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野々市明倫高等学校では、例年6月に北海道への修学旅行を実施しています。コロナ禍により令和2年度は日帰りバス旅行、令和3年度は時期を変更し九州への修学旅行を実施しましたが、令和4年度からは例年通り6月に北海道への修学旅行をおこなっています。
日誌
令和7年度1年生オリエンテーション
1年生が入学して2日目の9日(水)、学年全体でのオリエンテーションが行われました。
山元学年主任の話から始まり、教務課、生徒課、進路指導課、相談室、保健環境課それぞれの主任から、明倫で学校生活を送っていく上で知っておくべきことについて話がありました。その後には、交通安全教室・スマホ安全教室も行われました。
たくさんの話があり、1年生には長い1日だったと思います。新しい環境での生活に早く慣れて、1年生一人ひとりが自分らしく明倫で過ごしていけるよう、1年学年団全員でサポートして行きます。
日本旅行メタバース体験~観光×DX~
令和7年3月27日(木)に生徒15名で日本旅行金沢支店(勤労者プラザ)を訪問しました。
まず、講義をしてくださったのは日本旅行の紺谷さんです。
日本旅行は、コロナ禍による旅行意欲の低下に負けずに、「顧客と地域のソリューション企業グループ」として、ソリューション事業、ツーリズム事業、インバウンド事業を通じて地域課題の解決に取り組んできたことを語ってくださいました。
教育ソリューション事業としてメタバース体験をさせていただきました。
メタバース体験を担当してくださるのは、日本旅行の中村さんです。
・メタバースとは仮想空間とアバターを合わせたもの
・当初はメタバース内でいつでも旅行が行ける商品を作ろうとしていたが、全く需要がなかった。
・Life is a journey. 人生も旅行であることに気づき、人生を豊かにすること=社会課題の解決のため様々なメタバースコンテンツを制作している。
実際にメタバースを体験させてもらいました。まずはアバター作りです。
練習として二口先生を各班ごとに作りました。
その後実際にメタバース空間で動かすアバターを作りました。
(ウッディ、日本の妖精、渡邊圭祐さん、高嶋 ちさ子さんをイメージ)
1億通りのアバターを作ることが可能です。
メタバース空間内でアバターを動かしました。
このソフトは同時翻訳(24か国語)がついており、メタバース空間内で出会えば会話ができます。
将来的には脳波をキャッチして動かせるようにしたいそうです。
実際の活用事例として
・メタバース婚活
・メタバース物産展
・親子で楽しめるバーチャル博物館(24時間入れる)
・不登校支援 など
メタバース体験後は地域課題の解決のためにメタバースがどう活かせるかを班で考えました。
たくさんの新しいアイディアが生まれました。
最後に日本旅行さんの会社見学をさせていただきました。
どの方も暖かく対応してくださいました。日本旅行がいろんな人に愛されている会社であることが実感できました。
以下生徒の感想(抜粋)です。
・場所にとらわれずに世界中の人とつながれて、現実ではできない体験ができるのがとても面白いと思った。障害がある方も自由に行動ができて、たくさんの人とコミュニケーションをとれるので、もっとメタバースが広まったらいいなと思った。ライブやコンサートなどのイベントを自宅にいながら楽しめるようになったらすごく良いなと思った。
・ゲーム以外で仮想空間に触れることがなかったので新鮮な体験だった。今回得た知識も今後の進路を考える上で活かしていきたい
・メタバースによって今問題とされているジェンダー差別や民種差別が今よりも解決の方向に向かうといいなと思った。家で動けない人や外に出るのがあまり好きじゃない人でも、アバターなどを使って自由に色んな場所を見ることができてすごいなと思った。
学びと気づきの多い1日になりました。
石川県立看護大学訪問~看護×DX~
令和7年3月26日(水)に生徒15名で石川県立看護大学を訪問しました。
協同研究講座ウェルビーイング看護学 松本 勝 教授に
石川県立看護大学のDXに関する取り組みについて講義をしていただきました。
現代の看護の世界では一人ひとりが多様な幸せを目指すwell-beingが求められている。
世界的にも今後はSDGsからSWGs(サステナブル・ウェルビーイング・ゴールズ)へ移行が予想されている。
社会の要請に応じて、看護の世界ではデジタル技術の研究が進んできている。
特に超音波診断装置(エコー)による可視化の実現により、訪問看護の現場でも看護師が勘や経験に頼らず、適切に処置ができる仕組みが出てきている ということを知りました。
講義の後はDX機器の体験をさせていただきました。
コミュニケーションロボットとのふれあい 体圧分布の可視化
VRゴーグル体験 MRゴーグル体験
エコーによる体内の可視化体験 無拘束バイタルサインの計測
看護のイメージが180度変わるような体験ばかりでした。
最後に本校卒業生5名に来てもらい交流会を行いました。
卒業生からは普段聞くことができない看護学生の生の声を聞くことができました。
卒業生の立派な姿に、現役生は憧れの眼差しでたくさんの質問を投げかけていました。
以下生徒の感想(抜粋)です。
・SWGsを意識した授業やVRなど最新技術を使った授業をしていることを知ることが出来ました。VRを使うことで多くの人が効率的になることが知れたので、次は実際にVRを使った授業を受けてみたいと思いました。ドラマで何度も観ていたエコーを実際に体験できてとても楽しかったです。
・看護学にもデジタル化が進んでいることを知ることが出来ました。特に印象に残っているのはVRで教科書などを見ることができたり、疑似体験などができることに驚きを感じました。AIを活用したものが普通になってきているということにも興味を持ちました。
・患者さんに寄り添うこと以外にも、超音波を使って看護師が患者さんと向き合うとこは凄い医療の進化だと実感した。自分の進路はまだ決まってないけどこの機会も参考にして考えてかいきたいです。
・現代はデジタル化が進んでいて、今ある仕事は無くなるかもしれないけど、看護は無くならないと聞いて、看護師はいい仕事だなと思いました。DXを体験したときも、VRやロボットなどを使った授業ができるのはすごいなと思いました。最後に、明倫の卒業生と交流して、いい話やためになる話などが聞けて、よかったです。
とても学びの多い良い1日になりました。
家庭部員が能登支援レシピコンテストの決勝大会に出場しました!
3月23日10~15時ラクナ羽咋にて、料理研究家のYouTuberリュウジさんが審査員をして、調理とプレゼンテーションの実技審査がありました。
家庭部の24H平谷百彩さんと山下柰沙さんが、「能登豚のとん平焼き丼」を作り、多くの応募の中から特別賞を受賞しました。
人気YouTuberということもあり、楽しいトークとデモンストレーションにより会場は盛り上がっていて、コンクールの模様は後日リュウジさんのYouTubeに配信されるようです。
卒業生講演会を実施しました
3月17日(月) 卒業生をパネラーとして迎え、在校生に対して話をしていただきました。
勉強と部活の両立はどうしていたのか?
どのような勉強法が効果があったか?なかったか?
スマホとのつきあい方は?
などなど、パネラーの皆さんの経験を伺いました。
在校生には、自身の取り組みを振り返ったり、学習計画に役立てたりする材料にしてもらいました。
<在校生の感想(一部抜粋)>
・受験について現実的に考えることができました。
・みんなチャレンジして大学に受かっていたので僕も最後まで諦めずにチャレンジしようと思いました。
・勉強の仕方や時間だけでなく、スマホや塾との向き合い方・大学調べで今後、調べたいこと・モチベーションなども知れて、大学受験に向き合う覚悟ができました。
在校生の皆さんの、これからの取り組みに期待したいです。
Tableau 教員研修
2月27日(木)Tableauの教員研修を行いました。
講師は北陸大学経済経営学部マネジメント学科の 田尻慎太郎 教授です。
Tableau(タブロー)とはデータの収集や分析、加工ができるBI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。専門的な知識や能力がなくても、優れたビジュアルのレポートを作成でき、さまざまなデータをダッシュボード上で比較できます。Excelでは対応できないほどのビッグデータでも、簡単に処理することができます。
班で助け合いながら学習をしました。
簡単にダッシュボード上で比較できます。(下の画像のデータはダミーデータです。)
動画を見ながら、操作方法を学びました。
R8年度「理数探究基礎」の新規開設を目指して、データサイエンスを教員も学んでいるところです。
第40回卒業式
3月1日(土)、本校第一体育館にて第40回卒業式が行われました。
卒業生は入学したときと同じように担任の呼名に元気に返事をし、31H横山さんが総代として学校長から卒業証書を受け取りました。28H加藤さんは送辞の中で卒業生への感謝の気持ちを伝え、31H初崎さんは答辞の中で仲間と過ごした高校生活の思い出を振り返りました。16H浜野さんのピアノ演奏に合わせて、初めて学年全員で校歌と式歌「旅立ちの日に」を歌い、卒業生264名は本校を巣立っていきました。
卒業式に際して、ご祝辞をお寄せくださった野々市市長粟様はじめ、ご臨席くださいました来賓の皆様、ありがとうございました。
KUGS特別入試説明会を実施しました
2月12日放課後、金沢大学の先生を招いて、KUGS特別入試説明会が開催されました。
会では、大学での学び、高大接続に関すること等、様々な情報を聞くことができました。
また、本校教員からの経験談も聞くことができました。
参加した生徒は、今後の学校での過ごし方や普段の生活に対して気合いが入ったのではないかと思います。
頑張れ!明倫生!!
1年生「消費者教育の金融講話」を実施
2月4日(火)7限に家庭基礎の授業において「資産形成の必要性」と題して金融教育の講話を実施しました。銀行員の方のお話をアクティブラーニング室から各クラスに配信し、生徒は、お金に関するスペシャリストの説明を興味深く聴き、得るものが多かったようです。
令和6年度主権者教育 「選挙出前講座」を実施しました。
2月4日(火)7限目のLHの時間に、石川県選挙管理委員会・野々市市選挙管理委員会の方に2年生を対象に「選挙出前講座」を実施していただきました。
今年度は、寒波のため例年と異なり各教室でオンライン配信にて選挙管理委員会の方から選挙についてのお話を聞いた後、学習室に設けられた投票所に移動して、本物の記載台や投票箱、投票用紙を使った模擬投票を行うという形となりました。
投票は、投票所入場券を持参し、受付をしたのち、投票用を受け取り、記載台にて候補者の名前を記載し、選挙立会人・選挙管理者が見守る中、投票箱に投票するという実際の選挙に近い形で行われました。
また、2つ設けられた投票所の受付4名、選挙管理者2名、選挙立会人2名は、2年生の選挙管理委員と生徒会長を中心に勤めました。選挙立会人の生徒は、投票する生徒に対して、「投票用紙を折り曲げて投票してください。」と声をかけるなど、選挙を見守っていました。
実際に近い手順の選挙を体験することができ、生徒にとって貴重な体験となったと思います。