総合学科ニュース

【1年総合学科】「農業と環境」トウモロコシの苗の観察と定植を行いました。

 農業科目「農業と環境」でトウモロコシの苗の観察と定植を行いました。苗を実際に見る前に先週植えた

種からどのくらい根や葉が成長しているのかイメージをしたものを最初に書きました。その後、実物を見

て、主根や冠根、子葉などを観察してスケッチを行いました。多くの生徒がしっかり特長を活かしたスケッ

チを書いていました。

 次の時間に苗の定植を行いました。最初にマルチに植える間隔ごとに印をつけ、ホーラーと呼ばれる道具を使ってマルチに穴を開け、そこに苗を定植します。定植する際は幼葉鞘と子葉の間まで土で埋めることが

ポイントで生徒たちは気を付けながら定植をしました。最後にたっぷりの水をあげて定植作業は終了です。

 夏休み前の収穫に向けてこれから追肥や生育調査なども行っていく予定です!

 

  

    

  

【2年総合学科】「食品製造」クッキー包装を行いました

農業科目「食品製造」で2回目の実習を行いました。実習内容は先週製造したクッキーの「包装」です。

 先週作ったクッキーをお客様へ販売するための重要な作業になります。初めての「包装」でもあるので最初

に全体の流れをレクチャーし、その後、各班に分かれてそれぞれの作業にとりかかりました。各班、しっか

り重さが合っているか、乾燥剤を入れる向きは合っているか、シールは真っすぐになっているかなど一つ一

つ丁寧に確認をしながら1つの商品にしていきました。今回の実習では81袋の商品を作ることができまし

た。

  今回の包装した商品は、中能登町にあるJA直売所「織姫の里なかのと」と七尾市になるJA直売所「わ

かばの里」で販売されます。一つ100円になっていますのでぜひお立ち寄りの際はお買い上げいただき食

べてみてください!

 今後はきなこ味などプレーン以外の味も製造していく予定です。                   

   

 

  

  

   

 

 

 

 

【2年総合学科】「食品製造」クッキー製造を行いました

 農業科目「食品製造」で今年度初めての実習を行いました。実習内容は本校の人気商品であるクッキーの

製造です。2年生は1年生の時に1度しかクッキー製造をしたことがありません。今回の実習では、原材料

を混合し、成型、焼成の各工程を確認しながら行いました。生地の成型では麺棒で規定の厚さまで延ばし、

型抜きで綺麗な形を作っていました。集中力を切らさずに全ての生地を時間内に成型し、焼成し終えること

ができました。

 生徒たちが作ったクッキーは不定期で木曜日に本校で行われる校内販売、JA直売所2か所で販売される

予定ですので立ち寄った際はぜひ買って食べてみてください!

   

                                                

   

【3年総合学科】「野菜」キュウリの定植を行いました

新年度最初の実習は、キュウリの苗を栽培ハウスに定植しました。

3月はじめに播種を行い、春休み中にビニールポットに鉢上げし定期的に追肥をしながら育ててきました。現在、3枚目の本葉が展開し始めています。株間を50cmに決め植穴を開け、ひしゃくで水を与えた上で苗を植え付けていきます。

キュウリの苗は折れやすいので丁寧に扱うこと、深植えにならないこと、雑草が生えているときは取り除くことなどに注意しながら、2畝70本余りのキュウリを植え付けました。

この後、わらのマルチをしたり成長に合わせてネットを張るなどの管理をしながら、5月中旬ごろの収穫を目指します。

「卒業式に向けての花壇整備」(農業系列)

2年生

 冬も終わりに近づき、春に向かって暖かくなってきました。そして、3年生の卒業式までいよいよ2週間となりました。そこで、総合学科農業系列2年生では、生物活用の授業で卒業式に向けた花壇の整備を行いました。

 卒業式に卒業生を華やかにお祝いするため、2学期から草花や生物活用の授業でプランターへの寄せ植えを行ってきました。3学期からは残念ながら地震による休校などもあり実習を行うことができませんでしたが、何とか卒業式までにプランターを玄関前に設置することができました。今回設置したプランターにはパンジーやビオラを定植しました。配置バランスに気を付け、何度も修正を行ったり、台を置いて高さをつけるなどより目立たせるためにたくさんの工夫をしました。

 本校へお越しになった際はぜひ玄関前で足を止めて見てみてください。

 

 

 

地震後初の実習

2年生「野菜」

 3学期初めての実習を行いました。農場で使用していた潅水用の地下水の配管が地震の影響で破損し水やりができない中でも、ハウス内外の野菜は枯れることなく生育していました。その中でも今回は、ブロッコリーとトマトを中心に収穫作業を行いました。

 ブロッコリーは頂花蕾を収穫した後の脇芽(側花蕾)が大きくなっていました。十分に蕾が膨らんでいるものを選んで、ハサミで切り取っていきます。水やりが十分でない中でも成長していることに感激しながら収穫しました。

 

 

 

ビジネス系列補習

12月25日からビジネス系列では、冬季補習を実施しています。1月に情報処理検定・簿記検定・ビジネス経済検定と重要な検定が続きます。冬休みですが、生徒は検定の合格に向けて、一生懸命に補習に取り組んでいます。

 

補習の様子

 

「熟練技能者によるフラワーアレンジメント実技指導」

2年生

 12月11日、18日の2週にわたって草花の授業で熟練技能者福岡さんをお迎えしてフラワーアレンジメントの実技指導を行っていただきました。11日の初日はフラワーアレンジメントについての説明をしていただき、バスケットアレンジの製作を行いました。ドーム型になるように吸水フォームに花を挿す位置や吸水フォームが隠れて見えないように花を配置するなどポイントとなる点を意識しながら作製しました。

 18日の2日目はL型のバスケットアレンジに取り組みました。ドーム型のアレンジよりも難易度が高くなり、L型のバスケットアレンジをする上で重要となる3つの三角形をうまく表現するのに苦戦していました。L型のバスケットには南天など学校の敷地にもある草花も用いり、正月飾りにふさわしいバスケットアレンジを作ることができました。講師の福岡さんからは例年にないぐらい作品の出来が素晴らしいとお褒めの言葉をもらいました。作った2年生は各々家に持ち帰って飾ったり教室に飾ったりするなどしていました。

 講師の福岡さん2週にわたってありがとうございました。

 

ハクサイの収穫が最盛期、焼き芋の試食も(農業系列)

2・3年生「野菜」 

 ハクサイの収穫が最盛期を迎えています。8日の実習でも行いました。

 畑に入って、まずは収穫適期のハクサイを選びます。ポイントはハクサイの頭を手で押さえて、固く締まっているかどうかを一個一個確認すること。実の充実しているものだけを包丁で切っていきます。この後畑から運び出し、外葉をはずし、害虫による食害がないかを確かめ、商品として調整し、袋に入れ箱詰めします。

 実習当初は動きの鈍かった2年生も、一連の作業の流れを理解した後半では役割分担をしながらテキパキと動いていました。この日は最終的に合計60玉を収穫・調整し、JA直売所に出荷することができました。

 片付け後は、待ちに待ったサツマイモの試食です。収穫後一か月以上保管し、でんぷんが糖に変わり甘みが増しているであろう安納芋を焼き芋にしました。試食してその甘さを確認します。

 安納芋からは蜜があふれています。実習をやり終えた充実感とともに、焼きたてホカホカの焼き芋を頬張りました。ねっとりとした食感、熱々のお芋にこの甘さ。文句なしにおいしいです。

 

 

 

 

生育調査も大詰め(農業系列)

2年生「作物」 

 2年生は一人一ポットずつ担当し、イネを栽培しその生育を観察してきました。刈り取って干していたイネの束を取り込み、収量調査に進みます。

 まずは最終的な茎数を数え、今までに調査してきた草丈や茎数のデータと合わせて表にし、グラフ化しました。そしてグラフから読み取れることを記入します。続いて穂とワラを切り分けます。今回の実習では、ここまで。

 この後、実った穂数を数えます。穂の長さを測定して、さらに一穂当たりの籾の数を数えます。穂数と一穂当たりの籾の数が分かれば、一株で出来た籾のおおよその数が推量できます。籾の重量と籾の充実具合(登熟歩合)が分かれば、収量も計算できますね。

 毎年「作物」でのバケツイネ栽培では、「一粒一本の苗からどれだけのお米が実るのか」がテーマです。さて、今年の収量はどれくらいになったでしょうか。