学校日誌

2021年7月の記事一覧

ほりほりの部屋Vol.66「トビタテJAPAN!トビタテNISHIKI!~All you will need is NOT “stay home”, BUT “home-stay”!~Part 2」

 皆さん、こんにちは。堀です。昨日の日曜日、本校野球部、昨秋ベスト8校の強敵大聖寺高校を4対1で破りましたぁ!「やったー!」ゲームセットの瞬間、飛び上がって喜んでしまいました。とうとう、夏の大会で校歌、歌えた!よかったね、部員諸君!そして、ありがとう!(堀は2番の歌詞を歌いそうになり・・・恥・・・)とにかく、いろんなことが素晴らしかった!さらに、こちらに「風」も吹いていましたね。ツーシームを駆使し凡打を打たせ続けてのナイスピッチあり、バント失敗からのセンター前タイムリーヒットあり、3点リードしての最終回の守りの際、前回のレフトに続いて、センターとピッチャーまでも、2人立て続けに足を攣ったり・・・いろいろドラマありで、まさに「ザ・高校野球」でした。よくぞ、全員の力で最後まで乗り切った!べーラン、がんばった甲斐があったね。足腰大事!2回戦金商戦、木曜日もこの調子で~~~GAT!!

 さて、今、最も注目されている野球選手と言えば・・・ロサンゼルス・エンゼルスの「ビッグフライ!オオタニさ~ん!」でしょう。メジャーリーグでも活躍した、わが郷土の誇り、ワールドシリーズでMVPも獲得した松井秀喜さんをして、自身の日本人メジャーリーガー最多本塁打記録の年間31本を軽々と越えたその日、「真の長距離打者」と言わしめた大谷翔平。並み居る強打者を押さえて、ホームラン競争も第1シード。オールスターも史上初の「2WAY(二刀流)」選手として出場予定。今まで誰もなしえなかったことに挑戦し続ける姿に、本場のファンのみならず、選手自身が興奮して見守っている状態。ダルビッシュのチームメート、サンディエゴ・パドレスのショート、スーパースターの一人、タティースJRのコメント:「リトルリーグで野球を始めた頃の、純粋な姿を思い出せてくれる。打って、投げて、走って・・・観ててこっちも楽しくなる!」

 野球大好き堀はメジャーリーグの球場に2度、足を運んだことがあります。前回の「ほり部屋」に引き続き、「トビタツ」魅力を伝える第2弾は、ベースボールネタ。本場でライブのスポーツ観戦は「トビタツ」魅力の一つです。

 堀が初めて「トビタツ」ことになったのは、英語の教員として2年目、24歳の夏。ホームステイ引率での渡米。小松地区の高校生20名を、テキサス州ヒューストンへ。初の海外旅行が、高校生引率という重大任務を背負っていたのでした。今考えれば、ずいぶん無謀な挑戦でした。よくあんな若造に自分の子どもを託したもんです?!すごいぞ、ペアレンツ!まじで感謝しています、今でも。あの経験が今の堀を支えてくれています。

 高鳴る衝動を抑えることはできませんでしたし、「なんとかなる!なんとかする!どうにかなる!」という「根拠のない自信(?!)」に満ちあふれていました。そういうメンタルは定年間近の現在も余り変わっていないかも・・・No risk, no lifeみたいな。根っからの‘risk-taker’であり、‘first penguin’。だって・・・「恥」とか「失敗」とか、死ぬ間際まで、わからない、そう思いませんかっ?諸君!!まず、やってみよう!「やってみます!」と言い放って~~~Just do it!

 渡米した1986年当時、世界初の室内ドーム球場、ヒューストン・アストロズの本拠地、「アストロドーム」を訪れました。ヒューストンの夏は気温40℃越えも当たり前のため、高温対策としてドーム球場を建設。写真上段が全景、中段が北入場口、下段が当時の日本にはなかったスポーツ観戦の楽しみ方、観客が「ウェーブ」を起こしている様子。訳もなく、純粋に楽しかった!スポーツ観戦って、選手の真剣勝負ももちろん面白いけど、プロスポーツなんだから、お金を出した者が楽しんで当然、という考え方から産まれた楽しみ方。野球に限らず、コロナ禍の後、是非、こういう機会に接して欲しい、諸君にも!「する」だけじゃない、「観る」スポーツもあるんです、堂々と。Have fun!!

 “Let’s go to see OUR HERO!”堀のホストファーザー、ボブにそう言われて連れて行ってもらったのが、アストロドーム、しかも、当時の堀のあこがれ、メジャーの奪三振王、ノーラン・ライアン先発試合!!!生で見ました、しっかりと!速い速い!バッタバッタと三振の山!試合も延長10回、アストロズの4番、グレン・デイビス(前年まで阪神タイガースの4番、メジャー復帰年)のサヨナラホームランで1対0で見事勝利!息詰まる投手戦の中、ノーラン・ライアンは8回途中降板で勝ちはつかなかったけど、満足満足!写真上段のマウンドで投げているのがノーラン・ライアン(ちっちゃ!sorry)、下段は、アストロズが守備についている際、通路はさんで隣のお客さんがキャッチしたファールボールを触らせてもらって、満面の笑みの堀とボブです!!ボブが堀のために頼んでくれて、快く写真撮影までしてくれたのでした!unbelievable!!だって・・・あの伝説の豪腕ピッチャーが全力で投げた直後のボール、つい数十秒前までノーラン・ライアンの手の中にあったボールに触れられたキセキ!今思い出しても興奮します!

 2004年の夏、北陸三県の中高生混合で20名をシアトルへ。海外引率3度目。シアトルで野球と言えば、もちろん、マリナーズ。写真はホンモノのセーフコ・フィールド入場チケットです。本拠地のセーフコ・フィールド正面には日本が誇るヒットメーカー、メジャーでもすでにスーパースターになっていたイチローの巨大看板がドーン!感激でした!しかも、この年はメジャーリーグの年最多安打記録262安打を記録した年!キレイなセンター前ヒットを1本、見ることができました。なお、マリナーズは負けました・・・これが最近の大谷翔平選手報道につながる「なおエ」の原型:「なおマ」の始まりだったのです。「大谷選手、今日も見事なホームランでした。なお、エンゼルスは負けました・・・」(退職したら「ビッグフライ!」観に渡米じゃ~!!)

 記念にセーフコでオフィシャルTシャツ買いました。17年経とうとしてますが、いまだ新品のよう。写真右下に縫い付けてあるマークがメジャー公認のしるし。生地も縫製も安物とは違います。諸君!どうせ買うならホンモノを、記念に。メジャー公認マークのチェック、将来、忘れずに!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP & to be continued!

p.s.先週土曜日、オオタニさーんが、マリナーズ戦で放った、独走の33号ホームラン。TVカメラも追い切れない速度と角度で、球場の最上段の観客席に突き刺さりましたよね~。あの一発に関して、他のメジャー選手達が度肝を抜かれた様子、たくさん報道されていました。特に、エンゼルスの同僚、主軸の一人、アップトン選手の驚いた表情についてのコメントが面白かった!「『マコーレ・カルキン』スタイル!」と表現されてました。映画フリークなら即わかる!全米の老いも若きも知っている、マコーレ・カルキン主演の代表作と言えば・・・「ホーム・アローン」!(オススメ!めっちゃ笑えて、最後はホッとする、名作!聞き取りやすい英語で、リスニング教材ムービーとしてもgood!)その宣伝用ポスターをググってみてね。どんな表情か、すぐわかりますから。