里山の豊かさ(農業系列)

「生物活用」

 学校周辺は秋の装いを色濃くしています。今回は演習林に出かけて、秋の味覚を探します。

 向かう途中には、カラスウリやムカゴ(自然薯のわき芽の栄養体)を見つけました。

 演習林に入るとお目当ては、「アカモミタケ(カマツミミとも)」というキノコです。モミ系の木の周辺に生えているキノコで、全体にオレンジ色をしています。お味噌汁や炊き込みご飯の具として食べます。今年はたくさん出ているようで、注意深く探すと「ここにも、あそこにも」と見つけることができました。

 帰りには銀杏やアケビ、ミョウガなどもゲット。「キノコは苦手なんです」「アケビは嫌い」「銀杏くさ~い」という生徒も、学校周辺の里山の豊かさを実感しました。