学校日誌

2020年7月の記事一覧

錦高日記7月13日(月) ~試験期間中の図書室~

 今日から1学期の期末試験が始まっております。いつもの放課後ならば、生徒たちでいっぱいのマルチメディアセンター(図書室)なのですが、今日はガランとしてしまっています。(この上の学習室は自習する生徒でいっぱいだったのですが・・・)

 先日、昼休みの時間にのぞいたときには、本を借りたい高校生と中学生たちが受付に列をつくっており、図書委員の男子生徒が黙々と貸し出し作業を行っていた姿が印象的でした。試験日は残り3日、生徒たちははやく自由な放課後を過ごしたいのでしょうね。

   

 

ほりほりの部屋Vol.17「ホントに悪魔??まさかの・・・~コロナに関する一考察①~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今学期最初で最後の定期テスト、スタートです!今日から4日間、全力で!全ては「なりたい自分」に近づくために。何が何でも、GAT!!

 ある日の夕暮れ時。5階のGOT業務を終えて、ふとテラスに目をやると、なにやら手すりに・・・あれは・・・?

(写し方、悪くてスミマセン・・・いつも)

 ときおり、ゆっくりと左右見渡しながら、悠然と構える姿。この頃、ニュースなどで目(耳)にすることがある「チョウゲンボウ」では??鳥類の生態系のトップに君臨する猛禽類(もうきんるい)の一種。ハヤブサ科に属し、鷲(ワシ:eagle:楽天?)や鷹(タカ:hawk:ソフトバンク?)の仲間。そういえば、以前よく見かけたカラスたちが、ここんとこ、さっぱり見かけなくなっていたっけ。君が「来校」してくれているからなのね、きっと。カラス自身に罪はないけれど、棲みつかれるとフン害に悩まされるし、繁殖期になると近づく人を攻撃するし・・・本校生徒の安心安全のためには助かります。まさに、「大明神」に続く、守護神、守り神ですね。頼りにしてます。今しばらく、Stay at NISHIKI, please!!

 さて、今回の新型コロナウイルスについて、何が真実なのかさえもわからないくらい、様々な情報が飛び交っています。出所が明確な情報、信用できる機関からの情報をもとに堀がわかったことや考えていることについて、2回に分けて書いてみます。諸君から意見や考えを聞いてみたいです。いつでも校長室にお越しください。今回の視点は、先ほどの「生態系」です。(3年生諸君にとっては、小論文ネタになってくれれば、との願いもあります。参考まで。「生物」担当の先生方、間違いは指摘してください。すぐ修正します。よろしくです。)

 地球上のありとあらゆる生命体は生態系の中で、生物多様性の一員として進化を繰り返しています。ウィルスも、その例外ではなく、それぞれ決まった野生生物の中で共生関係を築いてきました。そして、ある種の生物集団が増えすぎて、生態系のバランスを崩すようなことが起これば、その集団に寄生し、感染症をもたらし、集団密度を低下させて数の調整を図ってきました。(一方で、より強い集団へと進化させる、つまり、内なる天敵としての機能も果たしてきた、とも言えるそうです。)

 ここに、「ウィルスがなぜ存在するのか?」という問いへの答えがあります。地球上の生態系バランスの維持、ということです。増えすぎた生命体を減らすべく、数的調整を行う、という図式です。(「チョウゲンボウ」が本校に飛来したのも、この山科地区周辺の生態系維持という観点から考えてみるのが正論なのでしょう。本校のフン害防止目的、ではなさそうです・・・)つまり、我々人間が生態系バランスを崩すようなことをしたため、従来決まっていた(人間ではない)野生生物とコロナウィルスの共生関係を崩すようなことをしたため、数的調整の場面に巻き込まれつつある、ということなのです。我々人間が生態系を破壊し続け、このウィルスと野生生物が生息するエリアの奥深くまで足を踏み入れたことで、このウィルスとの接触機会が増大し、自然界から人間社会に噴出させてしまっているのです。AIDSもエボラ出血熱も同様で、新興感染症は全て自然破壊の産物で、このコロナウィルスは、新興感染症の最先端に位置づけられる、とのことです。

 先週のNHK番組、ノーベル賞受賞者で京大教授の山中先生とタモリさんの対談番組「人体VSウィルス」にて、山中先生は自身が大好きなスポーツ、ラグビーに例えて、こうおっしゃっていました。「この試合は今、前半が始まったところです。前半は(ウィルスに)やられっぱなしの展開です。ハーフタイムに作戦を練って、後半は逆転します!」世界の第一線で活躍され、全世界を網羅するネットワークを持っておられる山中先生のコトバとデータ提示には強い説得力がありました。いろんな治療方法や複数の既存薬の効果的活用法などについて、様々な映像を交えて、根拠を示しながら、シロウトにもわかりやすく解説されていました。生死を分けるポイントは、「血栓」だということもよく理解できました。早期のワクチン開発とともに治療方法の確立を心から期待しています。

 人類にとっては「悪魔」の存在、でも、生態系全体から見れば「救世主」・・・なのかも・・・生物学的な視点から、客観的に整理するとそういうことになります。人間の日常生活の視点から見れば、土砂降りの雨は好ましいものではない一方で、屋久杉の視点から見れば、必要不可欠というのと似ているかもしれません。それにしても、人類応援団としては、なんとか逆転のきっかけがほしいところです。そのためにも、相手のもう一つの攻撃手段についてよく理解する必要があります。人類の本性、「人としての心」を蝕む攻撃手段について。次回も、コロナウィルスについて。To be continued.ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

 

錦高日記7月10日(金)Ⅱ ~2年生 ZOOM講習会~

 本日2年生は、7限目「総合的な探究の時間」にZOOMによるZOOM講習を受けました。

 職員室のPCの前に講師の北村先生が会議を始めると、各教室のスクリーンには北村先生の顔が大きく投影されました。映像を通してZOOMの使い方や注意事項を学びながらZOOMの操作の仕方も学びました。今年はコロナウイルス感染症があるので、探究活動ではICTを多く用いる予定です。コロナのせいで不便もありますが、コロナのおかげで生徒たちは現代的なツールを用いて社会の方々とコミュニケーションをとり、世界を広めようとしています。

※写真はマルチメディアで行ったクラスです。電子黒板に投影されています。

 

 

 

【お知らせ7/10】3年生の保護者の皆様へ ~大学共通テスト意向調査の実施について~

 平素より本校の教育に対してご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。

 さて、既に新聞等で報道されているとおり、令和3年度大学入学共通テストの試験期日について、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れにも配慮した日程として、1.令和3年1月16日、17日のほか、2.同1月30日、31日が設けられました。

 この2つの日程に関して、試験会場の手配や試験問題などの印刷等の都合から、現在における受験日の希望調査をするよう、文部科学省より指示があり、本校では7月13日(月)の朝にこれに関するアンケート調査を実施することとしました。この調査は、お子様お手持ちのスマートフォン等で行っている「錦丘健康チェック」のアンケートフォームと同様の形式で行います。なお、今回の受験日の回答は決定事項とはならず、今後お子様の進路実現を第一に考え、十分な面接等を重ね、8月の保護者懇談会でも検討し、9月中旬の共通テストの出願時にお子様の意思を尊重したうえで受験日が最終決定されます。    石川県立金沢錦丘高等学校進路指導課