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日誌

若者向けライフプランセミナー 2年生

10月16日(水)4限に2年生を対象にライフプランセミナーを開催しました。

講師に「よしもと住みます芸人 ぶんぶんボウル」さんが来校され、人生観について話をしてくださいました。

生徒からは人との出会い1つで人生が変わることや、日々の小さな選択がいずれ大きく進路に関わることを学べたという意見がありました。

生徒、職員ともに今後の人生に活かしていきたいと思います。関係各位の皆様、ぶんぶんボウルさん、お忙しい中本当にありがとうございました。

自転車盗難防止キャンペーン

10月16日(水)朝、白山警察署や野々市市防犯協会の方々が来校し、自転車盗難防止のためのキャンペーンが行われました。白山署のゆるキャラ「はくさんくん」(ニホンカモシカ)も、アーチ下で登校する生徒を迎えてくれました。

自転車の施錠はもちろん、 安全確認・ながら運転禁止・ヘルメット着用等、気をつけていきましょう。

能登地区探究フィールドワーク in 輪島 

10月15日(火)本校 創立記念日に生徒22名、教員8名、計30名で輪島市に行ってきました。

経緯は1年生のとある一言から始まりました。

 

わたしたちを輪島に行かせてください。

 

現在1年生は総合的な探究の時間に、「野々市・石川ワンランクアップ計画」という活動を行っています。

今年は野々市市だけでなく、他の地域にも目を向けてその地域を少しでも良くするための方策を探究しています。

その中で能登地区を探究の場として活動している班の生徒から、学校や市役所が開いている平日に能登地区にいけないかという声が上がりました。その生徒の声を実現すべく、探究・DX推進室として「能登地区探究フィールドワーク」という形で企画を実現させました。

 

8:00に本校を出発しました。バスの中からでも地震や豪雨の被害の甚大さを感じました。

11:00~ 輪島市街を散策しました。

少しずつ復興は進んでいる様子でしたが、まだまだ元の街に戻るためには時間がかかりそうです。

生徒の感想(抜粋)

・輪島に行って、被災地の現状や被災者の体験などを聞いて、テレビで見たり聞いたことよりも悲惨な状況だなと思った。能登の状況をもっと伝えていかなければいけないと実感した。

・今回初めて能登に行って地震や土砂崩れの被害の跡を見てこんなに酷いことになっていたのかと驚いたし、悲しい気持ちになった。輪島の人たちは暖かく歓迎してくれてとても嬉しかった

・輪島市を見て地震の残酷さを知りました。建物が傾いていたり倒れていて復興するのはまだまだ先だなと思いました。私は輪島のためにボランティア活動に尽力したいなと思いました。

・地震と洪水の復興が十分に進んでいない現実を目の当たりにした。しかし、住民の方の話を聞くと、地元を愛し大切にする気持ちや、復興させ前に進んでいきたいという意志が強く感じられた。私自身被災前の輪島に訪れたことはなかったが、同じ石川県にこんなに素敵な町があるのだと肌で感じられて、フィールドワークに参加してよかったし、とても貴重な経験ができたと思う。

 

12:00~輪島高校に訪れ、5、6限目の授業に参加させてもらいました。

5限目は2年生の総合的な探究の時間の活動を見させていただきました。

能登復活に向けた様々な取り組みを各班が行っていました。生徒たちは大きな気づきや学びを得ていました。

 

6限目は1年生の地理総合の時間に参加させていただきました。

輪島高校の野々市明倫高校で互いにインタビューをしたり、交流することができました。

伝災」という熱い使命を感じました。自分たちも、ここで聞いたことを広めていかないといけないと感じました。

思っていた以上に生徒同士仲が良くなり、名残惜しい別れになりました。

以下生徒の感想(抜粋)です。

・輪島の高校生と交流して話を聞いたときも、すごくつらい思いをしていいるはずなのにニコニコして話してくれたのも悲しくなったし本当に同い年か疑うくらい大人な人たちだなと思った。輪島の人たちにとって当たり前の日常が幸せと思えるように、改めて私達に何ができるかを真剣に考えていく必要があると思った。

・輪島高校のみなさんは辛くて、大変な思いをしたのにも関わらず私たちにとっても優しく接してくれて、さらに今の状況をSNSで発信しようとするなど行動を起こしていました。私たちに少しでもできることがあったら、本当に実践していきたいです。そしてまた、輪島高校に訪問したいと思いました。

・実際に体験した能登の現状や温かさを、総合的な探究の時間を活かして多くの人に発信する。能登への寄付金に協力する。

 

以下企画責任者の感想です。

この企画を運営するにあたり、多くの方々に協力をいただきました。本当に感謝しております。

輪島市の方々に迷惑がかかるのではないかという想いもありました。しかし、どの方も「来てくれてありがとう

と声をかけてくれます。輪島市の人達と交流をして気がつきました。輪島市の一番の価値は「人」だということです。

この輪島の人達のあたたかさ、おもてなし、元気、復興へ向けた想い、すべてが財産です。以前輪島に住んでいた様々な出来事がフラッシュバックしてきました。この人こそが世界に向けて発信できる大きな魅力であると感じました。

この街は生きている。どこの街よりも生き生きと。

改めて、輪島高校の皆さんを初め、沢山の能登の方々に感謝申しあげます。ありがとうございました。

 

令和6年度 文化教室

 本年度も無事に、令和6年度文化教室を開催することができました。

公演内容は、ゴスペルでした。生徒にとっては、あまり聴き馴染みのない音楽ジャンルだったかもしれませんが、生徒も一緒に、音楽に参加するコーナーでは、ノリノリで音楽を楽しんでいました。(写真はコール&レスポンスの様子です。)

 

データ分析ソフト「Tableau」を利用した授業

本日、37Hの6,7限目に北陸大学経済経営学部 経済学科の 田尻 慎太郎 教授にデータ分析に関する出前授業を行ってもらいました。

 

 以下は講義の概要です。 

 データは事実を表すものではあるが、データがあるだけでは価値がない。

 データから有益な情報を取り出す必要がある。

 データを可視化することで、情報を把握することができる。

 「Tableau」というデータ分析ソフトは世界の大企業でも使われており、

簡単な作業でデータを可視化できることが特徴

 

7限目は生徒のchromebookで演習予定でしたが、残念ながら生徒の端末では

 認可がおりず、使えませんでした・・・

(高校生の授業でTableauの使用を試みたのは全国で野々市明倫高校が初かも!?)

 演習はできませんでしたが、田尻先生に使い方や有用性を講義してもらいました。

簡単な作業で可視化できることに生徒も驚いていました。

 

最後に、北陸大学の学生さんの「1日1Tableau」という毎日データ分析をしている

活動を紹介してもらいました。

以下、生徒の感想(抜粋)です。

・グラフが見やすくなる方法や整理することが大切ということを学べました

・今回は使う事ができなかったけど、Tableauは見ているだけでもわかるほど、とても操作が簡単でややこしい知識がなくても誰でも操作ができそうで一度使ってみたいなと思いました。

・1日1タブローはすばらしいとおもった。かっこよかった。

 

データ分析の大切さを学べる有意義な時間になりました。

トビタテ!留学講演会

「トビタテ!留学JAPAN From いしかわ」の制度を使って夏休みに短期留学に行っていた3年生3人に講演を行ってもらいました。1、2年生の希望者を対象に ウズベキスタン、シンガポール、韓国の留学体験談をそれぞれ語ってもらいました。ホームステイ先や学校の授業の様子、食事、大変だったことやハプニングなど、実際に留学に行った人からでないと聞けない話がたくさんありました。

   

以下、生徒の感想(抜粋)です。

・とても留学に行きたくなりました。本当に行きたい。

・現地でしか分からないことや体験できないことができるのは良いなと思いました。

・英語圏に行って実際話すのはとても大切なんだとわかった。

・行動力がすごいし、英語は韓国に行っても必要になるため、英語は大事だと思った。

・とても楽しそうだった。大変なこともあるだろうけど行ってみたいと思った。

・慣れない場所で生活するのはとても大変なイメージだったけど、お話を聞いて楽しそうだなと思いました。

・留学先でのハプニングに対応する柔軟さが大切だと思いました。面白かったです!

とても有意義な時間になったようです。

9月3日 2年生進路講演会・3年生共通テスト出願説明会 を実施しました

【2年進路講演会】

(株)ベネッセコーポレーションの山田章宏浩氏を講師としてお招きし、2年生の進路講演会を実施しました。

2学期がはじまり部活動でも中心として忙しくなる中で、どのように進路実現に向けた学習を進めていくのか、お話を伺いました。

・漠然とした不安感ではなく、目標点数を明確にした「危機感」を持って取り組もう!

・授業も模試も「復習」が大事!(予習→授業→復習→宿題→テスト対策→テスト→テスト復習)

・知らないものは自信をもって選べない。もっと調べてもっと知って、目標を掲げよう!

【3年共通テスト出願説明会】

今年の共通テストは1月18・19日です。

いよいよ近づいてきた実感とともに、一人ひとり緊張しながら説明を聞き、記入しました。

 

明倫祭企画「VR体験・ドローン実習」

探究・DX推進室企画として、明倫祭1日目に「VR体験・ドローン実習」を行いました。

 

まず、7月頃にドローンに興味がある生徒、VRに興味がある生徒を対象に企画補助の有志を募りました。

8月21日(水)に集まった15名の生徒を対象に、金沢学院大学の情報工学部の張江先生と学生さんにドローンのプログラミングの事前指導をしてもらいました。

 

明倫祭の前々日 女子テニス部2年生に飾り付けをしてもらいました。

 

明倫祭前日 21H西森君にドローンゲームのルールや細かい調整をしてもらいました。

明倫祭当日 

VR体験は金沢学院大学さんの機材を持ってきてもらい、金沢学院大学の吉田先生や学生さんにサポートしてもらいながら、26人のお客さんにVR体験をしてもらいました。ディスプレイで見るより、VRゴーグルで見る方がリアルです。触って動かすこともできました。最先端の技術は自分たちの想像の遥か上をいっています。

ドローン実習は金沢学院大学の張江先生や学生さん、本校生徒に、29名のお客さんのプログラミングのサポートをしてもらいました。ドローンを動かすだけではなく、ゲーム形式で行いました。プログラミングでドローンを操縦し、目標箇所に着陸できたらポイントがもらえるというゲームです。高難易度のものに何度も挑戦し、熱中するお客さんもいました。

来てくれたお客さんにとっては、とても満足度の高い有意義な時間になったと感じています。

体験入学

7月31日(水)体験入学が行われました。

中学生は9:00~各教室で2科目の体験授業を受け、その後本校生徒が作った学校紹介や部活動の動画を視聴しました。11:00頃~各部活動の体験・見学が始まり、部活動の生徒たちは積極的に中学生に声をかけ案内をしてくれていました。中学生が困らないよう配慮する場面も多くみられ、高校生の頼もしさに胸が熱くなる体験入学でした。

写真はインターハイ出場のフェンシング部と人気の女子サッカーの体験の様子です。

 

立山登山

 7月29日(月)に探究推進室第2弾の企画として、「立山登山」を行いました。

この企画は探究推進室と山岳部のコラボ企画であり、明倫初の試みです。

 

1・2年生の希望者9名と教員数名で朝5時に出発

立山駅で、立山ガイド協会の北村俊之さんと合流 → ケーブルカーで美女平駅まで移動 

       

室堂(登山の出発地点)目指してバスで移動   →  野生の猿発見

 

10時頃 出発 この地点は数百年前の火山の影響で平です。石畳は凝灰岩でできています。

7月ですが、一部雪道も残っています。

中間地点一ノ越を目指してひたすら進みます。あたりは硫黄の臭いが漂っています。

この丸みを帯びた地形はカール地形といい、かつてあった氷河によって作られました。

11時頃 中間地点 一ノ越到着 しばし休憩 

トイレも有料(100円)です。 中にはリタイアをしたいという生徒も。 

この日は奇跡的に晴れましたが、山頂付近は風が強く吹いていました。メンタルとの勝負。

経験豊富な山岳部顧問やガイドさんの指導のおかげで、誰もリタイアをすることなく、安心感を持って登山再スタート 

 

山頂を目指して 霧の中をひたすら進む

岩に赤色で書かれた矢印をたよりに進む。

あっ 

雷鳥だ!!!!!!

雷鳥は絶滅危惧種で地上では、なかなか見ることはできません。

生徒からは「かわいい~」との声も。

無事 立山雄山(3003m) に到着 

 

山頂でのご飯はおいしい。ポテトチップスの袋も気圧で膨らんでいる。

13:00頃 下山開始 

体力が尽きかけている生徒も。皆で励まし合いながら下山しました。

15時ごろ 全員が怪我なく、無事到着 

とても学びの多い良い1日になりました。以下生徒の感想(抜粋)です。

「人生で一番動いたと思うぐらいずっと歩いていたので、忍耐力がついたと思う。途中途中ライチョウやサルなどの動物を見て、彼らの住む環境に驚いた。今年は修学旅行で北海道とかなり遠いところにも行ったが、近い場所にもまだまだ知らない世界があるとわかった。」

「初めて登山をして標高が高くなるほど風が強く霧が濃くなっていることを知った。霧によって水滴ができていて化学で習ったことを見つけることができて嬉しかった。また、風が強すぎて体が揺れてしまったり息がしにくくなったりと風の影響が強いと知れた。途中で雷鳥を見たりいろんなお花を見れて立山の自然を見れて楽しかった。最後の方は体が軽く感じて自分の気持ちによって変化すると学び、マイナス思考にならずにプラス思考が大切だとわかった。立山は自然がきれいだったからいつか違う山も登って自然を見てみたいと思った。」

「登りはとてもしんどくて上に上がるにつれ風も強くなっていったり酸素も薄くなっていって普段よりも呼吸がしにくかった。途中でリタイアしようかと考えるくらいきつかったけど、頂上に辿り着いた時一つのことをやり遂げることができたという達成感を味わうことができた。立山登山を通してどんなに大変なことがあったとしてもそのあとにはすごくいいものがあるということを学べた貴重な機会だった。今回の登山だけに限らず、これからいろいろなことに挑戦していきたいと思った。」