日誌

2024年度

3/19の町野小

昼食の熊本支援チームの汁物は、クリームシチュー風のスープ。

いちょう切りの大根の甘みが生きたすっきり味。ごちそうさまでした!

今日は、歌のプレゼントが2つもありました。

 

1つ目は、宝塚市からのメッセージと千羽鶴、歌声が届きました。

「輪島市のお正月は大変でしたね。」「体調にもお気をつけください。」

子どもたちの魂のこもった歌声と歌詞に涙が出ました。

2つ目は、珠洲の若者が2名来校し、被災地の心の声を唄で届けにきました。

「能登半島地震 未来を担うわたしたちへ」と題し

被災者である珠洲・能登町の若者総勢100人が歌った「LIFE」の動画を見せていただきました。

これにもまた涙。私らも負けとられん!頑張るぞ!とパワーをもらいました。

 

県の英語指導の先生方には、英語だけでなく、倉庫の片付けや理科室の片付けもしていただきました。

「他の教室もこんな感じだったんですか?」

「そうなんです。一つずつ片づけていったんですが、ここはまだ手を出せてなくて・・・」

そんな会話をしながら、きれいに整頓していただきました。

 

今日もたくさんの方々のご支援をいただきました。本当にありがとうございました!

3/18の町野小

県の英語指導の先生、理科指導の先生に今日もご指導・ご支援をいただきました。

空き時間に、一緒に校区内被害・通学路点検をしていただきました。

町野川の堤防は、グニャグニャバキバキになっており、

橋は今は通行できるように復旧工事されたものの、発災当時の酷さが伺える場所もありました。

東大野のグランドゴルフ場は整地され、杭を打って仮設住宅建設が始まっていました。

道端には、ところどころ「災」と書かれた災害ゴミがまとまって置いてありました。

ゴミといえど、毎日使っていた愛着のある物、ご先祖様が使われていた物等、

それぞれが思い出のある物だったんだろうな、、、と思いながら、車での通学路点検を終えました。

車で走行できる道がかなり増え、建設業者の方の日々のご苦労に感謝するばかりです。

 

今日の昼食の熊本支援チームの汁物は、さつま揚げのスープ。

今までの汁物にはない、違った新しい出汁でおいしさ倍増。

毎日飽きさせない汁物メニューを考えていただき、ありがとうございます!

昼休みに、卒業生が総合でまとめたSDGsの発表しました。

「目標4:質の高い教育をみんなに」について調べ、

自分たちにできることをプレゼンしました。

在校生も職員も「質の高い教育」という概念を改めて知ることができ、

今の自分はどうなのか、そして自分にできることを考える機会となりました。

卒業式の後・・・

教室で、卒業生親子がお別れ会をしていました。

午後に郵送で届いた熊本の小学校からのメッセージをみんなに見てもらいました。

「くまもんやぁ!」「わあ〜すごい!」っと集まり、

一つ一つのメッセージを親子で読んでいました。

 熊本からの応援メッセージ、卒業生にとっても素敵な思い出となりました。

ありがとうございます!

そして、6年生一同からいただいたお花。

先生たちにとっても、忘れられない素敵な卒業式となりました。ありがとう!

 

第27回 卒業証書授与式

3月15日(金)、第27回卒業証書授与式を町野小学校体育館で行い、

令和5年度の卒業生8名(うちオンライン参加2名)が本校を卒業しました。

来賓の皆様、保護者の皆様、避難所の皆様に、卒業生の門出をお祝いしていただきました。

 「私たちは、人の痛みがわかります。私たちは人の優しさ・温かさを知っています。私たちは、たくさんの人に支えられ、協力をいただき、今日こうして卒業式をすることができています。」

「震災以来、皆さんは辛い思いをしてきたと思います。その中で、保護者の皆様、先生方、地域の方々、全国から思いを寄せてくださった皆様方のご支援で、今日のこの素晴らしい卒業式を迎えることができました。」

退場の際には、避難している地域の方々手作りの首飾りもかけていただきました。

教室に戻って各担任から卒業証書を渡し、オンライン参加の卒業生はChromebook越しに渡して記念撮影をしました。

在校生、職員、地域の方のアーチをくぐって「おめでとう!!」と見送られました。

8名中2名が地元東陽中に進学、他6名は市外、県外へとバラバラに進学する予定。

 

「これからの生活の中で、痛みを感じている人には、温かく手を差し伸べてください。

 自分が辛いときは、遠慮せず、周りの人を頼ってください。」

「人は、けっして一人では生きていけません。一人ひとりが協力し、助け合い、

 思いやりを持って行動すれば、辛いことも乗り切ることができます。」

たくさんの方々からいただいた言葉を胸に、それぞれの道へ旅立ち、活躍してくれることを祈っています。