学校日誌

2021年11月の記事一覧

ほりほりの部屋Vol.87 「エンピツはともだち Part2~『ボールはともだち こわくないよ』(「キャプテン翼」より)~」

 皆さん、こんにちは。堀です。2学期末試験も終了し、1・2年生諸君は部活をはじめ、ガマンしていたことに再び取組始めたようです。体育館やテニスコート、校内のいくつかの教室での元気な姿をながめていると、ほっとします。3年生諸君は、この週末、休む間もなく、外部模試でしたね・・・「練習試合」の判定結果に一喜一憂するなかれ!「本戦」は1月15日16日以降です。あせらず!あわてず!GAT!!!

 本日、7限目の時間(集会&LH)に、3年生のホーム担任8人にお願いして、以下のような書面と「激励エンピツ」1人2本を配布してもらいました。

 

2021年度・金沢錦丘高校3年生諸君へ

金沢錦丘高等学校・校長 堀 義明

 

~3年生激励エンピツについて~

 3年生諸君!「なりたい自分」になるための「踏み台」を決める時期が近づいてきました。心と体のコンディションはいかが?体調管理もまた「実力」のうち。しっかり食べて、しっかり寝て、しっかりルーティン守ってこう!

*すでに「踏み台」が決まった諸君!これから決戦に向かう友のため、他の3年生のため、何かバックアップできることはないか?よく考えて「行動」を起こすこと、切に期待しています!“Actions speak louder than words!”

 校長として赴任してきて3年、教員としての最終年。様々な教育活動をともに過ごしてきた諸君に、いよいよ真価が問われる時期がやってきました。「何か具体的な激励になるものを渡せないか、何か支えになるようなものを。」と考えてきました。

 試験会場は孤独です。だれも助けてはくれません。会場に持ち込めるのは、筆記用具だけ。特に、マークをぬりぬりする試験では、受験生にとって、そう「エンピツはともだち」なのです。

 道具は大事にしてください。道具は命。本番会場でも、いつもの道具を、いつものように使うのです。全ては普段どおりの実力を出し切るため。普段どおりにできれば、いかなる結果に対しても納得できます。しかし、普段どおりにできなかった結果には後悔が残ります。

 試験会場にも持ち込めて、諸君のみが理解できるメッセージを込めた、記念エンピツなら、と考えた次第です。

「NSK 2021」は、「NiShiKi」と、「2021年度卒業(予定)」から。

「GAT! by HY」は、赴任当時から言い続けているキャッチコピー「元気で、明るく、たくましく(高校生活を乗り切って欲しい)!」の日本語イニシャルから。堀は英語で自己紹介する際、“My name is HORI Yoshiaki. HORI is my family name and Yoshiaki is my personal name.”と言います。日本人としての考え・価値観・文化・伝統・アイデンティティはとても大切。しかも、名前の紹介。「名姓」ではなく、「姓名」の順番は、日本人としてのアイデンティティです。なので、堀のイニシャルは、「HY」。「by HY」で「堀より」。

 文字の色は、もちろん、スクールカラーの紫・すみれ色。

 1人に2本配るのは「夢を実現するルートは、1つだけじゃない」ということを再度、確認したいからです。「夢の微調整」は、卒業までのこの時期、とてもとても大切です。担任及び保護者とよくよく話をすること、大切です。

 “I DO hope all of you will make your dream come true.” by HY

 去年の先輩達も、この時期、思うような合格判定が出ず、苦しんでいる人が多く見受けられました。諸君が沖縄に行っていた頃、12月中旬の保護者面談(3者面談)において、担任から、より「現実的な」様々な受験パターンが提示されたようです。しか~し!本番の「第1回大学入学共通テスト」において、自己最高点をマークする錦生続出!夢を叶える「踏み台」へ駆け上がっていったのです。結果的には、かっこいい学年でした。

 今の自分を、自分自らが信じずして、誰が今の自分を信じるというのか!世界中のみんながあなたの未来を信じていなくても、あなた自身が自分の未来を信じていれば、それでいいのでは?あなたの可能性を全否定できる人など、どこにもいやしません。ただし!実現に向かう「ルート」は、決して1つではありません。Break-throughできる突破口は必ずあります。手段・方法はいろいろあります。1人で悩まず、担任や保護者、経験豊富な「おとな」の意見にも耳を傾けてください。

 3月2日の卒業式のその日まで、全力で応援していきます!本校のシンボルツリー、梅の花のように、寒い寒い冬を堪え忍び、春、311名、それぞれが見事な花を咲かせてくれること、心より祈っています。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.3年生諸君、エンピツは削って使ってください。使ってこその「道具」なのですから。お守り代わりにも。

錦高日記11月30日(火)~高校生への質問募集~

 高校の生徒会が金沢錦丘中学の生徒を対象に高校生への質問を募集しました。

 中学生からの質問は毎年受け付けていますが、今年度はより質問がしやすくなるように期間ごとのテーマの設定や回答についてもっと詳しく知りたいときは重ねて同じ質問ができるなどの工夫がなされています。

 この日は生徒会執行部の3人が中学3年生の教室を訪れ、高校の部活動や勉強の仕方などを説明しました。中学生は高校生の話を熱心に聞き、どんな質問をしようか考えていました。

 高校生徒会長の野田くんは「部活に対する興味・関心や高校の授業へのやる気を持ってもらえるように質問に答えたい」と意気込みを伝えてくれました。中学生のみなさん、これからもたくさん質問してください。

錦高日記11月29日(月)②~明日からノーチャイム~

 明日11月30日(火)~12月2日(木)の3日間は、「時間を守る意識を高めること」を目的に、チャイムが全日、鳴りません。授業の始まりや終わりは教室や講義室の時計を基準に、時間を意識して行動してください。生徒のみなさんのセルフマネージメント力が高まることを願っています。

錦高日記11月29日(月)~試験終了・部活動再開~

 1、2年生の2学期末試験が午前中で終わり、試験期間中お休みだった部活動が、午後から再開されました。3階の第一フロア(体育館)では、女子バスケットボール部、男子バレーボール部、バドミントン部が、2階の柔道場では少林寺拳法部、卓球場では卓球部、テニスコートではテニス部などが活動しています。ミーティングの後、基礎練習から始まり、徐々に活動量を上げていくメニューが行われていました。久しぶりの部活動、どの生徒もいきいきとしており、楽しそうです。寒くなってきました。活動前に十分身体を温めて、けがなどしませんように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月26日(金)~各種アンケート~

 3年生は今日が高校最後の定期考査でした。大学入学共通テストが行われる1月15日(土)まで50日を切り、寸暇を惜しんで勉強する3年生の姿が校内のあちこちでみられます。

 今日の「コミュニケーション英語Ⅲ」の試験の後、Chromebookなどを活用して、「授業評価アンケート」「学校評価アンケート」「学習・健康・生活に関するアンケート」を行いました。これらのアンケートは生徒のみなさんがよりよい学校生活を送れるよう、日常生活などを把握し、今後に役立てるためのものです。この結果をもとに魅力ある学校づくりに向けて積極的に取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.86 「寄付と投資~ミャンマー81・インドネシア69・スリランカ50・日本23で64~」

 皆さん、こんにちは。堀です。めっきり寒くなりました。こたつと鍋が恋しい季節となりました。受験勉強も、期末試験もいよいよ正念場!風邪などひかぬよう、しっかり食べて、暖かーくして、体温調節しっかりと~~~GAT!

 タイトルの国名と数字が何を表しているか、わかりますか?前回、企業のCSRの一環としての「寄付」行為について簡単に紹介しました。今回、ここにあげた国名と数字も、「寄付」に関わる、堀にとっては、とても残念なデータの一部なのです・・・諸君はどう感じますか?

 コロナ禍前の2019年、イギリスのチャリティ団体Charities Aid Foundation(CAF)が公表しているデータによると、「寄付経験がある人」の割合で、日本は世界で64位(先進諸国の中で最下位・・・)、23%の人しか寄付をしていません。日本よりずっと貧困に苦しんでいるスリランカでも50%、国民の半数が寄付経験を持ち、インドネシアでは69%、3人に2人の人が寄付をしています。さらに、寄付割合世界一がなんと、ミャンマーで、81%、5人に4人もの国民が寄付を経験しています。つまり、グローバルな視点で眺めてみれば、日本人は投資もしなければ、寄付もしない国民、お金そのものを、大事に手元や銀行にためておくことが好きな国民、お金を回さない国民ということになるのです。(一方で、パチンコ屋さんのない街は、日本中、どこにもないくらい、博打的なお金の回し方には、さほどの抵抗感もない国民ではありますが・・・外国人の多くは、ネオンきらきらのど派手看板と常に駐車場満車状態のPACHINKOという場所にものすごく違和感と興味を覚えるということ、知っておいてください。説明を求められたら、“Like a small Las Vegas”くらいに例えると、“Oh! I see.”と言ってくれます。日本独特のPACHINKO文化を、経済(史)的視点から分析すると、けっこう面白いんです。例えば、野々市のある大規模店舗は、仮に開店時刻を1分繰り上げただけで、約200万円、店舗の利益が上昇するとのこと<都市伝説か??>。お金、回しまくりです。パチンコファンの大人たちは、日本経済活性化に一役も二役も貢献しているのです?!家庭経済は崩壊か?!まさにDSG<大・損・害>?!)

 諸君は、「『寄付』と『投資』は同じだ!」と言ったら、どう思いますか?『寄付』というのは「今すぐには必要としないお金を持っている人」が「今すぐにお金を必要としている人にお金を回してあげる」という、ある種、崇高な「利他的」行為。かたや、『投資』というのは、「増えたり減ったりする、博打みたいなもの」、あるいは「自分が儲けるためにやるもの」、つまりは下世話な「自己中心的・利己的」行為と捉えていませんか?

 実は『投資』も、『寄付』と同じ意味を持っているのです。例えば、ある企業が工場を大きくしようと思ったとき、その資金を得る方法は大きく分けて2つ。1つは銀行から借りる方法、もう1つは増資したり、社債というものを発行して調達する方法です。そもそも、銀行の保有するお金というのは、預金した人のお金であり、巡り巡って企業に貸し出されるわけです。つまりは、銀行預金もまた、間接的に、ではありますが、お金を回していることになります。一方で、株式や社債を購入するという行為は、もっと直接的に企業にお金を回してあげることになり、この行為を『投資』というのです。したがって、『投資』とは、「自分が儲けるためにやるもの」であると同時に「人の役に立つためにやるもの」でもあるということなのです。

 諸君、『寄付』も『投資』も、今すぐには必要としないおマネーを、今すぐ必要とする人に回す行為、という点で同じだということ、理解できましたか?違いは、『投資』では、利益が出たら、お礼に配当(金)が得られ、『寄付』では、おマネーは戻らないが、相手から「感謝」の気持ちが返ってくる点でしょうか。昨今流行の「クラウドファンディング」も、ICTを活用した、『寄付』と『投資』のハイブリッド形態、と見なすことができるかもしれませんね。「ふるさと納税」なんかも、両方の性格が見え隠れします。

 『投資』は、世の中で必要とされる所へおマネーを回すという意味で、世の役に立つ立派な「利他的」行為であり、見方を変えれば、『寄付』というのは、自分の心の満足を得るという側面もあるので、「利己的」行為とも言えるのではないでしょうか。いずれにせよ、どちらも、心に余裕がないとできない行為かもしれません。諸君!自分のできる範囲で、困っている人たちに対して、おマネーを回してあげるというのは、とてもかっこいいことだと思いませんか??堀は、ステキだな、と思います。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP & TGIF!

P.S.『投資』には、「配当(金)」以外に、「株主優待(券)」というオマケがついてくるパターンもあります。食品関連株や陸運・空運株はなかなかおトクな面白い特典があって楽しいですよ。少し具体例を紹介。

「日本マクドナルドホールディングス」やら、「くら寿司」やら。

「ANAホールディングス」やら、「東日本旅客鉄道(通称:JR東日本)」やら。

実物を見たい人、校長室へCOME,COME!

さらには、こんなんも。まさに、『投資』と『寄付』のハイブリッド!被災地支援企業への『投資』に対し、返礼品での感謝!『寄付』したかのような充足感も得られます。

こういう企業への『投資』は長期保持が基本です。参考まで。

それぞれの「優待」、ググってみてね。楽しいよ。

錦高日記11月25日(木)~考査3日目~

 定期考査3日目です。1,2年生は月曜まで試験がありますが、3年生は明日が最終日となります。放課後、校内に設置された学習スペースで、生徒たちが自習をしています。それぞれの学習スペースにはルールがあり、生徒たちはルールを守って学習しています。

 たとえば、マルチメディアセンターの5階(1番目の写真)、ここでは原則、私語ができません。みんな静かに自習しています。友だちに質問しながら勉強したい人は、4階の化学講義室(2番目の写真)に集まっています。購買前のスペースは小さな声なら相談してもよいようです。冬を迎え、購買前のスペース(3、4番目の写真)には寒さよけのカーテンが設置されています。外は雨で寒いですが、校内はみんなのエネルギーで暖められています。

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月24日(水)~沖縄コーナー開設~

 4階のマルチメディアセンターの一角に、沖縄に関する書籍が展示された、沖縄コーナーが開設されました。沖縄県に関するデータや琉球王国や紅型(びんがた)など文化に関するもの、沖縄戦に関するドキュメントや戦争体験者からのメッセージなどたくさんの本が展示されています。特に、2年生のみなさん、今回の期末試験が終わったら、ぜひ、閲覧してください。沖縄についての知識が多ければ多いほど、現地での思考が深まったり、感動したりなど、旅行がより意義あるものになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月22日(月)~今日から定期考査が始まりました~

 今日から、1,2年生の2学期末試験と3年生の学年末試験が始まりました。1,2年生は29日までの5日間、3年生は26日までの4日間です。

 今日の1限目、どの生徒も試験問題に真剣に取り組んでいました。放課後も教室や自学スペースなどで自習する生徒、教員に質問する生徒など、各自が課題に向き合っています。明日の祝日は学びを深めることができる貴重なお休みです。有意義な1日になることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月19日(金)~英語研究部ードラマフェスティバル~

英語研究部です!

11月12日に第43回イングリッシュドラマフェスティバルが行われました。

 

 

 

 

 

 

 

(プログラムの表紙イラストは本校生徒が担当しました!)

私たちは「The Guardian of Ocean」という、環境問題をテーマにしたオリジナル劇を発表しました。出番が最初ということで皆緊張していましたが、始まる前には舞台袖で互いを励まし合い、本番では練習した成果を発揮できました。

今回の発表に向け、本番2週間前からは毎日集まって練習を行いました。セリフを覚えるだけでなく、発音や小道具作りにもこだわり、良い作品が作れたと思います。


次は2月に暗唱コンテストが行われます。部員一人一人がアドバイスなどを通して高め合い、本番に臨みたいと思います!

錦高日記11月18日(木)~錦丘中学校公開研究会参観~

 今日の午後に開催された錦丘中学校の公開研究会、たくさんの来校者に混じり、高校の教員も、保健体育、社会、英語、数学、国語、理科、音楽の授業を参観させてもらいました。高校の教員は一般的に中学校の授業を観る機会はあまりありません。しかし本校では、日常的に中学生の学ぶ様子を観ることができるのです。

 今年度の錦中の研究主題は「自律的に学ぶ生徒の育成~考える軸を明らかにした教科指導を通して~」今日の授業でも、中学生がいきいきと学び、考え、表現している場面をたくさん観ることができました。Chromebookの使い方もスムーズで効果的です。また、授業内容が工夫されており、高校でも活用できるヒントがたくさんあると感じました。参観された先生方のこれからの授業に生かされることと思います。授業された先生方、今日はありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月17日(水)~少林寺拳法部 新人大会~

11月12日(金)~13日(土)根上勤労者体育センターで新人大会が行われました。

今大会テーマ「剛毅直諒~さらなる高みを目指し突き進め~」は錦丘高校の部員みんなで考えたものが採用されました。大会では、錦丘を代表して21Hの松林さんがテーマに込めた想いを発表しました。

「剛毅直諒とは、『意志が強く、正直で誠実なこと』です。コロナ禍で大会開催も危ぶまれる中でも、一人ひとりが目標を持ち、仲間や自分自身を信じてまっすぐ少林寺拳法に向き合っていきたいという想いを込めました。どのような時も、誠実さを忘れずに、強く高い志を持って、突き進みたいという想いを込めました。 

 ・女子規定単独演武第2位 12H松谷向日葵 3月に行われる全国選抜大会に出場します。

 ・女子規定組演武第2位  13H中岡凛子・16H林穂乃花 3月に行われる全国選抜大会出場に出場します。

 ・女子自由組演武第3位  21H松林美桜・27H山口凛

 ・女子団体演武第3位

 ・弁論の部第3位     12H橘百花

 大会で見えてきた課題やさらなる目標にむけて、これからもみんなで修行に励みたいと思います。

錦高日記11月16日(火)②~金沢大学長 山崎先生講演会~

 今日の7限目、金沢大学長 山崎光悦先生の講演会が行われ、2年生がお話を伺いました。演題は「21世紀を生き抜く諸君に伝えたいこと」

 山崎先生はご自身が研究者になられるに至った道筋から始まり、考え抜く力を鍛えることの大切さ、なぜ大学進学を目指すのか?大学で何を学び、何を鍛えるのか?金沢大学はどのような取り組みをし、どのような人材を育成しているか、なぜ今イノベーション人材育成が必要か、日本を取り巻く世界の情勢や、「他人とは違う『とがった』自分が素晴らしい。」「どうやって社会に貢献するか考えてほしい。」など多岐にわたる内容を、熱く熱く語ってくださいました。山崎先生の示唆に富むお話は、2年生にとって、自らの生き方、あり方を深く考える貴重な機会になったと思います。

 山崎先生が書いてくださった、座右の銘の1つ、「定雲止水 鳶飛魚躍」を2階講義室前に掲示しますので、ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月16日(火)~1年生「社会と情報」授業風景~

 期末考査1週間前になりました。前回に続き、「GoogleForms」を利用して、これまでの学習内容の小テストを行い到達度を確認しました。

 今回の試験範囲は著作権などの情報モラルや情報セキュリティなど高校生にとっては理解が難しい内容も多く、正答率の低いものを中心に解説していきました。

 入力した結果が記録されており、間違った問題を再度チェックできます。同じ問題を再度繰り返しすることもできます。

 さて、現行の「社会と情報」は来年度から「情報Ⅰ」に変わり、共通テストでは2025年度から新たな出題科目になります。従来通りの「情報社会の問題解決や情報デザイン」、「情報通信ネットワーク」の内容はもちろんプログラミングに関する内容や論理的能力を問う内容が出題されるであろうと予想し、日々授業を行っています。

 

   

 

錦高日記11月12日(金)②~新人大会速報⑤~

昨日に引き続き、バスケットボール部顧問の東先生から、女子の結果が送られてきました。

飯田高校と対戦し、67-49で勝利し、2大会連続でベスト8となりました。
ファウルがかさみ、接戦となりましたが、持ち前のチームで協力するバスケで、自分達らしく戦いました。

明日はベスト4をかけ、鵬学園と対戦します。
また、応援よろしくお願いします。

錦高日記11月12日(金)~新人大会速報④~

フェンシング部です。

個人戦 男子サーブル

1年生の木戸脇君が3位入賞を果たしました。

サーブルは、3年生がインターハイ・北信越に出場している種目です。

先輩と過ごした日々の中で、良いプレーを盗んで、自分のものにしてきた結果だと思います。

フォームやタイミングの取り方が先輩たちに似ていて、波に乗ったときは何連続もポイントをとっていました。

 

・相手選手をエンドラインに追いやる

 

・得点を決める毎に高々と腕を天に突き上げる!

 

・3位決定戦インターバル。監督からのアドバイスを真剣に聞きます。

 

・勝利の瞬間!腕タッチ!

 

他の部員も今の実力を出し切りました。

負けた後も、ルールを守って応援する姿が素晴らしかったです。

次は部員全員で表彰台を総なめにしたいですね!!

明日の最終日は、全員参加の個人フルーレがあります。

1つでも多くの勝利を目指して、全員がプレー内容にこだわっていきます!!

応援よろしくお願いします!!

 

 

陸上部よりご報告(11月7日石川県高校駅伝大会)

山も色づいてきた霜月最初の日曜日。

陸上部は小松市で開催された県高校駅伝大会に参加しました。

突き抜けるような秋空の下、男子7名、女子5名がタスキを繋ぎ、小松の街を駆け抜けました。

結果は男子10位、女子11位と入賞こそ果たせませんでしたが、普段は個人競技が主体の陸上競技の中でチームワークをはぐくむことができました。その証拠に、競技前には女子チームが仲良く連なってゼッケンをつけあう、ほほえましい姿が見られました。

来年は入賞目指して、選手たちにカツを入れて長距離走に取り組ませようと思う顧問なのでした。

 

錦高日記11月11日(木)~新人大会速報③~

フェンシング部です。

 

新人大会初日

男子団体フルーレ 第2位

という素晴らしい結果を得ることができました。

 

全員が一年生という若いチームですが、デビュー戦とは思えないプレーの連続で、他校の選手を圧倒する場面が多く見られました。

顧問の先生・コーチ・そして強かった3年生の先輩達の教えを真剣に聞き、半年間自分たちで主体的に考え・動き、どこよりも密度の濃い練習をしてきた結果だと思います。

残り2日は主に個人戦が続きます。

超新星たちの大躍進から目が離せません!!

錦高日記11月11日(木)②~3年面接練習~

 1、2年生が新人大会で活躍している中、3年生は「なりたい自分」の進路を実現するために、先生方から面接の指導を受けています。面接試験がある3年生は今まで、面接官からの質問に答えられるように、志望理由や将来研究したいこと、自分の長所などを熟考してきました。自分の思いや考えを、コンパクトにまとめて相手に分かりやすく伝えることは簡単なことではありません。「なりたい自分」に近づくためには練習あるのみ。応援しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月11日(木)~新人大会速報②~

  バスケットボール部顧問の東先生から、女子の結果と写真が届きました。明日の試合、頑張ってください。

 87-29で北陸学院高校に勝ちました。ベスト16です。明日はベスト8をかけて、飯田高校と戦います。

ほりほりの部屋Vol.85 「『輝』から見えたこと~寄付って?~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今週は、後期新人戦の週。1・2年生の中には、公式戦デビュー、という諸君も多いでしょう。月曜日までの暖かい日々と打って変わって、寒い寒い雨風の季節に、一気に突入ですね。新人戦に臨む諸君も、登校してくる諸君も、体調管理に万全を!急激な気候の変化にも負けないで!GAT!!

 11月9日付の北國新聞の1面にこんな小見出しが「橋立港50万円・金沢港40万円」。加能ガニ「輝」ブランド認定の初物1杯に500万円という、とんでもない値がついた翌日の記事です。堀のセンサーが反応したのは、最後の部分「金沢では・・・IT企業『ハイレゾ』(東京)が競り落とした。・・・に展示され、宝達志水町の児童福祉施設に寄付される。」。東京のIT企業が、40万円相当のカニを競り落として能登の福祉施設に寄付???諸君の中にも、この記事に違和感や疑問、感じた人いませんか?

 ググってみると、東京に本社があるこの企業は、その冷涼な気候や耐震地盤の強固さを理由に、志賀町に巨大な情報処理関連工場を進出させていました。ふむ、本県や能登地区との繋がりは理解できました。さて、では、何のための「寄付」なのでしょう?

 一般的には、企業のPRのため、知名度・好感度・信頼度アップのため、ということが考えられます。全国ニュースにもなった、「500万円のカニ」の翌日のセリ。本県での注目度・PR効果は抜群です。最先端技術で雇用を生み出し、本県能登地区の家族を幸せにし、納税を通して、石川県や志賀町に多大なる貢献をしているのに、堀はほとんど無知でした。あの記事があったからこそ、どんな企業か、調べてみようと思ったのが事実です。(諸君は知ってましたか?)

 しかも、児童福祉施設に寄付!こどもたちはどんなに喜んだことでしょう、旬のおいしい、付加価値てんこもりの食材を口にし、さぞかし幸福感に包まれたことでしょう。笑顔溢れる食堂の様子、容易に想像できます。最近、日本でも、こういう「寄付」行為を、「利益に直結しない社会貢献活動(CSR=Corporate Social Responsibility:『企業の社会的責任』が直訳)」の一環として行う企業が増えています。

 CSRへの取り組みを外部に公表することで、企業イメージ・好感度、急上昇→自社製品・サービスの売り上げ、急伸→投資家の評価アップ→更なる出資、という好循環が期待できます。また、内部的にも、自社社員からのイメージ・好感度アップ→自身の業務に社会的意義の自覚・自己肯定感、増大→仕事への満足度・やる気、アップ→生産性の向上・離職率の低下、という好循環が期待でき、なおかつ、新卒大学生や求職中の社会人にも好印象を与え、優秀な人材獲得につながるという、リクルート面での効果も望めます。

 さらには、「寄付」ができるということは、短期的コスト面で、経済的余裕があるということでもあります。企業本体の生み出した利益が、短期的に減少しても、上記のメリットを受けるべく、長期的視野での経済的余力と経営戦略が確立しているということを示しています。つまり、今の場合だと、「輝」を買って、40万円という支出をし、一時的に収益が減少しても、資金的余裕があること、かつ、本業ではない、カニを買い付け、施設に寄付するというCSR活動に人材を割り振る人的余裕(給料を払っているので、間接的には資金的余裕でもある)もあることを示しているのです。「ハイレゾ」やるね。ググってみてね、諸君。けっこう、面白い企業です。世界に誇れる技術と経営理念、持ってます。

 この1~2週間、1年生の家庭科の授業で、「株式投資」を模擬実践しています。パソコンにダウンロードした期間限定無料アプリ(高校生の授業用に東証が開発)を活用。これがなかなかのスグレモノ。対象企業は東証1部上場の中から選ばれた優良企業ばかり数百社。「四季報」ダイジェスト版をながめながら、各グループ、悪戦苦闘して、1000万円の運用に入っています。こういうCSRに着目するのも、投資手段の1つなんですよ。ただし、あくまで、長期保有・長期投資の原則の場合です。生涯、忘れないでください。

 どの企業を選べばいいか、どのタイミングで売り買いすればいいか、なかなか決まらないグループの諸君!校長室にcome,come!!いっしょに悩みましょう!何か、アドバイスやヒント、伝えられたら、と思います。2月までの投資結果の上位3グループには、それぞれ、校長賞・副校長賞・教頭賞を副賞として差し上げます!賞品が何かはお楽しみ!(架空の1000万円なので)恐れず、果敢に運用してみてください。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.1年生諸君の「四季報」ダイジェスト版にも選定されており、堀が現在、投資対象としている企業、ならびにその企業のCSR活動をちょっことだけ、紹介します。それは、富士フイルム。あのアビガンにも関わっています。ここんとこ、9000円前後で推移していますが、5200円前後の時に投資した企業なので、100株あたり、3800円つまり38万円分資産価値が上昇している、ということになります。何株投資したかは、ひ・み・つ。富士フイルムのCSR理念は、「再生可能エネルギーへの転換」「社会インフラの維持管理支援へのAI導入」「多様な人材・活躍のための仕組み作り」「物産品購入による被災地支援」が主なものです。具体的にはググってね。非常に幅があり、かつ、その具体的な方策に賛同できました、堀は。この企業の「未来」に投資しようと思い至った、1つの理由です。(CSRだけではなくて、本業もすごいんです!先見の明あり。グローバル展開と企業基軸の柔軟性・可塑性は他の追随許さず。情報と価値観を常にアップデートし続け、経営トップの行動決定が極めて迅速、かつ、的確。お手本になります。)

錦高日記11月10日(水)~新人大会速報~

 今日から、バトミントン部とバスケットボール部の新人大会が、一足はやく始まりました。試合会場内の密をさけるためです。

 バドミントン部、顧問の小原先生が女子の写真とメッセージを送ってくださいました。
 1回戦 錦丘3-1羽咋
 2回戦 錦丘1-3金沢学院
 今、敗者審判している最中です。金沢学院は県総体で準優勝のチームです。そのチームから1つ勝ち取れたので、褒めてあげたいと思います。 負けた試合も、21-17や21-16などもあり、一方的に負けたわけではありません。選手のみんなはよく頑張ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バスケットボール部、顧問の池田先生から男子の写真とメッセージをもらいました。

 男子バスケットボール部は1回戦で小松市立高校と対戦しました。序盤、緊張のためかリードされる場面がありましたが、次第にシュートが入り始め、終わってみれば、79-57で勝利しました。

 明日の2回戦は金沢学院大学付属高校と対戦です。全力を尽くして頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月9日(火)②~1年発展・標準クラス説明会~

 今日の7限目、1年生のLHで2年次のクラス編成についての説明会が行われました。本校では、1人1人それぞれが「なりたい自分」を目指すために、標準クラスと発展クラスに分かれます。

 国公立大学・私立大学・専門学校・就職希望など多様な進路目標を持ち、基本から標準的な学習内容からじっくりと学ぶことができる標準クラスと、金沢大学を含む難関国公立大学や医・歯学部などを目指し、発展的な学習内容が積極的に展開される発展クラスです。

 教務課の沖野先生がそれぞれのクラスの特徴や留意点、編成方法などについて説明してくださいました。これからクラスの先生との面談や保護者の方との話し合いなどを通して、どちらのクラスを選ぶか希望を確定していきます。1年生はどの人もとても真剣に聴いていました。

 文系・理系を選んだ1年生が、「なりたい自分」になるための次のステップです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月9日(火) ~数学の授業風景~

 <三角関数の合成>

 2年生文系の数学の授業で三角関数の合成と図形との関係について学習しました。

3人程度のグループに分かれ、直角三角形と分度器、および三角関数表を用いて、

ある長さを求める問題に取り組みました。生徒は楽しく熱心に取り組んでおり、

三角関数の合成について少しは理解を深めることができたかな、と思います。

錦高日記11月8日(月)~マイプロジェクトアワードに向けた中間発表~

 高校生の探究学習の祭典「マイプロジェクトアワード」への参加を視野に、2年生の4グループが課題研究の中感発表にのぞみました。それぞれのグループがどのような試行錯誤を繰り返しながら研究を進めてきたのか、どんな思いをもって何を成し遂げたいと考えているのか・・・、まだまだ荒削りだけど、思いのこもった取組を伝えてくれました。

 中感発表は、現時点での研究のいい点、不足している点に気づかせてもらえる場であると同時に、このアウトプットをするために自分たちの研究をまとめ、形にすることが求められるので、一気に研究が進む効果をもたらします。

 アドバイザーの仁志出さんも、みんなが楽しそうに探究に取り組んでいるのがよかったとお話ししてくださいました。しかも、どのグループも調査や実験、フィールドワークを積極的に行っていて、意欲的に探究学習に向き合っていたことが印象的でした。今日のアドバイスを基に、もっともっと素敵なものに磨いてくれることを期待しています。

 

令和3年度修学旅行について

 今年度の2年生の修学旅行については、昨年同様12月に実施する予定で準備に入りました。それに伴い、全学年ともに12月および1月の行事日程の一部が変更されることになります。詳しくは、後日ホーム担任より説明をいたしますので、今しばらくお待ちください。

 校長 堀 義明

錦高日記11月5日(金)~株式の模擬売買を通して、経済や社会の仕組みを学ぶ~

 1年の家庭科・家庭経済の授業です。将来、家計を管理していく時、株式会社や経済の知識は必要不可欠になります。そこで実際の株式の取引をインターネットを活用した株式学習ゲームを通して、経済や社会の仕組みを学びます。

 Chromebookでゲームにログインし、最初に各チームに元手となる仮想所持金1,000万円が割り当てられ、このお金で企業の株式を買うことからスタートします。売買対象は東京証券取引所の上場銘柄。生徒は配られた「売買対象企業一覧」を参考に、チームで協議して企業を選びます。「売買対象企業一覧」には東洋経済新報社の「会社四季報」から300社が抜粋されており、記事や業績等をもとにどのチームも真剣に議論していました。

 いくつかの企業を選び、画面の中の『東京証券取引所の株価検索』をクリックして、今日の株価を確認します。今日の購入ノルマは1つ以上。すんなり企業が決まったチームもありましたが、ほとんどはなかなか決まりませんでした。注文を入力できるのは平日の8時30分~22時まで。

 家庭科の授業で扱うのは、1回だけですが、今日からチームで株式の仮想売買を続け、最終は2月。1年生の80チームの中から取引上手だったチームは最後に表彰もされます。この学習を通して、いままで、あまり身近ではなかった経済や金融、政治などのニュースに耳を傾けるようになることも増えるでしょう。たくさんの企業を知ることは自分の将来の職業を決める一助にもなります。この学習はみなさんの将来に確実に役立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.84 「『必ず起業する』~学部選びの大切さ~」

 皆さん、こんにちは。堀です。石川県のコロナ陽性者ゼロ×6日間連続!すごいね~!いいね~!このままいって欲しいね~!県内のコロナワクチン接種率も8割越えとか。いいじゃな~い!集団免疫ってやつ??でも、医学的にはまだまだ不明なことも多いとのこと・・・これからも~油断せずに~、GAT!手指消毒・マスク着用!!

 今年の「関西大学 学校案内2022」の表紙とその5ページ目(ホームページにて閲覧可能)です。各大学が発行する、公式の「大学案内」の構成として、冒頭の数ページに、各学部を代表する学生を、その成長した姿と共に紹介する、っていうのがよくあるパターンです。関大は超マンモス大学なので、この「大学案内」に掲載されるっていうのは、極めて珍しい・難しいことなのです。諸君の中から、近い将来、専門学校でも、短大でも、大学でも、あるいは、就職先でも、宣伝・広告に写真付きで選ばれたら、必ず教えてね!その学校案内、贈ってね!堀は誇りに思います。生涯、記念に取っておきます。や・く・そ・く!

 この5ページ目の青年、堀の甥っ子です。弟の長男。関西大学商学部生を代表して、案内に抜擢されてました。小さい頃から、ウチのこどもら(いとこ同士)とよく遊んでました。立派になって・・・中学生の頃から『必ず起業する!』って言ってましたっけ・・・ 高校時代は(厳密には、幼少期からずっと)、バドミントン一色の生活で、京都府代表として、全国インターハイ出場も果たしたりしてました。

 大学に入学したての頃、電話がかかってきて、「おじちゃん、1年留学しようと思う。英語はいいとして、もう1つ、スペイン語やろうと思う。しゃべっとる人多いし。どこの留学斡旋会社、いいん?オススメとかある?」「ミッチー(まさみち、という名前から)ちょっと待て。民間の斡旋会社は、良心的なとこもあるけど、悪徳業者もはびこっとるのが現実なんや。日本政府がやっとる『トビタテJAPAN』っていうシステム、知っとるか?ちょっと調べてみんか。まだ、申し込み、間に合うハズや。試験とか面接とか、上手くいけば、公費留学の可能性あるんやぞ。」「え?そうなん?わかった。調べてみるわ!ありがとう、おじちゃん!」みたいなやりとり、ありましたね~。

 結果的には、公費留学を勝ち取り、メキシコのベンチャー企業にて、1年を過ごし、スペイン語のみならず、起業に必要な人間関係を、世界レベルで、まさに、globalに獲得して帰国。さらに、東京にて、1年、尊敬する起業家さんの元で、実地演習を積み、今年、故郷滋賀県にて、地元の有志と共に、学生起業家としてデビューを果たした次第です。関大商学部は、そんな旺盛なベンチャー精神を認め、代表に指名したのでしょう。

 この1発目の起業が成功するかどうか、それはまだまだ未知数です。が、「なりたい自分」に向けて、全くぶれずに、夢実現のための「ルート」を、親に頼らず、自力で開発していったことだけは間違いありません。これは、彼にとっては、ゴールではなく、スタートに過ぎません。諸君!君たちもできるのです!「なりたい自分」への「ルート」探しをしっかり考えよう!大学は幅広く考え、学部・学科は絞っていく、徐々に。A学部もいいけど、B学部もいい、そんな感覚で。定まらない人!!おマネーの勉強いいぞ~、おもろいぞ~!ミッチーみたいに、商学部どうや~。(経済・経営も可)ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記11月4日(木)~理論を裏づけるのは体験~

いよいよ石川教育ウィークも明日を残すのみとなりました。本校では、この期間に、保護者への学校公開と並んで、教員同士の授業参観「互見授業」を行い、授業改善に取り組んでいます。今日はさらに、金沢大学大学院教職実践研究科から17名の大学院生が参観に訪れました。

 そんな中で、ひときわ目を引いたのが地学の授業で行われていた実験です。3年生は、このところ問題演習が増えてきた中で、久しぶりの体験を伴った授業だったようです。実際に採取してきた海水の性質を調べるといったもので、どのグループも慣れない手つきながらも制限時間の中で協力しながら一生懸命取り組んでいたのが印象的でした。

 海水の塩分濃度は、ネットで調べればわかるのかもしれない。でも、自分たちで実験器具を使いながら明らかにすることで生きた知識となるはずです。

 海水に含まれているイオンの種類も、すでに学んでいることかもしれない。でも、それを実際に化学のイオン反応等の知識を活用して、実験で確かめることで実感を伴った理解となるはずです。

 新しい時代の中で「生きて働く知識・技能」を習得するためには、自然科学だけではなくあらゆる分野で、この科目がどのように実際の社会や生活につながっているのかを考えることは大切なことでしょう。そういう意味でも、これから「実験」や「体験」は、ますます重要になってくるのだと思います。

 

錦高日記11月3日(水)②~清水先生の色紙~

 今日のにしき日和に掲載されている清水展人先生が書いてくださった色紙を2階の講義室Aの前に飾りました。中学生のみなさんも見やすいようにと、アドバイスを受けての設定です。「あなたはあなたの心の声を大切にすれば大丈夫」「あなたに素晴らしい命輝かせて」清水先生からのメッセージ、ぜひ見てください。

 

にしき日和11月3日(水)~自分らしさを大切に、自分らしく生きる~

 本日の教育講演会では、講師に清水展人先生をお迎えし、「男らしく、女らしくより自分らしく」~性と生の多様性について~という演題でお話をいただきました。先生は幼いころから性別に違和感を覚えたまま、学生時代を過ごしてきました。その間心無い言葉を受けて傷つくこともあったそうですが、だれにも相談しないまま過ごしたそうです。しかし18歳の時に両親、家族にカミングアウトし、病院にて性同一性障害と診断されました。2006年に手術を受け、戸籍・名前を変更したのち厳しい就職活動を経て医療専門学校に通い、猛勉強の末国家試験に挑戦しました。その後、精神科病院へ勤務し、いのちの電話などで自分と同じような境遇の人などの相談にのったり毎年300回ほどの講演を行ったりなどしています。講演の中で清水先生は、「自分らしさを大切にし、自分らしく生きること、そして見た目でわからない性に関して決めつけず、性に関して悩んでいる人は側にいるという感覚や意識をもつことが大切だ」とおっしゃっており、清水先生の穏やかな語り口と力強いメッセージに、みな聴き入っていました。想像力を働かせることで差別行為や偏見をなくし、皆が住みやすい地域、および社会を作っていく必要性について考えることができ、実りある講演会となりました。

           

                

錦高日記11月3日(水)~後期新人戦に向けて~

 11月1日(月)から始まった「いしかわ教育ウィーク」、今日は授業日でした。来週から始まる後期新人戦を前に、体育館等では各部の熱い練習が行われています。「まん延防止等重点措置」が解除になったのが10月1日、本格的に部活動が再開されてから約1ヶ月です。どの部も短期間で集中して成果を上げてきています。各部の1、2年生の活躍を楽しみにしています。

男子バレーボール部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1フロア前で、男子バレーボール部が懸命に腕立てをしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どの部員も真剣な女子バレーボール部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

磯野先生から指導を受ける女子バスケットボール部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柔道場の少林寺拳法部、動きが機敏でかっこよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剣道場のクールさが素敵なフェンシング部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剣道場の剣道部、たくさん声が出ていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放送室では放送部も活動していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月2日(火)~2年課題研究活動中~

 秋晴れの中、7限目は2年生の「総合的な探究の時間」課題研究が行われていました。アンケート結果の分析など各グループが探究活動を進めています。いつもは担任と副担任の先生から助言をもらっていますが、今日は金沢大学の本所先生が来校され、いくつかのグループにアドバイスをしてくださいました。本所先生は「アンケートの結果でおもしろいと思ったところはどこ?」「どうしてこの研究をしようと思ったの?」など質問します。また、「軸」を決めることの大切さやアンケートの分析方法なども教えてもらいました。今後の活動の視点やヒントがもらえたグループも。本校の生徒がいきいきと活動している様子を褒めてもくださいました。大学生の卒論指導をしている本所先生は、「高校時代にしっかりと探究活動をしてきた学生は、ポイントを掴んで研究に取り組むことができるのですが、探究活動をしてこなかった学生は、理解が深まらず、ぼやっとした研究になってしまうことが多いです。」と語られました。2年生のみなさん、課題研究活動はみなさんの将来に役立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸上部よりご報告(10月22日~24日北信越新人大会)

かつてないほどの緊張感に包まれていた西部陸上競技場でした。

ついに北信越新人大会を迎えることができました。

どんなときも必死に練習を重ねてきた4名の選手でしたが、こんなにも早く結果を出してくれるとは思ってもみませんでした。

八種競技に参加した本多くんが見事7位入賞を果たしました。

だんだんと順位を上げていき、最後の1500m走で入賞を決めました。

メダルこそ手にできませんでしたが、この大会でそれよりもだいじな経験を手に入れたことと思います。前日は緊張でろくに眠れなかったそうですが、気力で踏ん張って手にした入賞です。

表彰式に笑顔の本多君参加した選手4名とそれを支えた2年生

 

ほりほりの部屋Vol.83 「色づく秋~木犀と満天星~」

 皆さん、こんにちは。堀です。学校の内外で季節が進んでます。黄色・赤色・オレンジ色・・・色とりどりに彩られる季節となりました。日中と朝晩の寒暖差が激しくなると、より美しく紅葉も進むとのこと。この気温差にやられないよう、暖か~くして、GAT!

 堀が「上沢(じょうたく)」して最初の秋、10月から11月にかけて、金沢の街中、どこにいてもそこはかとなく漂うかほりにやられたことが忘れられません。金沢が大好きになり、住み着いた理由の1つです。秋、木犀がかほる街、金沢。なので、ウチの庭にも植えました。小さいけど、たしかに今年もかほってます。<当時、特に能登地区から金沢に来ることを、「都会におのぼりする」との意で「上沢」と言いました。「東京」に行くことを「上京」と言うことになぞらえたらしい。よって、富山から来た堀も「上沢」。あれから、早や、40余年・・・>

 諸君も好きでは?キンモクセイのかほり!意識して探してみると、普通の家々の庭で咲き誇っていますよ!一つ一つの花は小さいのですが、とても魅力的なにおひを放ちます。諸君は身近すぎて気づかないのかもしれませんが、こんなにもキンモクセイ香る街はそうそうありません。いつかきっと、懐かしく思い出す日がくるでしょう。トビタって、しばらくしたら。視覚・聴覚以上に嗅覚、つまり、におひと記憶は強烈につながっているのです。居酒屋さん側から錦を出て、ほどなく右手のおうちのキンモクセイは立派!毎年いいかほり放ってます。<ちなみに、泉丘高校の門を入って右手のやつは日本最大級らしい。これも力強くかほります!>

 満天星と書いて、なんて読むんだった?「ドウダンツツジ」でしたね。春には釣り鐘状の真っ白な花がつき、秋にはこんなにも燃えるように真っ赤に紅葉する。におひはせずとも、これだけ視覚的に楽しませてくれる樹木もそうそうありません。毎日、通学時・下校時、諸君の視界に入っているのですが・・・日々毎日の、ちょっとした変化に気づき、それを楽しめる。「キレイだな」って感じる。そんな人であって欲しいと思います。所詮、人生なんて、そんなほんの些細なことの集合体に過ぎないのですから・・・楽しまない方が損損。気づける人の方が幸せ。そう思いませんか??ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記11月1日(月)~金沢マラソンでのボランティア

 昨日は1年ぶりの金沢マラソンでした。本校でも部活動単位でこのボランティアに参加しました。参加した生徒の皆さんは、朝早くから給水所の設営と準備をしてくれました。9時頃になって先頭のグループがやってきて、自分たちが用意した水を初めて取ってもらえたときには、思わず歓声が上がっていました。その後、次々と大集団が押し寄せてくると、水の補充に大忙しでしたが、終始楽しそうに取り組んでいた姿が印象的でした。

 中には「ボランティアさん、ありがとう」と声をかけてくださる方など感謝の気持ちを受け取る場面も多くて、人のために役に立てる喜びに、参加して良かったと達成感を感じてくれた生徒が多かったようです。この2年間、コロナ禍で外での活動がずっと制限されてきたこともあって、日常では味わうことのできないイベントに参加できたことは楽しい経験だったようです。