事業概要

H30年度 NSH事業報告

『京都で学ぶ人文学』第4回 京都大学で哲学対話!(2日目)

2日目

3月25日(月)

10:00 京都大学時計台会館で講義、哲学対話

12:00 終了、大学食堂で昼食

13:00 京都大学散策(二水高校OB案内)

14:00 「哲学の道」散策

17:09 京都駅発  サンダーバード

19:13 金沢駅着 解散

  

2日目は京都大学時計台記念館へ行き、京都大学大学院の白川晋太郎先生から「疑うことができないものは」をテーマに、グループに分かれ対話しました。限られた時間の中で、ファシリテーターの大学院生や橘先生に助言をいただきながら生徒達は深い対話を行うことが出来ました。グループの発表の後、哲学対話を終えました

  

昼食は昨日宿舎にお越しいただいた金沢二水高校のOBの方と京都大学の学食に行き、その後、京都大学の中を案内していただきました。案内が終わった後は「哲学の道」へ。西田幾多郎が歩いた道をのんびりと楽しく散策し、帰路につきました。

『京都で学ぶ人文学』第4回 京都大学で哲学対話!(1日目)

『京都大学で哲学対話!』
 1月から続いた「京都で学ぶ人文学」の総仕上げとして、郷土の哲学者、西田幾多郎が教鞭を執った京都大学と京都の町を訪問し、西田幾多郎の業績や思想を中心に、哲学対話や講義を通して「深い学び」を体験しました。
1日目

3月24日(日)

 7:40 金沢駅集合(在来線改札口前)

 8:05 金沢駅発 サンダーバード

10:11 京都駅着

12:30 「ちおん舎」昼食 講義および哲学対話  

19:30  二水高校OB京都大学生と懇談    

  

「ちおん舎」にて哲学対話を行いました。テーマは「passionについて」。京都大学大学院の橘英希先生から、講義をしていただき、その後、京都大学の大学院生がファシリテーターとなって、グループごとにディスカッションをし、発表を行いました。生徒達はこの3ヶ月で学んだことを生かし、積極的に発言をして考えを深めることが出来ました。

宿舎に戻り夕食を摂った後、金沢二水高校のOBOGの京都大学生に宿舎来ていただいて生徒たちと対談を行いました。「苦手な科目の克服法」、「部活動と勉強との両立方法」など生徒達の抱えている疑問に丁寧に答えていただきました。






 

 

 

 

「京都で学ぶ人文学」第3回 西田幾多郎記念哲学館訪問

3月9日(土)午後「京都で学ぶ人文学」の第3回講座が、かほく市にある、
西田幾多郎記念哲学館で開かれ、1年生18名が参加しました。
学芸員の方に館内を案内していただき、西田幾多郎の業績や生いたち、
鈴木大拙との交友について、理解を深めることができました。
総合的な学習の時間「西田幾多郎研究」でお世話になった専門員の中嶋優太先生
の指導のもと『りゆうがあります』(絵本)を題材に「理由」について自由に感想や
意見を出し合い、テーマを決め、後半はいよいよ哲学対話です。
『自分の行動は「まわりの目」によって制限されるのか?』というテーマで、
中嶋先生がファシリテーターになり、みんなの考えを上手く引き出していただきました。対話がどんどん深まり、大変満足出来る哲学対話となりました。
参加した生徒たちは、思索する楽しみを感じることができたようです。

 
安藤忠雄の設計の哲学館  展示の解説で西田がより身近な存在に!

 
      展望ラウンジにて哲学対話!

「京都で学ぶ人文学」第2回 鈴木大拙館訪問

 2月9日(土)午後、「京都で学ぶ人文学」の第2回講座が金沢市本多町の「鈴木大拙館」で開かれ、1年生13名が金沢市生まれで世界的な仏教哲学者・鈴木大拙の功績や生い立ちに触れました。
 当日は、総合的な学習「鈴木大拙研究」でお世話になった猪谷学芸員に、金沢ゆかりの世界的建築家谷口吉生さんが手掛けた館内の玄関の庭・学習空間・展示空間・思索空間を順に案内していただきました。その際、猪谷学芸員は大拙が残した書や生前の写真を前に、総合的な学習の授業を振り返りながら「大拙は日本文化を英語で海外に伝えた功績が高く評価されている」と説明されました。また、思索空間では、「われわれ人間は『失敗してはいけない』といった思いにとらわれすぎて、空回りしてみたり、力みすぎたりすることが多々あるが、そうしたわれわれに大拙は『無心』の重要性を説いている」と説明され、生徒はそれらの説明にあらためて感銘を受けている様子でした。

 生徒たちは、新たな学びとともに総合的な学習の時間の哲学領域でこれまでに学んできたことを深く掘り下げ、「大拙と出会い」そこから得た心の変化を思索につなげ、自分自身と向き合うひとときを過ごすことができました。

NSH課題研究合同発表会に参加しました。

1月29日(火)NSH課題研究合同発表会に2年生の人文科学コースの生徒たち
が参加しました。本校と小松、泉丘、桜丘、七尾そして翠星の6校が集まっての
発表会でした。GS課題探究の成果発表は、校内、校外、海外と発表を重ね、
これが最後になります。今回さらに他校との交流の中でうけた質問、助言をふまえ
各自がまとめの論文を作成します。
  
口頭発表「パンに名前をつけよう!」 ポスター発表「マンガ産業を守る~投稿型マンガアプリの利点~」
 
「高校生の昼食の満足度を上げよう!」         「HOW TO SLEEP WELL」
 
「バスの構造改革~ストレスフリーなバスを目指して~」「食堂大改造計画~パルを二水高校の名物にしよう~」
 
「現代の高校生にあった制服とは?」           「より多くの高校生が百万石まつりに参加するためには?」

「京都で学ぶ人文学」第1回 二水高校で哲学対話

1月26日(土)『二水高校で哲学対話』を京都大学の出口康夫教授、ミツヨ・ワダ
マルシアーノ教授、若手研究員と大学院生の総勢7名をお迎えして行いました。
これは1年生の総合的な学習の時間で学んだ哲学分野の発展版で
1年生17名2年生4名合計21名がファシリテーターの大学院生を中心に
4つの班に分かれ、アイデンティティについて哲学対話を通して理解を深めました。

 
ワダ教授の講義では映画の登場人物からアイデンティティを考えました。4グループそれぞれ哲学対話 白熱!
 
班の代表が哲学対話で考えたことを発表。出口教授の講義では西田哲学につなげてアイデンティティを考えました。

1年総合的な学習の時間『郷土の文学(鏡花・犀星・秋声)』の講話

1月24日(木)1年生の総合的な学習の時間で『郷土の文学(鏡花・犀星・
秋声)』についての講話を、石川近代文学館学芸員の宮本知穂氏、當摩英理子氏を
講師にお迎えして行いました。大変わかりやすいお話で、生徒たちは石川に生まれ
た文豪たちの生い立ちに触れ、それぞれの作風や特徴をつかむことができました。
この後、班ごとに作品を読み、それぞれのあらすじや表現上の特徴をまとめ、発表
しあう活動に取り組みます。

1年生理系対象RS発表会

12月14日(水)7限に1年生理系選択者対象RS発表会が行われました。ポスター発表に加えて、この日のために準備したパワーポイントによる発表を行う班もあり活発な発表会になりました。1年生はコース選択の参考にすることもあり、真剣に発表を聴く姿勢が見られました。
  

GS課題探究校内発表会

12月14日(木)6限・7限 人文科学コースの「課題探究校内発表会」が行われました。グローバルゼミ、台湾の修学旅行での台湾大学留学生とのディスカッションをへて、最後の校内発表会となりました。回数を重ね納得のゆく発表になったようです。クラスの仲間と審査員の先生方による投票でNSH合同発表会の代表が選出されます。7限目には1年生も参加し質問なども活発に行い、2年生でのコース選択のための参考にします。
  

SSH生徒研究発表会に参加しました!

 12月13日 3限終了後、石川県地場産業振興センターの新館コンベンションホール
にてポスターセッションが行われました。
 本校のRS班6チームが発表に臨みました。台湾の修学旅行での台湾大学留学生との
ディスカッションをへて最後の発表会となりました。他のNSH校との交流もありまし
た。SSH校の口頭発表は深い内容でとても参考になりました。