学校日誌

2020年12月の記事一覧

錦高日記12月28日(月)Ⅱ~新しい年に向けて~

 今年もいよいよフィナーレが近くなりました。本校は今日が今年最後の日、明日から1月3日(日)までは完全に閉鎖となり、お正月休みをいただきます。

 今日も学校には勉強に訪れたたくさんの3年生の姿があり、それを応援する3年生担当の先生方がおり、体育館では最後の部活動や率先して大掃除をしてくれた部もありました。今年度は、臨時休業という、これまでに経験したことのない学校の姿で始まりました。動画配信や「新しい生活様式」への移行など、生徒を初め保護者の方々の様々なご協力をいただいて過ごすことができました。本当にありがとうございました。

 来年が皆様にとって幸せ溢れる年となるよう祈願してやみません。来年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

 3学期は1月5日(火)からです。生徒のみなさん、元気な姿で再会しましょう!

 

 

錦高日記12月28日(月) Ⅰ ~今年最後を飾る花々たち~

 今年最後の華道部の作品をご覧下さい。冬のこの季節には庭木の葉も散り落ち、鮮やかな色に乏しい風景となりますが、階段の踊り場にお花があると、そこだけ空気が緩む感じがします。今年1年、ほっとするスポットを創ってくれて、華道部の皆さん、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

  

 

錦高日記12月25日(金)Ⅱ ~the pride of purple 2020 ⅩⅣ 北國スポーツ記録賞受賞~

 皆様へのご報告が遅れてしまいましたが、本校水泳部の12H穴太杏さん、同H向望花さんが「2020年度北國スポーツ記録賞」を受賞し、11月22日付け北國新聞に掲載されました。穴太さんは飛板飛込と高飛込で、向さんは高飛込における優れた記録を出し、受賞が決まりました。今年度の水泳部門における記録賞受賞者は43選手、県内外の競技会で目標記録を突破、あるいは目標記録に到達した石川県のホープたちということです。

 どの部活動もそうですが、1日の学習の後で部活動に取り組むことはとても気分転換になり快いとは思いますが、肉体の疲労と戦いながら家庭学習に取り組むことは大変な辛抱と努力のいることだと思います。これからも文武両道を目指して技術の向上に努め、充実した高校生活を送って欲しいと思いました。

 

錦高日記12月25日(金) Ⅰ~青少年読書感想文全国コンクール県第2次審査会結果~

 令和2年度第66回青少年読書感想文全国コンクール石川県第2次審査会(高等学校の部)において、本校26H川本妃星さんの作品『心の雨宿り』が、自由読書部門の優秀賞を獲得しました。この作品は、学校の臨時休業期間に、”雨の降る日は学校に行かない”(相沢沙呼 著)という本を読んで書かれたものだそうです。なかなか賞状が学校に届かず年末に近い時期のお知らせとなってしまいましたが、もうずいぶん前のことと思えてしまう?臨時休業期間に、この時期の課題等に前向きに取り組んでくれていた生徒たちがいたことに、改めてたのもしさのようなものを感じるとともに、やはり嬉しさも感じてしまいました。

 冬季休業期間のいまも、1,2年生たちが各家庭で有意義な時間を過ごしてくれているものと信じております。

錦高日記12月24日(木)Ⅱ ~Chromebook 研修会~

 本日の午後、希望する先生方が、ZoomによるChromebookの研修会に参加しました。文部科学省のGIGAスクール構想により、高校教育にChromebookが導入され、いずれ生徒一人一台使用可能になります。講義は、Windowsとは違うChromebookの電源の入れ方や、データ保存、アプリの説明など、実際に教室で使うための第一歩の内容でした。今後本校では、Chromebookをどのように用いたら生徒の力を最大限に伸ばすことができるのかを研究していきます。学校では、新しい何かが始まろうとしています。

      

錦高日記12月24日(木)Ⅰ ~3年生 第2回共通テスト練習会~

 本校はすでに冬季休業期間に入っていますが、3年生は受験に向けての踏ん張りどころです。

 さて、3年生は12月10日(木)・11日(金)に引き続いて、本日・明日の2日間で「共通テスト練習会」に臨みます。今回の練習会は、本番さながらの受験番号順の座席配置となっており、生徒たちは他クラスの生徒といっしょに本来の自分の教室ではないところでテストを受けています。また、前回テストから2週間が経ちましたが、この期間内で苦手分野はできるようになったか、試験時間中のタイムマネジメント(最高得点のための各問への時間配分、ミスのない解答用紙づくり、正確な自己採点を行うための問題用紙への答え記入 など)はうまくできるようになってきているかを試す試験となります。そして、テストの振り返りをしっかりと行うことによって、共通テスト本番までに何をやれば一番効率よく総得点が伸ばせられるのかという「戦略」を練り、自分にベストマッチした学習計画を立てる大切な機会となります。

 次回の練習テストは1月6日(水)7日(木)の2週間後になります。何より大切なことは、明日のテストが終わった後に、何を優先して勉強するのかをしっかり考え、自分を信じて実行に移すことだと思います。

  

 

錦高日記12月23日(水) ~吹奏楽部 県アンサンブルコンテスト金沢支部大会結果~

 令和2年度石川県アンサンブルコンテスト金沢支部大会において、本校の吹奏楽部は、金管7重奏で銀賞を、クラリネット4重奏とフルート3重奏で銅賞を獲得しました。このコンテストも新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、部員たちが各学校で演奏したものをビデオ等に撮って参加する形式で行われました。部員たちは、11月の定期試験直前まで時間を割いてこの練習に取り組んでおり、大変な努力をしておりました。

 本日の午前中も1年生教室には部員たちがしっかり練習に取り組んでいる姿が見られました。本当によく頑張っていますよ。

 

      

錦高日記12月22日(火) ~3年生 冬休みなれども・・・~

  本校はすでに冬季休業期間に入っていますが、3年生は受験に向けて頑張りどころです。

 本日の午前中も、物理講義室には3年生有志たちが集まり、物理の共通テスト対策の学習会を行っていました。(この後、化学の学習会も行われています。)今年度の3年生理科は、学校の臨時休業期間の影響もあり、例年より演習を行った時間がやや不足しました。また、演習を行っていても、共通テスト対応の問題が思考力等を測れるものとなっているため、1問を解くのにも解説を行うのにも例年よりも時間がかかりました。このような時期の学習会は、日頃の授業より長い時間をかけて問題を解くことができ、しっかり解説まで行うことができる、我々教員にとっても貴重な指導の時間となります。

 今週の木曜、金曜には、また共通テストの練習会が予定されています。本番当日を迎える最後まで、いっしょに少しずつでも前に進んでいきましょうね。(Never give up!!)

 

錦高日記12月21日(月) ~1年生 石川県立大学に行ってきました!~

 12月19日(土)に、1年生の自然科学部員の希望者と1年生有志計26名が、研修会として石川県立大学に行ってきました。
 現在のコロナ禍のなかでは、”PCR検査”という言葉をよく耳にするのですが、下水設備の整った欧州等の国では、下水中の新型コロナウイルスのDNA量を適宜調査し、その潜在保菌者の数を把握していっております。今回、県立大学生物資源工学研究所の中谷内修先生や学生の方々のご指導のもと、「PCR反応による環境DNAの定量」、「電気泳動法による増幅DNA断片の分離」の実験を行い、このような調査の一部分を実体験してきました。

 生徒らは、一人1本渡されたマイクロピペットの使い方を学んだうえで、与えられたサンプルにDNAを増幅する酵素を加え、遺伝子増幅装置にかけた後、長さの異なるDNAを、電圧をかけた寒天の入った装置に入れ、それらが移動した距離を別の装置で撮影し自分のスマホに記録しました。休日返上で科学を学びにきた生徒らの集中力は大変高く、マイクロピペットを用いた実験では非常にスムーズに進行し、中谷内先生を驚かせていました。(本当に1年生??)

 また、実験の間には先生から”実験実習で大切なこと”、””高校と大学との学びの違い”、”県立大学生の魅力”など、今後の進路選択や学習を行っていくうえで、大変役に立つお話をしていただきました。
 お世話になりました石川県立大学の先生方、学生の方々、本当にありがとうございました。

《生徒の感想・意見》

・大学では想定外の事象に対応できるようになることが求められるので、高校でも研究をするため役に立つ様々な経験を積んでいきたい。間違えてもいいから、自分オリジナルの考えをしっかり持てるようにしたい。

・自分の好きなことを一生懸命やることが、結局自分の力や誰かのためになっていくことや、自分のしていることが何の役にたっているかわからなくとも、自分でその価値を見出すことこそが大切であるということを学べた。

・県立大学の自由で個性のあるところが素敵だと感じた。また、先生が心底この大学や生徒さんが好きだということも感じることができた。一生懸命準備等してくださった先生や学生さんに感謝!

          

 

錦高日記12月18日(金) ~2学期終業式~

 本日は、放送による(2学期の)終業式が行われました。

 終業式は、生徒全員が各教室でCDの校歌を聞いた後、三藤副校長からの「未来をより確かなものにするために、今を懸命に生きましょう」「大切なのは一歩目を踏み出すことだ」という旨のメッセージが届けられました。

 また、その後のホームルームでは、各担任から冬季休業中の学習計画等の確認や心構え、今後の各家庭での自律した生活を送るにあたっての諸注意などがありました。3学期のスタートは1月5日(火)となります。新型コロナウイルス感染症対策をしっかりと行いながら、有意義な時間を過ごしていってほしいと願っています。

 

錦高日記12月17日(木)~1年生 建築物の模型② 建物探訪編~

 先日、中央階段に1年生美術選択者の建築作品で「街」ができましたとお伝えしました。外観にこだわった素敵な模型が多いのですが、なかには製作に時間がかかったであろうと思われる細かい内装まで描かれたものも見られます。今日は、その素敵なミニチュアの世界をご紹介します。ときどき足を止めてじっと家の中を覗いている生徒もいて、その愛らしい世界に魅せられているのは筆者だけではないようです。

 車が3台、バイクが1台、国語と数学の教科書、「にゃんこマート」のお弁当

 壁の絵は・・  メドゥーサでした

     美味しそう

本の大きさは1センチないですペット?

 

 

 

錦高日記12月16日(水)Ⅱ ~英語研究部 高文連英語部映像作品コンテスト結果~

 令和2年度石川県高等学校文化連盟英語部映像作品コンテストにおいて、本校の英語研究の作品”Don't Fight Over Meeee!!"(約10分)が第3位に入賞しました。このコンテストも石川県総合文化祭英語部門の代替大会の位置づけとなっており、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、部員たちが各学校で演じたものをビデオ等に撮って出品する形式で行われたものです。

 さて、本校部員2年生4名と1年生7名がつくりあげた、この英語劇のタイトルは「私のことで喧嘩をしないで」という意味になるそうです。どのような劇が展開されていたのか、大変興味がわくところですね。後日、部活動のページに公開できたらなと思います。

錦高日記12月16日(水)Ⅰ ~1年生「 なりたい自分」を見つけるための学習会~

 本校生徒が目指す大切な進路先の一つに「石川県立大学」があります。この週末に、1年生有志がこの大学を訪問し、PCR(DNAの増幅)の実験や大学での主な研究事例等を学ぶ研修会を行う予定としています。

 昨日の放課後、参加予定者と引率予定教員が一同に介して、その事前学習会を行いました。講師となったのは、県立大学1期生でもある14H担任の礒野先生です。先生は、県立大学の紹介動画を使いながら、大学の特色や将来へのビジョン、また当日の予定・実験内容や注意点などについて指導しました。当日は1日の長丁場となりますが、感染症対策を科学的にきちんと行うとともに、将来の「なりたい自分」を見つけるための学びをしっかりと行ってきたいと思います。

   

錦高日記12月15日(火)Ⅱ ~1年生探究活動発表会~

 本日5~7限に、1年生はこれまでの探究活動をまとめ、ポスターセッションを行いました。

 5限は発表前の最後の準備です。自分たちの探究活動の成果を大きなボードに貼り付け、教室のコーナーに設置し、プレゼンの最終確認を行いました。

 6限はいよいよ発表です。それぞれのグループがそれぞれの場所で一斉に発表をしました。昨年は体育館で学年全体でポスターセッションを行いましたが、今年は感染症予防のため16教室に分かれて実施しました。聴衆が少なくなってしまうので発表者としては少し残念だったかもしれませんが、その分発表者の考えがしっかりと伝わり、質疑応答も充実していました。

 7限はまとめの時間です。まず、グループ内で活動を振り返り意見交換をしたあと、それぞれがワークシートに向かって「自分の」探究活動をまとめていました。こうしてしっかりと振り返ることによって、よりよい「自分」へとつながっていくと思います。1年生の皆さん、お疲れ様でした。

    

 

錦高日記12月15日(火)Ⅰ ~写真部 石川県学生写真コンクール特別展結果~

 いよいよ冬将軍の到来となりましたね。

 さて、令和2年度石川県学生写真コンクール特別展において、本校写真部の16H五宝悠希さんの作品『試験勉強』が特選・石川県教育委員会賞を受賞しました。この大会は県総合文化祭写真部門の代替大会の位置づけとなっており、出品された作品には3年生のものが多いようです。1年生で上位入賞者の中にくい込むことができたのは素晴らしい結果となりました。12月12日(土)の午前中に北国新聞会館にて表彰式が行われています。

 

 

錦高日記12月14日(月)Ⅱ ~錦高生の活躍 横断幕!~

 秋の文化部大会等や運動部の新人大会で顕著な成績を収めることができた部・同好会の横断幕が校舎に取り付けられました。競技かるた同好会、文芸部、放送部、写真部、いしかわ高校科学グランプリ参加有志、水泳部、フェンシング部、少林寺拳法部、弓道部、サッカー部の成績および入賞者の氏名が記載されております。(よく頑張りましたね!)

   

錦高日記12月14日(月)Ⅰ ~1年生 救急法講習会~

 本日と明日の2日間に渡って、1年生を対象に救急法講習会が開かれます。日本赤十字社石川県支部より講師をお招きし、1クラスずつ講習していただきます。

 講習は、なぜ救急法を多くの人が知らないといけないのか、実際に倒れている人がいた場合はどのように対処すべきなのか、AEDはどのように使用するのかといった具体的な内容でした。意識や呼吸の有無を確認し、無しと判断したら勇気をもって心肺蘇生法を施すこと、他の人に助けを求めることが大切なことなどが話されました。最後に、代表生徒が実際に心肺蘇生法に挑戦し、AEDを実際に使ってみるなどすると、生徒たちは真剣にその様子を見て学習していました。

    

錦高日記12月11日(金)Ⅱ ~The pride of purple 2020 Ⅷ 文芸部 全国高校文芸コンクール優良賞~

 『文芸のにしき』を象徴する嬉しいお知らせが、12月5日付けの読売新聞に掲載されました。第35回全国高等学校文芸コンクール(全国高文連、読売新聞社主催)の短歌部門において、本校の文芸部員28H加藤千晶さんの作品が見事”優良賞”に輝きました(単なる”入賞”よりも一段格上の賞がいただけたようです!)
 加藤さんの短歌は「君抱けば心臓の音 蝉潰すようにすべてを暴き出したい」と詠んだもので、激しい恋愛感情がこめられたものだそうです。彼女の日々の創作活動がこのような素晴らしい賞に結びついたことを、本当に嬉しく思います。表彰式が東京の国立オリンピックセンターで行われる予定でしたが、コロナ禍で中止となってしまったことが残念でなりません。

錦高日記12月11日(金)Ⅰ ~2年生 科学的に思考し、探究する物理実験~

 本日2年生の物理の授業にて実験を行いました。

テーマは「単振り子の周期と糸の長さの関係を見出そう」です。

 この実験はこれまでの「習ったことを確かめる」実験ではなく、「習っていないことを実験を行い、データを集め、そこから法則を見出す」ための実験です。夏にも別の分野で行いましたが、新学習指導要領の内容を先取りして実施しました。

 生徒たちは、実験で得た数値データを元に、タブレット端末のアプリでグラフを作成し、近似曲線を用いて関数を求めました。

 

 

 以下は生徒の感想です。

「最初は直線になると予想したが、違ったグラフの形になり、とても感慨深かった。」

「最初の振る角度が関係すると思ったが、関係ないんだと分かった。理解が深まった。」

「実験で式を出してみて、授業の中で習った理論とうまく頭の中でつながった。」