生徒の皆さん、あけましておめでとうございます。今年一年が皆さんにとって、いい年でありますように祈っています。
今日の集合・整列、とても良かった。いいスタートが切れたと思います。
令和2年になりました。今日から3学期が始まります。3学期は各学年の締めくくりの学期であるとともに次の学年の準備ということでゼロ学期でもあります。
1年生は2年生のゼロ学期になりますが、その前に2学期の様子を見ていると、地に足がついていない、目標を見失っている、そのような空気が一部見られました。改めて、目標をいくつか設定してください。例えば、漢字検定に向けて本気の努力をして合格をめざす、提出物を期限までに必ず出す、部活動で一勝するでもいい。生活面で遅刻ゼロを続けるでもいい。目標をひとつひとつ達成することで自分に自信が持てるようになり、自分が磨かれていきます。
2年生は3年ゼロ学期になります。来年の今頃は多くの人は進路が決まっていると思います。このゼロ学期は進路についてしっかりと向き合うための準備期間であり、自己分析をする期間。履歴書に志望動機を自分のことばでしっかりと書くことができるか、資格の欄に記入できるものがあるか、自分に問いかけてください。資格は将来の仕事に直結しないものもありますが、資格を取る、検定に合格するというのは高校時代に頑張った証、努力の証明書になる。努力の証明書は何枚あってもいい。少し話がそれましたが、進路に向き合う中で、今やるべきことが見えてくるはずです。やるべきことが見えたら一歩を踏み出して下さい。
そして3年生は4月からの新たな生活に向けてのゼロ学期となります。ゼロ学期に社会人になるための、進学するための心構えを自覚してください。社会人や進学に向けての自覚とは何か。考えてください。2月10日の3年生の終業式で自覚について考えたことを皆さんに訊ねたいと思います。
最後に3学期も皆さんの授業の様子を見させてもらいます。私が授業を見る時のポイントは
①授業の中で何を学ぼうとしているのか、そのねらいを皆さん自身がつかんでいるかどうか。
②授業の中で先生の話を聴いているか、耳で聞くのはあたりまえです。目で聴いてください。今、大多数の人が顔を上げて目で聴いています。そしてしっかりと頭を働かせて考えているかどうか。
③その考えたことを自分のことばで話したり、書いたりできるかどうか、
です。是非、授業を通して自分を磨いて、伸ばしていってください。
以上で始業式の話を終わります。本日、二学期終業式を行いました。以下の事を話しました。(一部修正)
石川県青少年ボランティア賞を受賞しました。皆さんの活動はもちろん、これまで長きにわたっての先輩方の地道な活動も含め、評価されたものです。これからも、ぜひボランティア活動を継承してください。12日(木)に行われたKCB活動でも43名の参加がありました。地区会館の方々も大変喜んでおられたと聞いています。地域の方の協力による授業や取組もありお世話になっています。その恩返しの意味も込めて、これからも積極的に参加してください。
今日は読解力について話をします。先日、読解力の低下について新聞記事が出ていました。今日も他の新聞で読解力についての記事がありました。読解力とは文章を読んで、その内容を理解する能力のことです。国語に限らずすべての学習の基本であり、社会に出てからも基本中の基本となる能力。読解力がないと、文章もしっかり作ることができません。
こちらの新聞記事を見てください。見出しに「この公園には滑り台をする」とあります。意味不明です。小見出しが「文章作れぬ若者」
文章を作れない原因の1つにSNSの普及がある。LINEは単語や略語だけの話し言葉で通じる。スタンプを使えば感情をことばや文章にする必要もない。正しく文章を書かなくてもいいという環境がことばの乱れにつながっている。(12月5日 読売新聞より)
読解力の話に戻ります。こちらの本を見てください。新井紀子さんの著書「AI vs 教科書が読めない子どもたち」です。このなかで、読解力の大切さについて述べている部分がたくさんあります。一部紹介します。
〇日本は欧米に羨まれる画期的に低い失業率を達成しています。それを維持するには最低限、作業マニュアルや安全マニュアルを読んで、その内容を理解する必要があります。そのためには、教科書が読める読解力が是非とも必要なのです。
〇筆記試験が難しくて普通免許が取得できない卒業生や折角、板前修業しても調理師免許が取れない卒業生も少なくないそうです。
〇仕様書を正しく理解して、手順書どおりに作業をし、いわゆる「ほうれんそう(報告・連絡・相談)がきちんとできるあたりまえの人材がいくら人事にコストをかけても採れていない。
読解力をつけるためには、まず読書。一学期の終業式で、読書には「趣味としての自由な読書」と「義務・強制としての読書」の話をしましたが、読書を通して、最後までしっかり読み切ることで文章を正しく理解する力をつけてください。
2つめは語彙力をつける。語彙力とはことばをどれだけ知っているかという能力。多くのことばを覚え、その意味を理解する。また漢字の読み書きの力がつけば、語彙力もつきます。1、2年生は全員漢字検定を受けます。合格するための努力をしてください。朝学習だけでは不十分。この冬休み、本気で頑張ってください。
以上で二学期終業式の話を終わります。
今日の朝刊各紙の一面トップがそろってタイトルの事についてであった。経済協力開発機構(OECD)が公表した2018年の国際学習到達度調査(PISA)の結果では日本の15歳の読解力は前回の8位から15位へ大きく順位を下げた。
原因・背景として
・新聞や雑誌のように内容を精査した長文をよく読む生徒が減り、ネット上のチャットなどの短文のやり取りが増えた。(読売新聞)
・文章を読み取って伝える力が弱くなり、分からない言葉を調べて自分のものにすることをしなくなった。(読売新聞)
・「てにをは」などをしっかり理解できていないのかもしれない。(読売新聞)
・長い文章を読む訓練ができていない。語彙力が低下し、まとまった文章から情報を抜き出す能力が落ちている。
・読書量の減少に伴って語彙も減り、自分の言葉で文章を書くことに苦手意識がある。(読売新聞)などがあげられる。
読解力低下については現場でも常々感じていることである。憂慮すべき状況である。本校では、国語の授業に限らず、教科書や問題文などを読む場面を設定し、きちんと読み込み、文章を理解する力をつけさせようと努めている。また、今年度から1、2年生全員に漢字検定受検を課した。漢字の正確な読み書きができ、語彙力も身につけて欲しいとの思いからである。地道な取組であるが、やがて生徒たちの血となり肉となることを期待している。
期末考査も終わった。冬になり夜も長い。本にじっくり向き合ってみませんか。
「えっ!?またか?」先週10月25日、台風21号に伴う記録的大雨で千葉、福島で再び、河川の氾濫などが起こり、死者が出た。2週間前に台風19号により多くの県にまたがって死者80名を超える甚大な被害となり、復旧作業の途上であるのにもかかわらず、また起きた。さらに9月上旬には台風15号で千葉県を中心に大規模な停電や断水などの大きな被害を受けている。
2ヶ月の間に3度の大きな自然災害が発生している。もやは「経験したことのない・・・」とか「○十年に一度の・・・」「記録的・・・」の文言は日常的になってきている。
昨日、第14回加賀市総合防災訓練が山代中学校で行われた。地域の人たちが約1000人参加。本校からも山代中学校区に住む生徒を始め、福祉系列や吹奏楽部の生徒が参加した。目的は自然災害発生時に「自ら何をすべきか考え行動できる」ように防災意識の高揚と知識の向上を図るためである。会場では防災備蓄品の展示・試食や応急手当訓練、防災グッズや段ボールベッド、ワンタッチパーテーション、木造住宅倒壊の模型などの展示が行われた。本校はハンドケアの実演を行った。外では応急給水訓練や地震体験車による体験が行われていた。
加賀地区は比較的台風や大雨の影響が少ない。地震の影響も同様である。けれども、各地でここまで頻繁に自然災害が発生すると深刻に考えるものがある。いかに「自分ごと」としてとらえるか、がポイント。今回の防災訓練で意識が高まり、知識を身につけ、他を巻き込む力もつけてほしいものだ。
東日本大震災から8年。「避難所で活躍したのは高校生」と聞いたことがある。たのむぞ!加賀高生!10月20日(日)、場所は石川県産業展示館2号館。8時過ぎには多くの車が駐車場に向かっていた。隣接する県立野球場では北信越地区高校野球、陸上競技場ではサッカーJ2リーグ(ツエーゲン金沢出場)の試合、他の展示館でも催し物が予定されており朝早くから人出が激しかった。それぞれのイベントの終了時間が重ならないことを祈りつつ、車を駐めて会場に向かった。
このイベントの目標は
(1)高等学校等で産業教育を学ぶ生徒に誇りと自信を持たせ、その情報を発信する好機とする。
(2)本県の産業教育を担う高等学校等に対する一般県民の理解を促すとともに、中学生等に産業教育の魅力を伝える。
である。
本校からは5名の生徒が参加し、オリジナルの「缶バッジ」を幼児や小学生たちに無料で提供した。子どもたちの写真を撮り、その写真がバッジのデザインとなるものであった。生徒のおもてなしがよかったのか、世界にひとつだけのバッジを受け取った子どもたちは満足した様子でうれしそうにしていた。
展示・発表・販売・コンテスト・パフォーマンス等、どれも手をかけ、時間をかけたものばかりであった。売り子の生徒たちの声に乗せられて買った物もあった。他校の先生の「これ、うまいぞ」に乗せられて買った物もある。盲学校の生徒さんのマッサージはとても気持ちよかった。かけてくることばは自然でほのぼのとしており、それだけでも癒やされた。目が不自由であることを全く感じさせず、自立するための強い意志が感じられた。研究発表は課題を発見し、課題を解決するための手順を踏んでおり、どれも見応えがあった。
このような他校との交流活動で生徒たちが受ける刺激は大きい。互いに切磋琢磨して、アイディアを出し合い、未来の社会を支えていくベースを築いてもらいたい。
10年ほど前の勤務校で書いた「学年通信」を偶然見つけました。当時の自分が生徒に何を求めていたかが、蘇ってくるようです。そして、当時の生徒の顔も。「学年通信」の記事を抜粋して下に載せてみました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「努力する人は希望を語る、なまけものは不満を言う。」
見出しは先日、出勤途中の車でラジオから聞こえてきたフレーズです。なるほど、当たっているかもしれません。前号で目標に向かってひたむきに努力する姿は美しいと書きましたが、希望も語るから輝いているのですね。
話は変わりますが、3年生の小論文の指導をしている中で、下の文章を見つけました。某大学で出題された上田紀行氏の「生きる意味」の抜粋です。耳が痛くなる話です。肝に命じておいて下さい。
数年前、私の教えている東工大で留学生向けの講義を受け持ったとき、「日本の大学のどこに一番違和感を感じたか?」と聞いたことがある。その答えにびっくりした。ひとりが「学生が授業中寝ていることです。」と答えたところ、皆が「そうだ、そうだ」と大きくうなずいたのである。「どうして大学生が教室で寝ているんですか?それでも大学生ですか!」と言うのだ。
・・・・・・・(中略)・・・・・海外からの留学生にとってショックなのは「大学生にもなって教室で寝ているあなたには、大学生としてのプライドがないのか?」寝ていたら先生から怒られ、成績が下がるならば寝ない。友達から非難され最低人間だと思われるのなら寝ない。しかし、そうした「人の目」がなくなれば寝てしまう。しかし、「人の目」がなくなっても「自分の目」から見て教室で寝ることは大学生として恥ずかしいことだと思わないかと留学生たちは問うているのだ。
ルース・ベネディクトは「人の目」から非難される「恥」を強く意識する日本文化を「恥の文化」と呼んだ。しかし、彼女はもうひとつの「恥」を見落としていた。それは「私としたことがこんなことをしてしまうとは!」という「自らを恥じる」という恥である。誰からも見られていなくても、恥じる。・・・・・・・(中略)・・・・・日本人の倫理観は単に自分の周囲の「人の目」だけではなく、先人たちや恩師たち、そして自分自身に対して恥ずかしいという感覚にも支えられていたのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上記の文中の「大学生」を「高校生」に置き換えて、自問自答してください。
来週(10月8日)から2学期中間考査です。真剣に向き合い、プライドを持って、前回の自分を超えてください。2年生が昨日、東京方面への修学旅行に出かけました。前日(9月24日)の結団式で以下のことを話しました。(一部改)
ディズニーランドの話をします。ディズニーランドができたのが、今から35年ほど前です。私が大学生の頃でした。できて間もない頃に行きました。驚きとワクワクの連続でした。強く印象に残っているのが、スペースマウンテン。暗闇の中のジェットコースターです。2時間ほど並んだかな。めちゃくちゃ怖かった。普通のジェットコースターは動きが予想できる。上って行って一番高い所に行って下ってスピードが出るとか、右に急に曲がるとかがわかるけど、スペースマウンテンは真っ暗闇の中を上下左右に動くので、予想がつかない。2分か3分なのにものすごく長く感じたことを覚えています。あと、ランド内どこに行ってもゴミ一つない。トイレも常にきれい。清掃スタッフが活き活きと使命感と自分の仕事に誇りを持って掃除している。社員教育が徹底されており、質の高さを感じました。
そのあとも修学旅行や家族で何回か行きました。20年近く前、家族で12月の終わり頃に行った時のことを話します。年末とういうこともあり、園内は人、人、人・・・・の行列と混雑。寒い日だったので、手袋をしたり、しなかったり。でも、その手袋を途中で落としました。帰り際にダメ元で「落とし物センター?」みたいな所に行って、届いてないか聞いたけど、やっぱりなかった。とりあえず手袋の色とか特徴とかを紙に書いて帰りました。戻ってくることを期待せずに。
ところが、びっくり!1週間後ぐらいに自宅に届きました。感激です!すぐにお礼の手紙を書いて送りました。「もう一度家族で行きたいです」のことばも添えて。落とし物・忘れ物は山ほどあるはずなのに、12月の終わりで3万人?のうちの一人のたかが安物の手袋を見つけてくれて、郵送してくれる。大変感激しました。最高のおもてなし!「また行きたい」と強く思いました。これが、この気持ちを起こさせることがリピーターを増やす秘訣か、と思いました。私にとっての一番のディズニーランドの思い出です。
なぜリピーターが多いのか?ディズニーランドがずっと長い間、大事していることは何か?そんなことをちょっと考えながら、友だち同士でしゃべりながら行列に並んでください。おしゃべりを通して新たな発見や気づきがあるかもしれません。それでは、気をつけて行ってきてください。
今日の午後はこのディズニーランド。心はすでにディズニーか。最高の天気になりました。日頃の行いがいいのか。引率の先生方も童心に戻って、楽しんできてください。
最新更新日:2024/12/20(金)
更新履歴
・歳時記「手話うた発表会」
・歳時記「サンタの季節です」
・歳時記「第2回球技大会」
・歳時記「福祉系列 校外学習・第7回KCB活動」
・図書館より 「本のCM大賞」表彰式 お知らせ(12月)
・歳時記「晶子染め体験」
・歳時記「選挙出前講座」
・歳時記「シュトーレン」
・歳時記「お仕事体験フェア」
・歳時記「志望別進路ガイダンス」
・歳時記「加賀ロボレーブ国際大会2024」
・年間行事予定「12月行事予定」
加賀高校公式LINEスタンプ完成!
令和2年度の新入生から制服がリニューアルしました。
そして、この度、新制服の完成を記念してLINEスタンプを業者が作成してくれました。
興味のある方はLINEスタンプのスタンプショップで「加賀高校」と検索してみてください。クリエイターズの欄で出てきます。
※購入には50コイン(120円)かかります。