生育調査も大詰め(農業系列)

2年生「作物」 

 2年生は一人一ポットずつ担当し、イネを栽培しその生育を観察してきました。刈り取って干していたイネの束を取り込み、収量調査に進みます。

 まずは最終的な茎数を数え、今までに調査してきた草丈や茎数のデータと合わせて表にし、グラフ化しました。そしてグラフから読み取れることを記入します。続いて穂とワラを切り分けます。今回の実習では、ここまで。

 この後、実った穂数を数えます。穂の長さを測定して、さらに一穂当たりの籾の数を数えます。穂数と一穂当たりの籾の数が分かれば、一株で出来た籾のおおよその数が推量できます。籾の重量と籾の充実具合(登熟歩合)が分かれば、収量も計算できますね。

 毎年「作物」でのバケツイネ栽培では、「一粒一本の苗からどれだけのお米が実るのか」がテーマです。さて、今年の収量はどれくらいになったでしょうか。