校長室より
互見授業週間 ~校長室より④~
今回は先生方の話。
本校は今週、いい授業目指して、先生方がお互いの授業を参観する互見授業週間です。
授業の進め方や授業の教材は教員間でかなり共有されていますが、やはり、実際に他の先生の授業を見せてもらうと新たな発見が。
「授業の導入はそうするのか」
「確かにクイズにすると生徒は真剣に考える」
「自分だったらこうするけど、どっちがいいのかな」などなど
そして、生徒の様子が、自分の授業のときより生き生きしていて、少しショックだったり。(これは私の経験)
他の先生の授業を見ると、たくさんの刺激をもらいます。
先生方、「なぜ」「なるほど」と生徒がワクワクする授業を目指してください!
面談週間 ~校長室より③~
4月14日(月)からの週は、面談週間。
生徒一人一人が、担任の先生と対面で話をします。
テーマは、学習、進路、部活動、生活習慣、・・・。
学年によって、何に重きを置くか異なります。
新年度が始まったばかりのこの時期は、あまり深入りしないことが多いかも。
少しずつ、お互いのことを知っていくことに。
「この先生、意外と優しい」「この生徒、しっかりしているな」
いいところ、たくさん発見したいですね。
入学式 ~校長室より②~
本日(4/8)、入学式が行われました。
新入生が呼名され立ち上がる様子を、ずっと壇上から見ていました。
元気のいい返事も聞かれましたが、多くは緊張の表情。
これから頑張って、と願わずにはいられません。
と同時に、我々教職員が支え導いてやらねばとの思いも。
「この生徒たちの高校生活を預かっている」と、大きな責任を改めて感じています。
令和7年度がスタートしました ~校長室より①~
新年度がスタートしました。
生徒玄関ロビーでは、美術専攻の生徒が黙々とデッサン。
体育館では、全国大会から帰ってきたハンドボール部がシュート練習。
音楽室では、新しい先生を迎えた吹奏楽部が自己紹介と親睦会。
紹介しきれませんが、グランドや教室で様々な部が活動しています。
先生方は、職員会議や教科会など。
生徒は普段通りに見えますが、先生方は、新しい学年や部署のスタートでワクワクとドキドキを感じます。
生徒も先生も、いい1年間になることを願っています。
校長は引き続き久保出が務めます。よろしくお願いいたします。
卒業生の二口さんが、東京藝大音楽学部に合格!
3月21日(金)に、卒業生の二口さんが校長室に来室してくれました。
東京藝術大学音楽学部ピアノ専攻に、合格の報告です。
「合格したときは、うれしさと同時に安心した気持ちだった」、「ピアノを始めたのは4才のとき」、「毎日、学校から帰って5時間練習した」など、いろんな話をしてくれました。
とっても謙虚で、優しい人柄。それが、演奏を披露すると顔つきが一変。ショパンのスケルツォ第4番を弾いてもらいましたが、速いテンポには力強さが、ゆっくりのテンポには優雅さがありました。(薄っぺらい感想でごめんなさい)
後輩に一言お願いすると、「夢は、諦めなければ叶う」とのこと。
二口さんには、ご報告、そして演奏していただいたことに感謝しています。
ピアニスト目指して頑張ってください!
探究発表会
3月19日(水)5、6限に、探究の2年生最終発表会が行われました。
1、2年生が14の教室に分かれ、2年生1人1人が1年間の研究をプレゼンテーションしました。
本校はSDGsに関する研究をしており、「海のゴミ問題」や「森の生態系」などの様々なテーマについて、課題を見つけ、その対策を考えてきました。生徒の発表からは、企業や市役所に訪問やインタビューを行ったり、また校内でアンケートを行ったりしていて、普段の授業にはない貴重な学びを経験したことが分かりました。
発表の後には、生徒や先生からの質問もあり、さらに学びが深まったことと思います。
本校の探究活動が、ますます充実することを願っています。
2年 渡邊君
消防から、2年の渡邊君に感謝していると連絡がありました。
市内で火災が起きた際、渡邊君はいち早く通報しただけでなく、消防の求めに的確に応じて、撮影等で現場の状況を伝えたそうです。消火活動に大変役に立ったとのことでした。
早速校長室に来てもらい、私からも感謝の気持ちを述べました。
緊急の場合、気が動転して冷静な行動ができないことも予想されます。私も含めて、ぜひ、渡邊君を見習いたいものです。
渡邊君の照れくさそうな表情が印象的でした。
卒展(ギャラリートーク)
本校で、芸術コース美術専攻3年生による卒展(卒業制作展示)を行っています。(3/4まで)
2月18日(火)の昼休みに、ギャラリートークが行われ、制作した生徒が自分の作品の紹介を行いました。
「学校から見る夕日がとても美しくて描いた」「ここ1年間は犬の絵ばかり描いている」「離れてしまう友人を想って描いた」「江戸の人と関わる学生を描いた」など。
どんな想いで描いたのかを聞くと、絵がまた違って見えるから不思議なものです。
それにしても上手な絵ばかり。
1年生や2年生がたくさん見に来ていました。
野球部やサッカー部が、子ども教室開催!
11月17日(日)に、本校野球部の生徒が、近隣の小学生を相手に野球教室を開きました。
また、同日のテレビ番組で、本校サッカー部が、7年前から近隣の保育園でサッカー教室を開いていることが紹介されました。インタビューされた生徒は「教える立場になり、視野が広がった」とのこと。
普段は教えられる方の生徒たちは、逆の立場になって、いろいろと気づかされることが多いことと思います。また、このような子ども相手の行事は、きっと生徒の自己肯定感を高めていることと思います。
学童野球や保育園はじめ関係の皆様には、生徒にとって貴重な体験をさせていただき、ありがとうございます。感謝いたします。
体験入学が実施されました
10月27日(日)に、普通科芸術コースの体験入学、および部活動体験が行われました。
音楽専攻と美術専攻がある芸術コースでは、体験活動の中にデッサンや合唱があり、そこでは在校生が主体の活動となっていました。在校生が中学生に対して、優しく説明したり、丁寧に教えたりしていました。
また、多くの部活動で部活動体験が行われましたが、ここでも在校生が中学生をリードする姿が多く見られました。
思うのは、高校生が年下の小学生や中学生に接するとき、いつも大人びて見えること。
いつもとは違った表情で、優しく丁寧に、そして一生懸命に接する姿を見ることができます。
今後も、小学生や中学生を相手にする行事を増やしていきたいと思っています。
全国2位の宮本君(21H)が校長室訪問
21Hの宮本君が、8月17日に行われた、ピティナ・ピアノコンペティションのグランミューズ部門Jカテゴリーで、見事2位となり、その賞状を持って、校長室に報告に来てくれました。
普段はあまり緊張しないそうですが、当日はさすがに緊張して、ミスタッチもあり、2位の結果に驚いたそうです。
全国2位すごいねと声をかけると、宮本君からは「たくさんの部門やカテゴリーがあるので」と、謙遜した言葉が。
今後、出場予定のコンクールもあるとのことで、ますます演奏に磨きがかかり、大活躍の予感です。
頑張ってください!
全国3位の村井君(34H)が校長室来訪
34Hの村井君が、インターハイのローイング(ボート)競技 男子シングルスカルで全国3位となり、その報告に、校長室を訪れてくれました。
試合当日の様子を聞くと、「決勝に残れるとは思っていなかった」「決勝は無我夢中だった」「熾烈な3位争いを制することができた」と語ってくれました。
今後のことを聞くと、秋に国体、そして卒業後は大学や社会人でもローイング(ボート)を続けたいとのこと。村井君の大活躍する姿が想像できました。
最後に、改めてお祝いの言葉を伝えると、はにかんだ笑顔に。終始、受け答えが謙虚な様子だったことが印象的でした。
芸術コース(美術)夏季実技強化週間
芸術コース(美術)は、実技強化週間となっています。
生徒は一生懸命キャンバスに向かい、教室は声もかけづらいほどの緊張感。
見事な集中力です。
本日(7/31)、2、3年生は最終日で、合評を行いました。
卒業生や講師の先生からの鋭い講評のおかげで、生徒たちは新たな目標ができたようです。
Ichiko英語ワークショップ
7月5日(金)の放課後に、Ichiko英語ワークショップを行いました。
ワークショップでは、1、2年生の希望者が、公立小松大の留学生やALTと小グループになって、「大学生になって海外に留学するとしたら、どの国に行ってどんなことをしたいか」というテーマで、英語で会話をしました。
1人でも多くの生徒に、もっともっと英語を好きになって欲しいと思っています。以下は生徒の感想です。
・楽しく会話できた
・発表はできたけど、英語での質問はできなくて悔しい
・ネイティブの方と話すいい機会だった。
・次回の9月も参加したい
このIchiko英語ワークショップは、校長(私)自らが企画しましたが、いろいろな方に助けられたことを実感しています。公立小松大の方、小松市のALTの方、本校の教頭や英語教員などなど。そして「参加希望者が少なくて校長が泣いている」と聞いて参加してくれた生徒。ありがとうございました。次回もワクワクとドキドキです。
PTA自転車マナー指導
6月21日(金)の登校時、学校近隣の4カ所の交差点で、PTAの方に自転車マナー指導を行っていただきました。
学校前の道路は、思っている以上に、自動車の交通量が多い印象です。
PTAの方ともども、生徒の交通安全を願っています。
また、生徒たちは、PTAの方に元気に挨拶していました。
挨拶して目と目が合うと、とっても気持ちがいいですね。
幸運の被災ピアノ
能登半島地震で被災を免れたピアノが、本校に寄贈されました。
寄贈していただいたのは、輪島に実家がある本校教員で、自宅は被災したもののピアノは無事だったということです。
その本校教員から、思い出が詰まったピアノを生徒に自由に使って欲しい、と申し出があり実現しました。
先日、5月27日(月)にお披露目式が行われ、被災ピアノの伴奏で、合唱部が数曲披露しました。
また、その日以降、毎日のように放課後になるとピアノの音が聞こえてきます。
曲目は、ネコ踏んじゃったからショパンまで様々で、曲の合間には必ず生徒たちの笑い声。
きっと、被災を免れたピアノは、生徒に幸運を運んでくることでしょう。
寄贈いただいた本校教員には、とっても感謝しています。
PTA総会
5月11日(土)にPTA総会が行われ、新田PTA会長をはじめ、新しい役員の方々が紹介されました。役員の方におかれましては、今年度どうぞよろしくお願い申し上げます。
総会前の授業参観では、廊下が保護者の方でいっぱいになりました。いつもとは違う雰囲気からか、授業中の生徒たちの緊張した表情が印象的でした。
また、総会後には学年別の懇談会があり、担任からはクラスの様子を、学年主任からは学年全体の様子の報告がありました。クラス担任から「4月のホーム役員決めの際、ホーム会長に8人立候補したんです」との報告には、保護者の方も大変驚かれていました。
本日は、たくさんの保護者の方にご来校いただきありがとうございました。改めて、保護者の方の、本校に対するご期待と受け止めております。職員一同、これまで以上に頑張ってまいります。今後とも、ご理解とご協力をお願い致します。
(写真は、学年別懇談会の様子です)
イチコーこどもまつり
5月4日(土・祝)に、イチコーこどもまつりが行われました。部活動単位で、小学生などの子ども向けに、ダンスや演奏、そしてストラックアウトや似顔絵などのアトラクションを催しました。
ダンスや吹奏楽部の演奏では、小さな子どもたちが参加する時間もありました。また、ストラックアウトなどのアトラクションでは、子どもたちといっしょになって大きな歓声を上げ、盛り上げていました。
どの部も、子どもたちが楽しめるように工夫されていたこと、そして子どもたちに優しく接していたことに感心しています。生徒たちが、いつもよりちょっぴり大人に見えたのは、私だけでしょうか。
ご来場いただいた方々に、感謝申し上げます。
【美術部】松東みどり学園のデザイン画
3月、本校近隣の松東みどり学園の玄関前道路に、飛び出し注意のデザイン画が完成しました。
そのデザインは、本校美術部が担当させていただいたことを最近知り、5月2日(木)に、担当した3年生美術部員3名に校長室に来てもらい、詳しい話を聞かせてもらいました。
担当したのは、上記3名と卒業した3名の計6名。デザインは、立体的なトリックアート。とっても素敵なデザインでした。企画書を見せてもらうと、現地調査を行い、何通りものプランを立て、驚くほどの時間をかけた内容でした。最終的に、小学生が描きやすいデザインに決まったとのことです。1つのデザインに、これだけ多くの工程があることを初めて知るとともに、完成させた高校生たちは素晴らしいと感じました。
松東みどり学園の校長先生から丁寧なお礼をいただきましたが、このような機会を与えていただいたことに、私の方からも感謝の気持ちでいっぱいです。
【イチコーこどもまつり】5月4日のお知らせ
5月4日(土・祝)9:30~13:30、本校において、「イチコーこどもまつり」が予定されています。
これは、本校の約10の部活動が、近隣の子どもたちを対象に、部単位で様々な企画をするものです。
例えば、サッカー部では「サッカーボーリング」、ダンス部では「ダンスショー」などを計画しています。
詳しくは、イチコーまつりポスター.pdf
地域に根ざしたこの行事は、本校OBでもある本校教員が、周りの教員を巻き込んで、昨年から始めたものです。
昨年は、たくさんの子どもたちに来ていただき、大好評だったと聞いています。
この若い教員の企画力とバイタリティに、とても驚くとともに敬意をはらっています。
たくさんの小どもたちに、来ていただけることを願っています!