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【教職員リレーブログ】夏休みといえば・・・

「夏休み」なんという素敵な響きでしょう♬

時間があるから何でもできる!と思いながら楽しみに迎える夏休み。

けれど気づけば、「換気扇が汚れている・・・お盆に掃除しなければ」「あそこの草が伸び放題になっている・・・お盆に草刈りをしなければ」「あれもやらなければ、これもやらなければ・・・」と、やらければならないことに追われている悲しい夏休みを送っています。

最近の夏休みは、あまりにも悲しいので、楽しかった夏休みを思い出してみました。

 

教員になりたての頃に関わった、ボランティア活動の思い出です。

青年の家主催の行事に、小中学生が白山登山に行った後、能登半島を自転車で一周するというものがありました。6泊7日ほどでしたか、その行事をサポートすることになりました。

白山登山はとてもつらくて、小学生より先に「しんどい」とぼやいてしまったりもしましたが、標高が上がると、かわいくて可憐な高山植物がたくさん現れて、それを愛でながら登っているうちにいつの間にか山頂に到着していました。山の上は空気も澄んでいてさわやかで、しかも翌朝にはご来光も拝めて、最高の白山登山になりました。(このことがきっかけで、登山にはまってしまって、しばらくいろいろな山に登りました。でも、この思い出が素敵すぎて、白山が花のきれいな一番の山だと今でも思っています。)

登山の後の能登半島一周の旅では、主に昼食・夕食作りを手伝いました。行く先々の奥能登の海は本当にキラキラときれいで、自転車から見える海の景色はどんなだろう?と心を奪われて見続けてしまったことを覚えています。

 

改めて海と山があって、自然豊かな石川県っていいですね。

そして、「しなければならないこと」に追われていた自分を反省しました。

今年は、「夏休みだからこそ、やりたいこと」をやろう!

では、次の方へのお題です。「夏休みだからこそ、やりたいこと」は何ですか?

 

 

【教職員リレーブログ】今一度考えてみた

 趣味を紹介してくださいとお題をいただいてよく考えてみました。

 改めて、趣味と呼べるものが、自分にあるかと考えてみても、頭の中に浮かぶものがないのです。

趣味を一般的に、専門としてでなく、楽しみとして愛好する事柄と一般的に仮定してみて、このようなものが今の自分にあるかというと何も浮かばないのです。

その時、その時々で、音楽を聴いたり、読書を深めたり、スポーツジムでトレーニングをしたり、自作コンピューター作りなどに時間を費やしたことがあったとしても、それらが今に続く、趣味であるのかというとそうはいえないでしょう。

 自分にとって、趣味とは、人生において、忙しい仕事の中、その時々の余暇を埋めてくれたものであって、今なお続けているものはないといえます。

 変化に富む、今の時代で、何らかのものを見いだし、自分の生きる糧となるものをまだまだ探すことになるのでしょうか。

 では、次のお題はこれでいきましょう。「夏休みについて」です。

【教職員リレーブログ】3つあります。

 私は明倫4年目、狂乱じみたバブル景気を大学時代に東京で経験した50代です。

前の方から頂いた質問に答える前に、私も中学時代に初代タイガーマスクが登場し、そして長州力が反乱を起こしたのを熱中して観ていました。懐かしいですね。前の方が好きなプロレスラーの最期の生き様、格好良かったですね。

私はボクシングも好きで、後に世界チャンピオンになるボクサーの試合を、一人で東京に観に行ったことがあるぐらいです。教員になる前はバブルを自由奔放に生きてきた次男坊です。話が繋がっていないですね。

 質問に答えます。「自分の好きなこと言葉、座右の銘みたいなものは何ですか?」というお題でしたが、ずっと大事にしているのが、「報われない努力はあっても、無駄な努力はない」という言葉です。時々、結果を出せた人が「努力は必ず報われる」という発言をしますが、教員なんて仕事をしていると私はそんなに甘くはないと思っています。例えば、一生懸命に勉強をしたのに志望校に合格できなかったり、必死に練習したのに試合に負けてしまったり、そのような場面を何度も見てきたからです。経験してきたからです。それでも言いたいです。頑張らなくてもよいという意見がある現在、頑張れと。その頑張りは決して無駄にはならないはずです。今回報われなくても、いつか必ず、もしかしたら次の機会に、もしかしたら別の機会に活きるはずです。私は「努力しても成功するとは限らないが、成功した者は必ず努力している」と思っています。そしてその頑張る姿は、「どこかで誰かが見ていてくれる」はずです。その頑張りは周りに勇気を、感動を与えています。見せようとしなくても、見ている人は見ています。わかる人はわかります。この言葉を脇役一筋で生きてきた人から聞いたときには重みを感じました。

以上3つの言葉を大事にしています。人生も残り約30年になりましたが最後まで一生懸命頑張りたいと思います。そして一人でも多くの生徒が、明倫高校で良かったと思ってもらえるよう、残りの教員人生頑張りたいと思います。あと、孫と出会うことが出来れば思い残すことはありません。ちょっと真面目に書いてしまいました。

 私が誰かは、年度末の生徒会誌『倫』でわかると思います。実際、名乗るほどの者ではありませんが。

 次の方への質問は、簡単に「趣味を紹介してくださいです。」よろしくお願いします。

 

【教職員リレーブログ】やっぱり「笑顔」ですね!?

明倫3年目,今年度は3年生の世界史担当のTです。

 

「教員として一番大切なこととして心がけていることは何ですか?」という質問でした。この手の質問に答えるのが一番苦手です。教員なのに(涙)。

 

教員歴20年を超えて,その時その時によって変わっているような気がします。最近思っていることは「笑顔で接する」ことでしょうか。コロナ禍と言われている昨今,マスクをつけての生活を続けていました。しかし,5月からマスクの着用が個人の判断となり,マスクを外す生徒が増えてきました。そこで初めて,生徒のみなさんの顔を見ることとなり,表情を見ながら授業をしています。やはり,表情を見ながら授業を進めるのは,マスクで表情がわからないまま授業を進めるのとはかなり違います。「わかった」という納得の表情,「これなんやろ?」という困惑の表情等。その表情を見ながら,こちらとしても問いかけを変えたり,進め方をゆっくりにしたりと変化をつけています。

 

そして,授業中でも極力「笑顔」で話をするように心がけています。生徒もこちらの表情を見ています。雰囲気を明るく保つためにも,笑顔を見せるようにしています。そのような雰囲気があると,前向きに取り組んでくれるような気がしています。これからも笑顔を忘れずに,生徒と向き合っていきたいな,と感じています。

 

まじめな話に終始してしましました。少し脱線したかったのですが,無理でした…。

 

私の好きな元プロレスラーで国会議員にもなった方の名言が

「元気があればなんでもできる!」

です。この方の屈託のない笑顔も好きでした。そこで,次の方へのお題ですが,「自分の好きな言葉,座右の銘みたいなものは何ですか?」ということで。

【教職員リレーブログ】邦題は「愛のやすらぎ」だそうですが・・

「天災は忘れた頃にやってくる」と言ったのは夏目漱石の弟子でもあり、地球物理学者で随筆家としても有名な寺田寅彦であるが、このブログの執筆の順番も、まさに「忘れた頃にやってきた」天災(人災?)であった。

 こんなことを書くと、「歴史のイメージ」なる長文ブログを気合たっぷりに(?)書いてくれたK先生には申し訳ないですね。でも言わせてください。提示された質問、「つらいことが9割だけれど、残りの1割のことがつらい9割を塗りつぶしてくれる」ことって、なかなかハードル高くないですか?

 しかも、期末試験を作らなくてはいけないこの大変な時期に順番が回ってくるなんて、これを天災と言わずして何とする!!

 そもそも、自慢じゃないけど自分はつらいことは極力避けて生きてきた人間なので、このお題は正直言って「つらい」のである。と、ここまで書いてはたと気づきました。「この拙文を書き終わってほっとしたときにしたいことを書けばいいじゃん」と。そんなことを考えているうちによみがえってきた思い出を一つ。

 あれはもう四半世紀以上昔のこと。当時の勤務校がいよいよ創立100周年を迎えるということで、『○○高校百年史』なるものの執筆メンバーの一人に選ばれてしまいました。それに加えてその他の百周年事業にも関わらざるを得ず、まさに「身を削る」日々が続きました。特に、本格的な執筆作業に入ってから約1年、まだ幼かった二人の子供を寝かしつけてから自室にこもり、夜中2時ごろまで作業を行うという日々はまさしくつらいものでした。体力のある30代だったからできたのでしょう。

 それでもなんとか、自分の担当原稿が一応の完成を見たのが、ちょうど今頃の季節の早朝ではなかったかと思います。私は音楽を聴くのが大好きで、再生機器にもかなり凝っているのですが、久しく灯を入れていなかったアンプとCDプレーヤーの電源をオンにし、真っ先にかけた曲がEAGLESの「Peaceful Easy Feeling」でした。大きな仕事をやり遂げた爽快感とつらい苦行から解放された安らぎに満ちた、まさにその時の自分の気分そのものの曲でした。

 さて、もうすぐ書き終わるぞ、今晩久しぶりに聴きまくろうかな(いや、テストづくりが先決だ)と思いながらも、今現在もYouTubeでRolling Stonesの1973年のライブチューンを聴いている自分がいるのでした。まったく、始末に負えません。

 次の方への質問に移りましょう。まじめな質問ですぞ。「教員として一番大切なこととして心がけていることは何ですか?」 ということで失礼いたします。

【教職員リレーブログ】歴史のイメージを学びました。

 明倫4年目です。

 お題への回答は、「歴史のイメージ」です。功利主義・共産主義・独裁政治・専制政治・ポピュリズムなど、地歴公民の科目には様々な思想が登場します。恥ずかしい話ですが、これらの主義・思想について自分自身の理解がなかなか追いつかないと感じることがあります。もちろんネットで調べたり、入門書を読んだりはしていますが、その理解は表面的なものにとどまり原典や研究書レベルの専門書を理解する知識はないと感じています。そのため、具体的なイメージが湧きづらいのですが、自分の中でイメージを固めるのに漫画やアニメに助けられています。

 例えば、共産主義に関しては、ある本から雰囲気を学んだと思っています。シカゴ経済学の信奉者である主人公が、大ドイツ主義が実現していたら、というifの世界で、第1次世界大戦~第2次世界大戦あたりのドイツで戦争に巻き込まれていくという本があります(原作はネット小説ですがアニメ化もされています、私は未読ですが漫画化もされているようです)。実際の歴史の通り独ソ戦がスタートするのですが、その際に主人公が部下へ向かって演説した資本主義から見た共産主義に対する考え方など、共産主義を嫌う主人公の感情が大げさに表現されていて面白いものでした。小説やアニメ・漫画の表現は、作者の考えや社会へ対する表現の配慮などが含まれ必ずしも実体を反映するとはいいがたい面もあり、無批判に信じることは危険だと考えますが、一方で物語に落とし込まれることにより理解しやすくもなっていると感じています。

 さて、ブログ内容に入らせていただきます。突然ですが、私は登山が趣味です。そして、登山のトレーニングとして、トレイルランニングにもゆるく取り組んでいます。このような活動をしているとたまに聞かれることがあります、「そんなつらいことをして何が楽しいのか?」と。ご指摘いただく通りで基本的にはつらいです。私自身「好きだから」以外の回答をなかなか思いつかなかったのですが、先日視聴したNHKの番組「白銀の大縦走~北海道分水嶺ルート670キロ」の中で縦走を成し遂げた登山家・野村良太さんがご自身の挑戦を振り返る中で、「つらいことが9割だけれど、残りの1割のことがつらい9割を塗りつぶしてくれる」というような趣旨のコメントをされていました。取り組んでいることのレベルは全然違いますが、このコメントにとても共感することができました。私も登山中やトレランのレース中は基本的につらいことも多いのですが、目的地やゴールに到達したときの達成感、途中で出会う景色などによって、終わった後にはつらさを忘れ去っています。それくらい楽しいんだ、と今は思っています。トレランでは、最初10kmの大会から始めましたが、30km、50km、80kmと次第に長い距離のレースにチャレンジできるようになってきていることも楽しい点です。生徒たちにも是非そのような楽しみを見つけて欲しいと願っています。

 それでは、次の方への質問は、「つらいことが9割だけれど、残りの1割のことがつらい9割を塗りつぶしてくれる」ことは、何ですか? です。お願いします。

 長文、失礼しました。

 

 このような景色にとても癒されます。3月北アルプス北部にて。

【教職員リレーブログ】雨と聞いて思い浮かべることといえば…

明倫5年目です。私たぶんホームページの更新頻度の多さでは上位に入るんじゃないですかね?

さて今日からしばらくは「地歴・公民科」の教員リレーです。前回までは国語の先生だったので、とてもきれいな文でしたが、あんな文章、私には書けません。笑

で、お題は「雨の思い出」。なんて文学的なんでしょうか…。さすが国語の先生です。

多分求められているものと違いますが、個人的には「雨の思い出」で一番残っているのは、中学生時代に大好きだった某家庭教師とマフィアの漫画で出てくる、必殺技ですね。笑 わかる人にはきっとこれだけで通じるのではないでしょうか?

「車軸の雨」や「遣らずの雨」、「五風十雨」に「篠突く雨」…という雨に関する技名が出てくるんですが、実はこれ全て慣用句や四字熟語なんです。多分学校で習うことはあんまないんでしょうが、私は知ってます。笑

私は、めっちゃ漫画やラノベが好きなんですが、そこで出てくる技名や固有名詞なんかは、実はかなり勉強につながります。某黄色い鼠が有名なモンスター育成ゲームだって、モンスター名は英語などが語源だったりします。たぶん高校生の皆さんも、漫画やラノベ、ゲーム好きですよね?ぜひ語源調べてみると勉強になると思いますよ。私はそれで勉強しました。笑 たぶんその知識が、今の自分の仕事にもつながっていると思います。

さて、次の方へのお題は「アニメや漫画などから学んだこと」。

よろしくお願いします。

 

…こんな感じで大丈夫ですか?笑

【教職員リレーブログ】梅雨に入りました

明倫2年目です。

いただいた質問は「いいことか、わるいことかわからないこと」

私にとってそれは部活動。ほかの先生方からはたぶんとても熱心に取り組んでいるように見えているだろう。しかし、うちの部員は「先生は全体の仕事ばっかりで私たちを見てくれない!」と思っているハズ。ごめんなさい。県内、ブロック、全国の○○部のことを考えて引き受けている仕事だが、いいんだかわるいんだかわからないままです。

梅雨がきた。傘が必需品になる。車の移動がメインになるとなかなか傘を持って動かなくなる。持ち出して忘れても大丈夫なように車には3本の傘が乗っている。2本は普通の、1本は折りたたみ。でも、なかなかなかなか傘を持って降りない。「これくらいなら大丈夫かな」と駐車場から職員玄関までの距離を甘く見て、結構濡れてしまうことも。それでも、傘持ちたくないのはなぜでしょう。

 

ということで次の方へ。「雨の思い出」でお願いします。

【教職員リレーブログ】まあ、いいんじゃないですか

今年から来ました。

 

ぬう、「最近困っていること」ですか。 ・・・。

思いつかん。

とりたてて、毎日ハッピーというわけでもないのに、困っていることは?と言われると、

思いつかない。というか、困りごとを困りごとと認識できていない。「こんなものだろう」と

あきらめてしまっているのかもしれないですね。

さまざまな局面で「まあ、いいんじゃないの」と、思うように自然になってきてしまいました。

いいことなんだか、わるいことなんだか?

 

では、次のお題はこれでいきましょう。「いいことか、わるいことかわかならいこと」

禅問答か。

【教職員リレーブログ】やっぱり三ツ星シェフに転生します

明倫高校での勤務も5年目に突入しました。「異世界に転生したら、何になりたいですか」という質問をいただいたわけですが…。難しい!土日もずっと考えてたんですが、なかなか思い浮かびませんでした。しいて言うなら…日本人以外になってみたいです。

ラノベやアニメでは「異世界転生したら~」といったタイトルが多くありますが、スライムだとか令嬢だとか、よくその設定を思いつくなあと感心します。作家さんたちの発想力が私にも備わっていたら…面白いことも言えるのになあ…

 

突然ですが、今、困っていることがあります。3月に1歳になったばかりの娘が、ご飯を全然食べなくなってしまいました。これまでは、食べることが何より大好きで、ありとあらゆるものをバクバク食べ、皿が空っぽになると抗議し、親が食べている手羽先までも指差しをして要求していたのに…(もちろん「さすがに手羽先はまだ早いよ」と提言はしました、が、本人に伝わったかは謎です)

 

好き嫌いや遊び食べも成長の証、とは頭では理解しているのですが、こんなにご飯にそっぽを向かれるとさすがに心配になります。どうにかしなければ。総合的な探究活動として、母は必死で娘の偏食傾向をリサーチし、課題解決にあたろうと思います。

 

次の先生へのお題は、「最近困っていること」です。この質問で困らせてしまったらごめんなさい!

【教職員リレーブログ】無為

 う~む、行ってみたいところ、ですか。金とヒマがあるなら、現実的には世界遺産をすべて回ってみたいですね。でも行って帰って来られるならば、あの世とやらに行ってみたいですね。地獄でも極楽でもいいです。そういえば落語に「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」という噺がありましたね。サバの刺身を食って食中り死んだ男が、先に亡くなったご隠居や芸者たちを引き連れた若旦那たちと、お馴染みの三途の川や血の池を巡り、閻魔大王に会って裁定を受ける噺だったかな。あんな感じなら地獄巡りもいいかな?でもやっぱり行くなら極楽がいい。なんでも「苦」は一切ないそうで「楽」のみがあるという世界。ただし欲望的、肉体的な「楽」ではないそうで、精神的な「楽」に満ちている世界だそうな。日々欲にまみれている人間としては、精神的に解脱して救済されると言われてもねえ・・・やっぱり欲にまみれて苦しみながらでも生きる方が、良いような気がする。さっきの噺のサゲも、確か「大王(大黄)を飲んで下してしまう」だったから、私も日々酒でも飲んで「苦」を下してしまおうか。

 次のお題は「異世界に転生したら、何になりたいですか」です。お後がよろしいようで・・・(テケテンテンテン・・・)

【教職員リレーブログ】GWにて

 「夏のおすすめの過ごし方」ですか、月並みですがまだ続いている家族旅行ですかね。2人の子ども(長男と長女)を含めて皆野球好きなので、最近は野球観戦を含むことが多いです。

 旅行といえば、5月のGWに兄と長野の善光寺へ旅をしました。一緒に行くはずの妻が都合悪くなり、実家の兄は田植えも終わったということで兄弟2人で行くことになりました。善光寺へは私は30年ぶりくらい、兄は初めてでした。兄と2人きりで旅したことはなく、行きの新幹線から2人で話が絶えませんでした。長野では善光寺しか予定がなく、戒壇巡り(極楽往生を願いご本尊の真下にあたる地下の暗闇を通ること)や仏様の足跡を拝むなどして、善光寺隣の県立美術館の東山魁夷館へ行き、そばを食べのんびり過ごしました。

 帰りに長野駅で一服し、お土産を買っているときにスマホが突然鳴り出し、能登で地震が起こったことを知りました。一時は新幹線が運行停止となりましたが、しばらくすると順次解消し無事に帰ることができました。2人旅での思い出となりました。

 旅に憧れ最近は車中泊の動画をよく見ていますが、実は鉄道好きで機会を見て大宮の鉄道博物館へ行きたいとも思っています。次の方へのテーマは、「一度行ってみたいところはどこですか」快晴 善光寺花まつり(お釈迦様の生誕祝)も

【教職員リレーブログ】白夜

こんにちは!明倫高校3年目のKです。

「衝撃の!体験」の質問の答え・・・これをぐるぐる考え、気づいたら2日経っていました。

感動やら驚きの意味での衝撃体験を一つあげるとしたら新婚旅行で行った夏のフィンランドで経験した「白夜」でしょうか。学校でも習っていましたし、正直夏の日暮れが遅いの延長やろうなぁって考えて居ましたが全然!!違いました。

22時がまだ昼間の感覚です。子供が外を出歩いていたので時計を見たら衝撃でした!まだほの明るいなんてものじゃなくまぶしいほどです。逆に冬の暗さも経験したくなりました。いつかオーロラを見に冬の北欧に訪れたいものです。

 

ところで、私は季節の中で夏が一番好きです。最近の猛暑は正直外出をためらうほどですが、夏が近づくとワクワクします。特に初夏は息子が生まれてからはキャンプに釣りにとアウトドアなイベントが目白押しです。今年もそろそろ海や川へ小アジ釣りやハゼ釣りに出かけたいと思っています。

では次の方への質問です。「夏のおすすめの過ごし方」教えて下さい!

 

【教職員リレーブログ】「明と暗」

「緊張したときにリラックスする方法」・・・ぜひとも私が知りたい!かなりのあがり症です。

手のひらに「人」と書いて飲む?大きく深呼吸?一息吸うごとにますます緊張が・・・なんてことも。

そんな私ですが、最近、人に言われて気がつきました。緊張したときのルーティーン。

「明るい方を向く」、らしいです。

そういえば春にここ野々市明倫高校に異動してきて以来、よく外を眺めている気がします。(けしてぼーっとしているわけではありません。)ここは採光がとても素晴らしく、教室も廊下も階段も、どこも明るくて、ふと顔を上げれば、青い空、野々市中央公園の緑、遠く白山の峰々、艶めく瓦屋根雨の日も、窓の雨粒がキラキラ、なんて素敵!

 

さて、「明るい」方の話をして思い出した「暗闇」の話を一つ。

学生時代、オートキャンプにはまり、北海道をぶらぶらと一周していたときのこと。

今のように整ったキャンプ場ではなく、せいぜいで獣よけのフェンスと使えればラッキーなトイレ・水場があればよし、といった「野営地」で一泊となりました。

キャンパー達の明かりが一つまた一つと消え、(LEDのような長時間使える照明はなく、オイルやガス・乾電池の灯りでしたから、省エネが大事、日が暮れると早々に消して就寝するのです。)と、なにやら近くから、ガサゴゾガサゴソ。ん?熊よけのラジオは誰かがつけている。荷物と食料は車の中だから大丈夫。そういや隣のテントのおじさんが、猿はフェンスを越えてくるっていってたな。うーん、今夜は車の中で寝ようかな。

・・・と手探りでテントを開けると、あれ?・・・圧迫感さえ感じる暗闇。手探りするももちろんテント以外つかまるものもなく。

その日は新月、空は薄曇り、人里を何十キロも離れた山の中で、「一寸先は闇」だったのです。

これまでは、「都会じゃこんなん見られないなー」とか何とか言いながらの月明かり星明かり、ぼんやりと空にうつる、どこかしらの街の明かりがあって、目が慣れれば「見えて」いたものが、今日は、見えない。

 迫り来るような、それでいてどこまでも広がるような、不思議な感覚。

 

 あれから何十年たって、授業で「源氏」やら「雨月」やら「今昔」やら、灯りが消える「暗闇」のシーンを話すたびに、あの時のことを思い出します。どこかしらがいつも明るい今の時代と古典の暗闇の世界。そんな面白さも伝えられたらなと思ったりしてます。

 では、お次の方へ。「衝撃の!体験」教えてくださーい。

【教職員リレーブログ】「これまでの修学旅行で思い出に残っていること」

この4月に明倫高校に異動してきたKです。
明倫高校は、私が中学3年のときにできました。1つ上の先輩が明倫1期生になります。
さて、私は何歳でしょう。

「これまでの修学旅行で思い出に残っていること」
私は、これまで、北海道3回、沖縄3回、上海2回、長崎1回の計9回修学旅行の引率をしました。その中での出来事(失敗談?)を3つほど紹介したいと思います。

1つ目は、教員3年目の初めての修学旅行(北海道)の時に起きました。
飛行機を降りて、バスガイドさんが並んで待っている広場にクラスの生徒を連れて行ったとき、一人の男子生徒が「はずれや」と口走ったのです。その瞬間私は「終わりや」と思いました。案の定、バスの中が私にとって針のむしろ状態となりました。
北海道の修学旅行は、バスの移動時間が長いので、その時間もぜひ楽しんでほしいものです。

2つ目は、上海の空港に着いて、入国ゲートを出たときに起こりました。
ゲートの中でクラスの生徒の一人が、パスポートがないと騒ぎ出しました。私は中に戻ることができず、このままだったらこの生徒は、中国には入れない?日本には帰れない?などと考え、頭が真っ白になりました。座席の前のポケットに置き忘れたようなのですが、幸い学年主任のM先生(明倫にいらっしゃいます)がまだ中にいらっしゃったので事なきを得ました。
パスポートほどでなくても忘れ物をすると面倒なことになるので、ホテルを出るときなど必ず忘れ物チェックをしましょう。

3つ目は、沖縄修学旅行でクラス別研修のときに起こりました。
当時、私もまだ若く、生徒たちの「たくさんまわらんと損や」の意見に押され、水族館、世界遺産、岬、…と盛りだくさんの計画を立てました。しかし、当日少しずつ時間が押していき、グラス底ボートで魚を見る予定だったのですが、干潮の時間と重なり、「海がない…」状態になっていました。
日程はいろいろ考えて組まれていますので、遅れないよう5分前行動を心がけましょう。

今回、修学旅行のお題をいただき、懐かしくまた楽しく振り返らせてもらうことができました。ありがとうございます。楽しかったことはもちろんですが、不思議なことに失敗談やトラブル(ここではいえないようなものもありましたが)もよい思い出になっていました。むしろ、こちらの方がより強く印象に残っていると感じました。

これから修学旅行に行く2年生の皆さん、少々の窮屈さやトラブルも楽しみながらよい思い出をたくさん作ってきてください。皆さんにとって、よい旅行となるよう祈っています。

さて、次の方への質問です。これから中間試験、総体と行事が続きますが、そこで力が発揮できるように「緊張したときにリラックスする方法を教えてください」です。
よろしくお願いします。


なお、教職員リレーブログは、定期試験期間中はお休みします。

 

【教職員リレーブログ】「最近、気付いたこと。」

5月4日の夜のことです。夫が大声で私を呼んでいます。

「何の騒ぎ?」「庭にタヌキおるぞ。逃げんわ」

確かに、タヌキらしき動物が愛らしい顔で、暗闇から私たちを見上げています。外に置いてあった猫のエサを食べに来たのでしょう。しかし・・・しっぽがきれいなシマシマです。

「これ、タヌキ?アライグマじゃない?」と私。「かわいい顔や。ラスカルやな」

昭和のテレビアニメで育った夫と私にとって、アライグマ=ラスカル。愛らしいペットのイメージです。「これから庭でラスカルを放し飼いできるかも・・・」と思ったのには、一つの思い出があります。 

8年ほど前、高校時代の同級生がカナダのバンクーバーに留学し、会いに行った時のこと。バンクーバーでは、夏の夕暮れ、サマータイムで夜9時近くまで明るいこともあり、家族や友人とおしゃべりしながら散歩する人がたくさんいます。私と友人も、積もる話をしながら、近くの大きな公園を歩きました。ビーバーの作ったダムや、野鳥が見られます。そしてアライグマもたくさん見かけました。公園が人と野生動物の接点になっているのです。カナダの自然に対する意識の高さを感じる経験でした。 

 バンクーバーのアライグマ(動画)

 

ところが、早速、ネット検索したところ・・・

「アライグマは特定外来生物で害獣です。ほっておくと大変なことになります。すぐ駆除しましょう」の文字が・・・。一気に暗い気持ちになった私たち。そもそも、ラスカルがブームとなりペットとして輸入され飼われていたものが、捨てられ野生化したものだとか。

 さて、質問「最近、気付いたこと」のお答えです。

 最近、テレビで、池の水を抜き、外来種を駆除し、日本の生態系をとりもどすという番組が人気です。外国の自然保護の番組を観ていても、保護した野生動物が外来種だとわかると、ほぼ即、安楽死です。5月11日の北國新聞でも、環境省局長が「ミドリガメを飼い続けられなくなって、野外に放せば他の生物の命を奪う。涙をのんで一生を終わらせてあげるのが自然に優しいことなのかもしれない」と、ミドリガメの殺処分に触れていました。動物や植物の「外来種」を取り除き、「在来種」を守り復活させましょう、という気運が特に高まってきていると感じます。

でも、これだけ、遺伝子組み換えやら、ヒトに対してですら「デザインベイビー」が取りざたされる世の中で、在来種とか外来種とか、どれだけ意味があるのだろう。いったい日本列島のいつの時点を基準に在来としているのか、など、疑問も生じます。

それでも、とにかく、現在の自然保護の流れの中で、学術的・理性的に考えれば、やはり、日本の生態系を乱すアライグマやミドリガメは、飼えなくなったら、命を奪うことが正しい選択なのです。

しかし、しかし・・・とにかく今は、あのアライグマが我が家の庭に二度と姿を見せず、どこか遠くに逃げて、ひっそり暮し、その一生を全うしてほしいと、ただただ祈っています。

それは、やはり、身勝手だと批判されても仕方ないことなのだ思いつつ・・・。 

では、次の方への質問です。

一緒に上海の修学旅行、引率しましたね。

「これまでの修学旅行で思い出に残っていること。生徒へのお勧めや気をつけてほしいこと。」でお願いします。

【教職員リレーブログ】ゴールデンウィークに楽しんだこと

質問「今年のゴールデンウィークに楽しんだことは何ですか。」への回答です。
楽しんだことは5つほどあったのですが、その内の1つについて書きます。

それは、時間を気にせずプログラミングが出来たことです。PCでの作業を少しでも楽にする・便利にするためのあれです。(※こんなことを楽しいと思う人もいるんだと思った方は、以下を読んでください。)

今はまっているのは、GAS(ガス)です。GASとは、Google Apps Script の略で、Google社が提供するプログラミング言語です。GASを使うと、Googleフォームの入力データを加工してGoogleスプレッドシートやGoogleカレンダーに表示するなど、Googleのサービスを連携することが可能です。とっても便利で、作業も効率化されて助かります。生徒の皆さんが入力した健康等調査のデータもこれで加工しています。

プログラミングは、アイディア次第で様々なことを創造でき、充実感が味わえます。これからの社会を担う生徒の皆さんには、この楽しさを少しでも知ってもらえたらと思っています。

 

(追記)連休最終日に、半導体不足のため入手困難であったRaspberry Pi4(写真)が手に入りました。1万円ほどの小型PCです。英国では教材として活用している学校もあります。これを使うと、例えば、湿度センサーとモーター等を繋いでプログラミングすることで、観葉植物に自動で水やり等をすることが可能になります。いろいろと試してみたいと思います。それではまた。
Raspberry Pi4


次は、Kさんにバトンを渡します。
質問は、「最近、気付いたこと。」でどうでしょうか?よろしくお願いします。