蒼頡は鳥の足跡で文字を創ったそうだ(校長日記)
歌仙巻きにチャレンジ
おはようございます。南風のため、この季節では珍しいぐらい暖かい朝を迎えています。
今日も一日いい日でありますように。
3年国語科の授業で、松尾芭蕉ゆかりの歌仙を体験しました。事前学習として山中温泉の芭蕉の館を訪問し、平井館長から松尾芭蕉についてお話をいただき、今日がその本番です。
歌仙を巻くとは、連句の一形式である歌仙を巻いていくことを指します。歌仙は、5・7・5の長句と7・7の短句を交互に36句連ねたもので、最初の3句を発句、脇、第三、最後の1句を挙句と呼びます。
歌仙に通じている橋本さんを講師に招き、授業に入ってもらいました。橋本さんがこの校舎に入ってきたときの思いを詠んだ句は、
「冬うらら森の記憶を学び舎に」
これを発句として、これに答えるように生徒たちが、季語辞典を片手に「七・七」で句を連ねていきました。
今朝の北國新聞にも記事が載っていますので、ご覧ください。
生徒たちは、
「寒き時間が年輪になり」
「たい焼きを両手で包む遊歩道」
と詠みました。なかなかやるじゃないですか。
はじめは慣れない様子でしたが、進めていくにつれて、面白い句が出来上がりました。
昨日は3年1・2組で行いましたが、今日は3年3・4組で行います。今日はどのような句が詠まれるか楽しみです。
「がんばろう のと がんばろう いしかわ」
ワクワクを楽しもう
今日も楽しく一生懸命