校長ブログ

骨髄バンク 語りべ講演会

 白血病や再生不良性貧血などの病気で骨髄移植を経験された方の体験から、「いのち」の大切さや生きることについて考え、自分たちにも出来ることがあることを学ぶことを目的に、北陸電力教育振興財団から寄贈していただいた、大型液晶モニターなども活用して、オンラインで講演会を実施しました。

 骨髄移植を乗り越えられた方からは

  • ドナーさんへの感謝の気持ち
  • 家族、恋人、友人の大切さ
  • 骨髄バンクへの感謝の気持ち
  • 患者1人のためにどれだけの人が支えてくれているのか
  • 考え方の変化

などについてお話していただきました。

 「仕事をする」「ご飯をおいしく食べる」ことは当たり前ではないということに気づき、生きている幸せを日々感じているとのことでした。そして、支えられるだけではなく、自分が出来ることは何かと考え、骨髄バンクに係るボランティア活動に携わっているということでした。

 自分の「いのち」はもちろん、周りの「いのち」も大切してください。

スクールカウンセラーによる心理プログラム

 将来の「生き方」につながるように、スクールカウンセラーの山谷先生にお願いし、生徒全員を対象に「心の柔軟性を育てる」ためのACT講座を実施していただきました。

 未来に一歩踏み出すために、自分の『価値』にそった仕事や生き方が大切であることがわかりました。

石川県高等学校定時制通信制教育研究会公開授業

 石川県高等学校定時制通信制教育研究会の公開授業が本校であり、他校から来校された先生方も交えて授業を参観しました。

 科目は音楽Ⅱ。先日の校内GIGA研修でも学び合った、「Chrome Music Lab」の「SONG MAKER」を使った授業で、今年度の研究テーマである「定時制通信制高校としてのさらなるICT機器の効果的な活用の推進~個別最適な学びと協働的な学びの充実のために、生徒1人1台端末を使うような授業の展開~」に沿った実践でした。

 楽曲を創作するツールとしてICTを使っていることに加えて、共有するモニターも2画面あり、1人1台端末を効果的に活用しながら、協働で学ぶ授業デザインになっていました。

進路ガイダンス

 進路について系統別に説明を聴く機会を設けることで、産業や職業、上級学校への興味・関心を高め、自分に合った進路を選択するための情報を収集し、進路実現に向けての意欲を喚起することを目的に、進路ガイダンスを実施しました。

 「自動車」「電子・電気・エレクトロニクス」「ゲーム・IT・情報処理」「経理・事務・販売・営業・サービス」「美容・メイク」「フード関連」「ファッション系」「医療事務」「動物」に分かれて、上級学校から来校された方から、直接お話を伺いました。

 また、卒業予定者には、ハローワーク羽咋から来ていただき、「内定者セミナー」を行い、高卒で就職した方の3ヶ月後の感想などを交えて、お話していただきました。

 将来の自分を見つめる良い時間となりました。ありがとうございました。

総合的な探究の時間 ~探究=よりよく生きる~

(同)楽しい学校コンサルタントSecond代表 前田 健志 先生をお招きし、視聴覚室に生徒全員が集まって「総合的な探究の時間」について学びを深めました。

 先生のお話に引き込まれながら、

  • 楽しい学びの3つのパターン
  • 自然な(人間らしい)学び方(問い)の流れ(探究)

について、先生方と一緒になってグループワークで意見交換しながら、学び合いました。

 生徒の笑顔や意見を出し合う場面が見られる中で、「総合的な探究の時間」のことだけを考えるのではなく、『学ぶ』こと、そのものの楽しさをメッセージとして感じることができた、有意義な時間となりました。

 前田先生、どうもありがとうございました。