演劇科日誌

特別授業が始まりました!!(2024.6.8)

新学期に入って2か月が過ぎました。久々の「演劇科日誌」の投稿です。

今回は、本日から始まりました、「無名塾特別授業」の様子をお伝えします。

 講師は仲代達也氏が主宰する「無名塾」の塾員である進藤健太郎さんと円地晶子さんです。とても熱く、そしてとても優しくそして、ちゃんと生徒たちのことを見守ってくれています。ただ、演技指導ではなく、生徒たちの人間性や成長を重きに置き、指導してくれる頼もしいお二人です。

 初日の今日は、全学年が同じ課題に取り組みました。今回最初の課題は、同じセリフを3つのシチュエーションで言うものです。シチュエーションの3つは、生徒たちは事前に選ぶことはできません。その場で、円地さんがシチュエーションを決めて行います。つまりどんなシチュエーションで指名されるのか分からないのです。生徒たちはドキドキしながらその時を待ちます。指名されると臆することなく前に進み出て演技をします。あるのはシチュエーションだけ、小道具も舞台措置もないなかでキャラクターの心情を表すような動きやセリフにしなければなりません。写真は2年生の様子です。さすがに、2年生とものなると、そのシチュエーションに合わせセリフを使い分ける人が多くなってきました。昨年度の3月に実施したミニ発表会の成果が出ているのでしょうか(^_^)