学校行事・日誌

2013年3月の記事一覧

【再掲】平成25年度合格者の皆様へ

合格おめでとうございます。
今後の予定につきまして、主なものをお知らせします。詳しくは3月21日(木)の仮入学でお知らせします。
 
・仮入学 3月21日(木)
  12:50 本校体育館に集合。点呼を取ります。
  13:00 全体会
  13:30 仮の教室へ移動し、諸連絡を行います。この時、書類回収など行います。
  14:30 場所を移動し、教科書や物品の購入、制服採寸などを行います。
  15:30~16:00ごろに終了予定です。
 
 なお、既に配付したものの中に、「運動場シューズ申込書」が同封されておらず、大変ご迷惑をおかけしておりますことを、お詫び申し上げます。
 この代金3,900円を持参いただければその場で購入できるようにしておりますので、ご了承ください。
 
  
 
 
・新入生ガイダンス 4月3日(水)
  8:20~12:00 学習に関するガイダンス
  12:40~    物品受け取り
 
 
・入学式 4月8日(月)
  12:30までに新入生は登校し、玄関でクラスを確認のうえ、当該教室に入ってください。
  13:10までに保護者の方は、講堂に直接お入りください。
  13:30~14:30 入学式を行います。
  14:40~ 生徒は教室で、保護者は講堂で諸連絡等を行います。
 
 
<お願い> 仮入学や入学式では、本校周辺道路が大変混雑しますので、自家用車による送迎はご遠慮いただいております。さらに、本校には駐車スペースがありませんので、自家用車でのご来校はご遠慮ください。近隣の店舗や病院などにおける無断駐車も、固くお断りいたします。入学後の各種学校行事等についても同様です。ご理解のうえ、ご協力ください。
 
                   

学校 合格発表の日の交通についてのお願い

3月14日(木)正午に行う、平成25年度入学者の合格発表についてお願いします。
 
・毎年、本校周辺では混雑により、地域の皆様にご迷惑をおかけする状況が発生しています。
 
・特に、本校前や周辺道路では、駐停車による交通混雑が起こるため、付近を通行する方々からも苦情が寄せられています。ちょっと駐めて受検生を降ろすだけといった気軽さが、このような状況を作り出していると思われます。
 
・付近の店舗や病院等への無断駐車についても、大変困っております。
 
・このページをご覧の皆様の良識ある行動を、よろしくお願いします。
 
・合格発表を見に来校される場合は、自家用車はご遠慮いただき、公共の交通機関でお越しください。付近の店舗や病院等への無断駐車もご遠慮願います。
 

第65回卒業証書授与式を挙行しました。

 
 平成24年度 第65回卒業証書授与式 
 
 学校長 式辞

 幾たびかの大雪に見舞われたこの冬も終わり、緑が丘の台地にもようやく春の息吹が感じられる今日の佳き日、松本雅之PTA会長様、小川陽子同窓会長様並びに歴代校長様をはじめ多数のご来賓の皆様のご臨席をいただき、ここに第65回卒業証書授与式を挙行できますことは、本校関係者の等しく喜びとするところであります。
 348名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。三年間、夏の暑い日差しや厳しい冬の寒さに耐え、通い続けたこの学び舎を皆さんは本日巣立つことになります。今皆さんの胸中は、清々しい満足感に満ちあふれていることでしょう。
 保護者の皆様、本日お子様が三か年の蛍雪の功なり、めでたく金沢二水高等学校卒業を迎えられましたこと、お子様と苦楽をともにされ本校と何かと関わりをいただいたこの星霜を思うとき、感無量であると拝察し、心からお喜び申し上げます。
 さて、三年間の高校生活を振り返って見ますと、桜花爛漫の4月、本校へ入学した初々しい一年生では、期待と不安が入り交じったなか高校生活がスタートし、5月の陸上競技大会、夏の二水祭を経てようやく二水生らしくなったはずです。一昨年3月11日に発生した「東日本大震災」の記憶は今も忘れることができません。その後続いた原発事故を含め、わが国に未曾有の危機をもたらしましたが、現在着実に復興が進められております。
本校の中堅として部活動・生徒会活動はじめ重要な役割を担った二年生では、北海道への修学旅行において、班別自主研修やラフティング体験に楽しく取り組みました。
本年度は最上級生として積極的に「二水祭」はじめ学校行事を推進し、さらに進路実現に向けて果敢に挑戦し、最大限に努力し続けました。このように皆さんは本校の伝統を受け継ぎつつ新しい課題に立ち向かい、本校の新たな時代を実践した生徒たちであると言えましょう。
 ところで、わが国を取り巻く国際情勢においては、領土問題を抱えた中国・韓国と友好関係を保ち、更に発展させていくという協調する姿勢が求められております。グローバル社会において、皆さんの若い感性・情緒力で世界に安定と平和をもたらしてほしいと願っています。
 明治維新を切り拓いた西郷隆盛南洲先生は、「己に克つの極功は『意なし、必なし、固なし、我なし』と言っておられます。これは克己心の目標は、自分勝手に当て推量をしない、無理押ししない、固執しない、我を通さない、という意味です。さらに言いかえますと、柔軟な姿勢で事に臨みなさい、バランス良い生き方が大事ですよということでしょう。このことを踏まえ、これからの人生を生き抜いていく卒業生の皆さんにはなむけの言葉として、幸福な人生をおくるための三か条について話したいと思います。
 一つ目に「向上心を持つ努力の人であれ」ということです。
 皆さんは、本校における学業を通じて、三年間を見通してこつこつと努力することの大切さを学んだはずです。この姿勢は人生を生き抜く根本姿勢ともなります。いくつになっても目標に向かって、向上心を持ちこつこつと努力する日々の姿勢で、人生を貫いてください。自分で自分を誉めてやることのできる生き様を、見せて欲しいと心から期待しております。
二つ目に「誠実であれ」ということです。
これからは、自分自身はもちろんのこと、他に対しても心に「誠実さ」を刻みながら、対処していく姿勢が人生では必要となります。時には人間関係で悩むこともあろうかと思いますが、誠実さを貫き相手の信頼をかち得ていくことがその解決方法です。誠実にかつ真摯に対応する人は必ずや周りの人から信頼されます。
三つ目は「随所に主と為る」ということです。
人生のどの場面においても、主役・主体は自分自身であるという自覚を持ってください。特に進路決定等、人生の節目における重大な決断は自分自身でしなければなりません。なぜならば「この道は他の誰でもない自らが選択した道なのだ」という思いだけが、困難を乗り切る原動力となるからです。
その際、世阿弥が「花鏡」の中で述べている「離見の見」という考え方が参考になるでしょう。すなわち、離は離れる、見は見ると書きます。つまり自分を離れて見るということです。能を演じている自分を、観客の立場から見る、客観的に自分を見る視点を持ちなさいという意味を世阿弥は言っているのでしょう。このことによって、自分はどのように生き、何をしなければならないのかが見えて来るはずです。
また、仕事がうまくいかないとき、あるいは自分の処遇に不満を感じたとき、それを他のせいにしてはなりません。自分の人生の主体は自分自身なのですから、現状をしっかり受け止めて今日只今から努力すれば状況は好転するのだという信念を持って頑張り抜くことが周囲からの信頼と支援を得ることにつながります。
 卒業生の皆さん、今後は、母校金沢二水高等学校、ふるさと石川で培った精神文化に誇りと愛着を持って、真の国際人としてグローバルな視野で人生を切り拓いていただきたいと思います。
 終わりに、本日ご臨席のご来賓の方々、保護者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、卒業生の皆さんの前途が幸多からん事を心から願って式辞といたします。

平成25年3月1日                石川県立金沢二水高等学校長  近藤 繁彦
 
             
          学校長式辞                           石川県教育委員会告辞
 
           
             PTA会長祝辞                     在校生送辞                  
           
      
           卒業生答辞          卒業生退場の前にホーム担任が整列