はドラマを見ないのだとか…。余程大好きな推しが出ていない限り「リアタイ」で見るということはほぼ無いのですよね。うう~む、残念!「光る君へ」の面白さを皆さんと語り合いたいのですが、誰かハマっている人はいませんか?

 因みに私は、藤原行成役の渡辺大知さんが出てくると嬉しくなっています。(昨日はめっちゃ活躍していました!)藤原行成は当代きっての能書家。三蹟の一人と数えられた人です。ですから渡辺さんが筆を持ってサラサラと字を書くシーンも多いのですが、ドラマ中の書道指導をされている根本知さんが舌を巻くほど渡辺さんは書字がうまく、吹替なしで全てのシーンを撮影しているとのことです。当然書道の経験者かと思いきや、渡辺さんは書道をやった経験がなく、根本さんが書く様子をすぐそばで見て、同じ動きで書いただけなのだとか…。俳優さんって本当に凄いですね。

 まだまだ面白くなりそうな「光る君へ」…ぜひご覧ください!

 そして、この「教職員のつぶやき」は夏休み中も休まず続きます。こちらもどうぞ、乞うご期待です!!

学校 1学期も明日で終了

4月に進級・入学してから早くも3月余りが経ちました。1学期は明日で終了となります。

遠足、スポーツテスト、県総体・総文、小運動会…それに定期試験や漢字テスト、小論文模試、インターンシップなどがあって、それなりに忙しい3ヶ月間ではなかったかと思います。

さらに校舎のリニューアル工事などで学校生活に多くの制約があって、不自由を感じた人もいたことでしょう。でも、そういう不満をあまり表に出さずに我慢している向陽生って、ちょっと素敵だと思います。

夏休みになっても部活動や就職指導などで登校する人が多いと思いますが、学校に来るたびに通路や入口の位置が変わり、校舎内の様子や周囲の風景が変わっていくって、なかなかない経験だと思います。常に新鮮な気持ちでいられます。

その気持ちで勉強にも取り組んでくれたらな…と、ちょっとだけ思います。昨日できなかったことが今日はできた、という新鮮な喜びを感じ続けてくれたら素敵だと思うのです。英気を養いつつ、ちょっと前向きにがんばってみませんか。

次に全校生徒が顔を合わせるのは8月下旬ですね。その時に皆さんの成長を実感できることを祈っています。

ニヒヒ 英語と日本語

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」

英訳すると I が主語になるんじゃないかと思ったら、

『雪国』のサイデンステッカーの英訳 ”Snow Country”では

The train came out of the long tunnel into the snow country.

「汽車は長いトンネルを抜け雪国に出た。」となっていた。

英訳ではThe trainが主語。「国境」は英訳されていない。

サイデンステッカーの”Snow Country”を読むと、日本語で読んでいる時とは違う景色が見えてくる。

翻訳ツールDeepLに訳してもらうと、

After passing through the long tunnel at the border, I found myself in a snow country.

こっちの方がしっくりくるんだけど。

川端康成がノーベル文学賞を獲得できたのはサイデンステッカーの翻訳があったからかも。ノーベル賞の賞金の半分をサイデンステッカーに渡したらしい。