【2年総合学科】「果樹」梨の摘果を行いました

 農業科目「果樹」で梨の摘果を行いました。梨は3~5個程度の果実がひとまとまりとなって実っています。このままでは、栄養が十分に行き渡らずうまく生育せず、小さい梨になってしまいます。そこで、3~5個の果実から1つ選び、それ以外は取り除きます。この作業が摘果です。摘果を行うことで1つの果実に栄養が十分に行き渡り大き       な果実へと成長することができます。

 本校には、新水、豊水、新高の3品種あり、全部で14本の木があります。今回は、2年生が2時間で班別に分かれ、すべての木の摘果をしました。果実を探し、摘果するという地味な作業でしたが、はしごやビールケースに乗って一生懸命果実を探して摘果を行っていました。最初は「先生、この場合はどれを摘果したらいいですか。」といった質問が多くの人から出ましたが、慣れてくるにつれて迷うことがなくスムーズに摘果をすることができました。梨は今後、袋がけなどを行い、夏に収穫予定です。今後もリンゴ、桃、キウイなどで摘果作業を行っていく予定です。