2021年8月の記事一覧
錦高日記8月23日(月)~文化祭に向けて②~
午前の夏期補習の後、今日も各教室では文化祭(紫錦祭)の準備が行われています。3年生が模擬店の室内装飾のための作業をしていました。教室の後には、今までに作成した物が積まれています。コロナ禍の中、感染対策を徹底するために、保健所の指示に従いながら、調理の際には、生徒同士が近距離で活動することのないようにします。また、商品の販売時に行列が密にならないよう、時間制限をし、導線を示します。さらに、食事をする場所や時間帯を細かく限定します。
制約はたくさんありますが、みんなで知恵を出し合い、工夫しています。
錦高日記8月20日(金)~文化祭に向けて~
8月終わりに行われる、文化祭(紫錦祭)に向けて、クラスの準備や部活動の練習が始まっています。コロナ感染対策のため、今年度も参加できるのは本校生徒のみです。たくさんの制約がある中、生徒たちは、密にならないように準備や練習を工夫して行っています。劇の練習をする演劇部、装飾用の段ボールに色を塗るクラス、ダンスの練習をしている生徒、室内では、文化祭で使用する御園棚を使ってお手前のお稽古をする茶道部の姿も。どの生徒もみんな、いきいきと活動していました。
紫錦祭当日が楽しみです。
錦高日記8月19日(木)~インターハイ・新体操~
令和3年度全国高等学校総合体育大会 全国高等学校新体操選手権大会が8月21日(土)~22日(日)に、新潟市東総合スポーツセンターで行われ、本校3年の穴田くんが出場します。19日(木)と20日(金)は競技会場での公式練習が行われます。大会の様子は全国高体連公式 インターハイ応援サイト「インハイTV」でご覧ください。穴田くんの活躍に期待です。
錦高日記8月18日(水)~紫錦祭に向け本格始動
本日13:00から視聴覚室で紫錦祭に向けての全体説明会が行われました。全学年の各クラス企画責任者、副責任者、担任、副担任が参加し、今後の予定や準備に際しての注意事項について総務委員より説明がありました。その後、各学年に分かれての説明会へと移りました。
いよいよ今日から紫錦祭の準備が始まりました。今年度のテーマは「雲外蒼天(うんがいそうてん)」。この夏、コロナ禍における様々な試練を創造力を働かせて、乗り越えよう! その先に快い青空が待っていると信じて。そんな思いを込めたテーマとなっています。
今年も、昨年以上の感染対策を講じながら、無事に開催できることを信じています。
錦高日記8月17日(火)~3年生衛生講習会~
今日の午後、8月終わりに行われる紫錦祭(文化祭)ための衛生講習会が、視聴覚室で行われました。対象は模擬店を担当する3年生全員です。密を防ぐために、4クラスずつに分かれ、2回実施されました。
「模擬店とは代金をもらい食品を提供する臨時飲食店営業者になるということです。臨時飲食店営業者は食の安全を守る義務と責任があります。」保健室の八重樫先生の冒頭の言葉です。八重樫先生から、保健所からの留意事項や当日までの体調管理、手洗い・消毒、調理時の服装、食の安全を脅かすものについて、食品の保存や加熱時間など、模擬店に関わる人が熟知しておかなければいけないことを学びました。その後、山際先生から模擬店のゴミ処理についてのお話を伺いました。どの3年生も真剣な表情で話しを聞いています。
学校の中でビジネスに必要なプロセスを短期間で体験することができるのが、模擬店です。自分たちが企画し、調理したものを売る楽しさを体感するためには、たくさんの責任を伴うことを理解して、模擬店運営に関わってほしいです。ここで学んだことが将来のどこかで役立つことになるでしょう。
錦高日記8月16日(月)~今日の3年生~
学校閉庁日が開け、誰もいなかった学校に、部活動や勉強のために生徒が来ています。今日の午後、教室や廊下など、自分の好きなスペースで自習する3年生の姿がありました。寸暇を惜しんで勉強している、真摯な態度に心が打たれます。
明日17日からは3年生の補習が、明後日の18日には1,2年生の補習が始まります。朝、起きたら忘れずに、検温をし、錦丘健康チェックを送信してから登校してくださいね。先生方が待っています。
錦高日記8月10日(火)~13日(金)~休刊日~
8月10日(火)~13日(金)
金沢錦丘高校は学校閉庁日(生徒登校禁止)のため、錦高日記もお休みします。
コロナ禍ではありますが、みなさまが健やかに過ごすことができますように!心から願っております。
【再掲】ほりほりの部屋Vol.23「『沈黙の時』って何?~日本の8月は黙祷の月~」
昨年8月上旬に掲載した、<ほりほりの部屋Vol.23「『沈黙の時』って何?~日本の8月は黙祷の月~」>を再度、掲載いたします。教育において、「不易」(変わらないこと・変えてはいけないこと)と「流行」(社会や時代の要求に応えること)の2面のバランスは極めて大切です。堀にとっては、36年余り、様々な教育的判断の連続でしたが、<ほり部屋VOl.23>の内容は、毎年、生徒達に、(表現の形は様々でしたが、)変えずに、変わらずに伝えてきた、「不易」なことです。
今日は長崎に原爆が投下され、76年目。今一度、諸君に伝えたく、再掲します。なお、先週末から公開されている映画「太陽の子」、是非とも、このタイミングでこそ、観て欲しいと念じています。第二次世界大戦末期の日本に「F研究」と名付けられた「原爆開発計画」が実在していたという史実を諸君は知っていますか?我々は単なる「被害者・ヒバクシャ・被爆国」なのでしょうか?柳楽優弥・有村架純・そして今は亡き、三浦春馬が演じる作品から、いろいろ想像して欲しいと思っています。以下、【再掲】です。
皆さん、こんにちは。堀です。How humid it is today! なんて日だっ(小峠風に)!中途半端な雨やな~。めっちゃ蒸し暑いですぅ。でも、湿度になんか負けないっ!ちなみに堀家の今晩のおかず、もとい、おつまみは、・・・おろしニンニクたっぷり入れた特製味噌だれでいただく焼き餃子(+<安い>豚コマ&ネギたっぷりの豚汁)だお!ガーリックパワーでGATだお!!
*文末の「だお」は、1970年代の名作ギャグ漫画「すすめ!パイレーツ!」<江口寿史作・少年ジャンプより>にて、パロディで使用されていたのをいまだに記憶。もともとは「だよ」の幼児語か?
昨日、午前8時15分、校内放送を通じ、主に模試で登校していた3年生諸君とともに、広島での75年前の悲劇でこの世を去った方々の鎮魂のため、1分間の黙祷を捧げました。NHKのテレビ放送を傍らに見ながら、放送のタイミングを計っていました。例年なら5万人(!)の参列者で埋め尽くされる平和公園も、今年はコロナ対策ということで800人のみの参列で、ソーシャルディスタンスが保たれている様子でした。外国人と思われる方々は、コロナ以前から日本に滞在している各国の大使レベルの方々とのこと。イヤホンで式典の進行内容を同時通訳で聞いておられたようです。さて、進行役の方の「黙祷!」というかけ声は、どのような英語に翻訳されていたのでしょう?
“A moment of silence, please.”あるいは、“Please take a moment of silence.”
と表現します。直訳すれば、「沈黙の時を(お過ごしください)。」くらいの意味です。和英辞書を繰ると、「黙祷」は、“silent prayer<発音要注意!「プレア」くらいの響き。「プレイアー」はNG!>”、「黙祷する」は、“pray silently”あたりもヒットします。しかし、pray「祈る」という動詞、および、prayer「祈り」という名詞は、実際の使用場面は、「神に対して」という宗教色が濃い場面がとても多いのです。昨日、広島の進行役の方も、堀も、「黙祷!」と言った際、何か特定の宗教における全知全能の神への祈りを求めたわけではありません。むしろ、宗教を超えて、さらには人種をも越えて、人類普遍の感情として、死者の尊厳を慮(おもんぱか)り、その魂が安らかなることを祈って欲しかったわけです。なので、英語では“a moment of silence”と表現するのです。文字づらだけを追いかけた日本語転換・英語転換は、とても味気ない場合(「沈黙の時」って・・・)があります。言葉の習得は、その使用場面や使用している人の思いにまで想像の翼を広げると、何十倍にも楽しめるものです。曖昧さが美徳となることさえもあるのです。
(昨年8月9日、長崎にて黙祷。奥に小さく平和祈念像。)
昨日の8時15分、明後日の11時2分、来週末15日の正午。日本の8月は“a moment of silence”の月。被爆当時、世界の研究者から、「被爆した場所には、75年間、草木も生えない」と言われた、その75年目を今年迎えています。極めて短時間で、あの焼け野原から戦後復興を成し遂げたこの国の底力(特に、人材育成力つまり教育力)はすごいのです。また、今年の8月9日は、コロナさえなければ、日本中が歓喜で盛り上がっていたはずの日、東京オリンピック閉会式の日のはずでした。8月15日は日本にとって、終戦記念日。甲子園での試合をいったん止めてでも、「黙祷」するシーンは、諸君も目の当たりにしたことがあるでしょう。それほど、大切な日。今のこの国の繁栄は、過去の多くの犠牲の上に成り立っていることを再認識する、8月ってそんな月だと思います。
諸君が高校を卒業し、コロナが終息していれば、一刻も早く訪れて欲しい場所が本州に3カ所あります。広島、長崎、そして、鹿児島の知覧です。先の2つは、上空から一方的に爆弾を落とされた場所です。知覧は違います。特攻基地のあった場所。この地から、片道燃料のみを積み、爆弾共々、相手の戦艦めがけて体当たり。生きて還ることを想定していない、旧日本陸軍の極めて非人道的戦法。これに、形式上は「自ら志願」して、身近な愛する人々を守るべく、飛び立った若者たち。糾弾されるべきは軍の上層部であり、特攻隊の若者たちの純粋な気持ちに全く非はありません。その彼らの心情が吐露され、飛び立つ前夜に家族に宛てた膨大な数の「遺書」(最後の手紙)が、1つの例外もない見事な達筆で、毛書で書かれた実物が、「知覧特攻平和会館」には展示されています。展示場中央には、海底深くから発見され、再現された、「ファイター・ゼロ」、「零式戦闘機」通称「ゼロ戦」が鎮座しています。以前訪れたとき、ガングロ・ミニスカ・ルーズソックス(何のこと?ググってね)の高校生の一団が、遺書を読みながら、ボロボロ泣いて、メイクも崩れ、ガイドさんに「もう時間ですから~!」と手を引っ張られているのに、「もっと読みた~い!」と言って、展示場から離れようとしなかった光景は、今でも鮮明に思い出すことができます。
3カ所とも、その当時のことを、直に教えてくれる、「語り部(かたりべ)」という方々がおられます。使命感溢れる、平和の伝道師。是非、その体験談を生で聴いて欲しいのです。戦後75年、その方々の平均年齢83才。天寿を全うされる方々は増加の一途。語れる方の数は減少の一途。あまり時間がないのです。だから、一刻も早く、早くと思っています。ちなみに、「特攻隊」の若者のことを、米軍はどのように表現していたか、知っていますか?「特別攻撃隊」の略だから、“special attckers”??戦争末期、アメリカは、日本の軍事のみならず、気候や文化・風習、思考パターンに至るまで、調べ上げていました。どういう若者が選抜されてファイター・ゼロに搭乗し、狂気の攻撃を仕掛けてくるのか、当然、熟知していました。なので、敬意を込めて、こう呼んだのです。“flying elites”「空飛ぶ、選ばれし者(空飛ぶエリート)」。旧日本軍上層部は、頭脳明晰かつ運動能力にも長けた者を選抜して送り込んでいたのです。最年少隊員は、17~18才。つまり、諸君の年頃で、しかも、頭良くて運動神経良い者が選ばれていたわけです。その立場で、遠く離れた家族、父親・母親・兄弟姉妹・息子・娘に対し、特攻前夜に記した手紙。どれを読んでも、心が激しく揺さぶられます。「二度とこういうことがあってはならない。二度と過ちはおこしません。」心から平和を望む、そんな気持ちに自然となります。「語り部」の方々の口上も素晴らしく、引き込まれます。知覧なんて、ちらん(知らん)、とか言わないで。記憶の片隅に留めておいてくださいませ。行ってみてください。いつか、きっと。“Surely, someday.” ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
錦高日記8月6日(金)②~全国総文・競技かるた部②~
全国総文・競技かるた部の続報が顧問の宮下先生から届きました。
予選リーグを3勝(全勝)で勝ち上がり、決勝トーナメントに進出しました。3名の団体戦ですが、一回戦では清水さん、一回戦、二回戦、三回戦では林さんが試合に臨みました。抽選の結果、決勝進出トーナメントは埼玉県とあたることになりました。もうしばらくしたら試合が始まります。
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今、決勝進出トーナメントが終了し、埼玉に2対1で負けました。チームが一丸となってすばらしい試合でした。コロナ禍で大変な中、このような大会に参加できたこと、感謝しています。
錦高日記8月6日(金)~陸上競技部活動紹介~
8月中に出場予定だった大会や強化練習会が中止、近隣の陸上競技場が使用禁止になる中、陸上競技部は練習拠点を学校に移し日々の練習に励んでいます。陸上競技部専用の練習場所がないため、空いているスペースを見つけては様々なトレーニングを行っています。このような逆境の中ではありますが、新人大会での飛躍、県駅伝出場に向けて日々努力を続けていきます。
錦高日記8月5日(木)②~全国総文・競技かるた部~
8月4日(水)14時から、和歌山県立体育館で「紀の国わかやま総文2021」小倉百人一首かるた部門の開会式と抽選会が行われました。本校からは1年清水さん、3年林さんが石川県の代表として参加しています。
県の主将である林さんが抽選を行い、明日は新潟県、岐阜県、福島県と予選リーグで戦います。勝ち上がった16チームが決勝トーナメント進出となります。
錦高日記8月5日(木)~全国総文・文芸部~
第45回全国高等学校総合文化祭紀の国わかやま総文の文芸部門が3日から始まり、本校から3年の加藤さんが参加しました。和歌山県内の史跡などを巡る文学研修では、加藤さんたち俳句部門の参加者は高野山を訪れ、荘厳な寺院建築や神秘的な曼陀羅などを見学して密教の考え方に触れました。
分科会では作家の松村栄子さんの指導を受けながら、方言で民話を語ることにチャレンジ。加藤さんは「うさぎとかめ」を金沢弁にアレンジし、同じグループの参加者からは「その方言ってどういう意味?」「隣県なのに全然違う」などの声が挙がりました。
加藤さんは「他県の文芸部の人たちと交流できてとても楽しかった。小説のプロットの作り方などを話すことができて良い刺激になった。これからも創作活動をがんばりたい」と充実した活動に満足そうでした。
5日には作家の高橋源一郎さんの講演会や文芸部門の閉会式などが行われます。
錦高日記8月4日(水)~演劇部活動紹介
第41回石川県高等学校総合文化祭 第73回石川県高等学校演劇合同発表会が8月5日(木)~9日(月)の日程で、野々市市文化会館フォルテにて開催されます。
本校は、6日(金)に『もうひとつの若葉を』(しろがね みどり作)を上演予定です。本来ならば、保護者の皆様をはじめとして、多くの方々に錦丘高校演劇部の上演を楽しんでいただけるはずでしたが、昨今の新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、残念ながら無観客上演ということになってしまいました。そんな環境の中でも、今日はNスクエアで通し稽古をし、部員一同、本番で最高のパフォーマンスができるように練習に励んでいます。
保護者の皆様へ スクールカウンセラー来校日(8月・9月)のおしらせ
スクールカウンセラー 山本 恵(やまもと めぐみ)先生が来校され、相談にのってくださいます。生徒だけではなく、保護者の皆様もご相談いただけます。ご希望の方は、日時の調整をいたしますので、下記までお問い合わせください。なお、本校の教育相談担当教諭でよろしければ、随時、ご相談をお受けいたします。
【8月・9月の来校日 (変更の可能性あり)】
8月20日(金) 9月3日(金) 9月10日(金) 9月17日(金) 9月24日(金)
※いずれも午前中です。
【連絡先】 金沢錦丘高校 (代表TEL)076-241-8341
※「相談室につないでほしい」とおっしゃってください。
錦高日記8月3日(火)~紫錦祭に向けて全校制作「手形アート」づくり
昨日と今日、生徒会執行部の主導で、紫錦祭の全校制作「手形アート」づくりの一環として、中学生が紫と青に染めた手で布に手形を押していました。これは生徒会が、中高の全生徒がいっしょに取り組めるものとして考えたものです。テーマの「輝け錦の青春 繋がろう手をとって」で表現したように、コロナ禍で人と人が直接的に接触しにくい今、目に見える形で、人と人のつながりを感じられる企画をつくりたいという思いだそうです。生徒会長の石川さんは「コロナ禍でも、手形だったら誰とでも繋がることができる。1年越しに中学生が参加できる今年の紫錦祭として、全員が繋がっていることを目に見える形にしたかった」と企画に対する熱い思いを語ってくれました。この2日間で中学生全員の、夏休み後半には高校生全員の手形がそろったら、いよいよ中高一貫校としての紫錦祭に向けて、開催ムードが高まっていくことでしょう。
錦高日記8月2日(月)~先生も日頃の健康チェック
今日は教職員の定期健康診断でした。日頃の忙しさの中で、なかなか自分の健康のことに目を向ける余裕がない先生達も、この日ばかりは少し神妙な面持ちで、自らの生活を顧みたりしています。いつも生徒の皆さんに、「日頃の意識や習慣が大切ですよ」と指導しているのですが・・・。いずれにしても、生徒の皆さんと同じように、先生達にとっても、健やかな身体から「充実した教育活動」が生まれるのは間違いありませんね。今日は先生達も日頃の生活を見直す機会となったようです。
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