学校日誌

2020年7月の記事一覧

【お知らせ7/29】保護者の皆様方へ ~保護者懇談会に際してのお願い~

 平素より本校の教育に対しご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。

 さて、本校は1学期の保護者懇談会を8/3~8/7(クラスによって異なりますので、ご注意ください。)に予定しております。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、下記の点についてご協力願います。

 ・当日、発熱等風邪症状、気になる体調不良等がある場合は、学校(076-241-8341)に連絡のうえ、来校をお控えください。なお、代わりの懇談日については担任と打ち合わせてください。 
 ・来校前の検温、来校時のマスク着用をお願いいたします。

    ・来校された際には「錦丘健康チェック」の用紙に健康状態を記入しご提出ください。この用紙は生徒玄関奥の中央階段1Fに置いておきます。(または予めお子様に配付したもの、このHPよりダウンロードしたものを、当日記入してお持ちいただいても結構です。)提出は同場所に置いてある回収ボックスにお願いします。

    以上、ご面倒をおかけしますが、よろしくお願いいたします。  

                                       石川県立金沢錦丘高等学校長 堀義明

 

錦高日記7月28日(火)Ⅱ ~きっと、次回もおもしろい! 錦丘ラウンドテーブル~

 7月22日付け錦高日記に「ラウンドテーブル」実施のご報告をしました。その時に各グループが作成したまとめのポスターが、中央階段2階に掲示されています。

 参加者の写真入りの掲示物には、当日参加した生徒だけでなく、参加しなかった生徒たちも立ち止まります。「これからの授業」はこんなのがいい!というアイディアの数々には、うなづく内容も、(私たち教師にとっては?)ドキッとする内容も書かれています。(例えば、眠くない授業、とか・・)ポストコロナの社会で学校がどのように変わるべきなのかを、自由に意見を出し合って、それが「楽しい」と感じてもらえたらいいなと思います。

 きっと次回も、興味深いテーマで、刺激的な意見のやりとりが行われると思います。より多くの生徒達の参加を期待します!

  

 

錦高日記7月28日(火)Ⅰ ~2年生 課題研究 課題・仮説設定の巻~

    本日の7限目、2年生は課題研究を行い、「課題・仮説の設定(全5回)」のラストの時間としました。これ以降は、自分たちが設定した課題やその課題に対する仮説を実証する調査や検討などを行う時間となっていきます。

 各グループでは、生徒たちメンバーによる活発な議論がかわされていましたが、担当の先生が一生懸命にアドバイスをしている姿も見られました。現在、45もの研究グループ(志を同じにした2年生がクラスに関係なく混在しています。)があり、中には外部の方々ともつながって「伏見台商店街の活性化」や「世界初!オンライン部活動を創る」などというテーマで研究を行うところもあります。昨年度も面白い視点での研究発表が多数ありましたが、今年度も熱の入った研究が期待されます。

 ☆2年生課題研究 研究テーマ一覧表.pdf

      

ほりほりの部屋Vol.20「成績通知表って何のため?~保護者に通知?それだけ??~」

 皆さん、こんにちは。堀です。テスト結果に一喜一憂せず!常に謙虚にGAT!

 今日も蒸し暑いですねぇ~。湿度がぁ耐えがたし!知り合いのあるALTがかつて、こんなことを言っていましたっけ。“Japan has 5 seasons: summer, fall, winter, spring and rainy!”日本の梅雨独特の高温多湿がもたらす不快さは万人共通で、春でもない夏でもない別物のようです。それにしても長梅雨です。今月中に明けるかな?あと4日、踏ん張ろう、お互いに!!本日も、エアコン活躍中!換気しながら・・・。

 先日、ダー子、ぼくちゃん、リチャードが活躍する、4ヶ月遅れ(?)の最新映画の公開初日初回上映を観てきました。大笑いしに行ったのに、不覚にも、ラストシーン近くでぽろぽろ泣いてしまいました・・・傑作です!良い意味で裏切られます、前作までとは違った意味で。そう!この映画冒頭での、ノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイの名言の引用は、まさに、シリーズ化されている中で、今回の映画製作そのものについて述べられたものではないか、と堀は感じました(あくまで個人の所見)。

There is nothing noble in being superior to your fellow men; true nobility is being superior to your former self.   

Ernest Hemingway / American writer (1899-1961)

(ダー子の声で日本語訳がかぶります。)「他人より優れていることが高貴なのではない。本当の高貴とは、過去の自分自身より優れていることである。」

→「今回のこの『プリンセス編』は、他の映画と比べても意味はない。むしろ、過去の今までのシリーズと比べて欲しい。全く違う次元に進歩しているから。」という制作側や出演者からの強烈なメッセージだと受け取りました(あくまで個人の所見)。オススメ!!

<今までの詐欺師、総出演、オールスター版!とか、三浦〇馬のコメディアンとしての見事な資質もこれが見納めか・・・とか、コロナが終息したら是非とも諸君に訪れて欲しい国、近い将来、世界経済の中心の1つ(ハブ)となるであろう国、シンガポールの魅力満載!とか、「えっ?!あの子、すずちゃんじゃないの?すずちゃんやとばっかり思ってた!」とか、エンドロール中に「スクリーン」から出ちゃだめよ、最後のオチを見逃さないように!(実際、何人も出て行っちゃった・・・もったいない・・・)とかとか>

 さきほどの名言の続きを以下に記します。(堀の名訳<迷訳?>付き)

It’s easy to compare yourself to other people. Almost everyone does it. Each person secretly says, “I’m better than she is...I am more intelligent than he is...I work harder than that guy...I am a nicer person than she is.” It’s fun to compare yourself to other people. It makes you feel noble and good.

But comparing yourself to others is meaningless. Why? It has no meaning because there will always be people who are better than you. And there will always be people who are worse than you. So these comparisons are a waste of time.

There is only one comparison that has meaning. What is it? It’s the comparison between you today and the person you used to be. In other words, are you a better person today than you were one year ago? If you are a better person today, that’s great: keep up the good work! But if you are not a better person today than you were in the past, then maybe it’s time for some serious changes in your life.

・堀訳(この訳には様々なテクニックを使用。知りたい人は校長室へCome!Come!)

「仲間より優れていることに、いささかの気高さもありはしない。すなわち、真の気高さとは、過去の自分より優れていることである。」アーネスト・ヘミングウエイ

 自分と他のひとを比べるのは自然なこと。ほとんど皆、していること。誰しもこんな風に密かにつぶやくもの、「私はあの女よりはまし・・・あの男より賢い・・・あいつよりがんばってる・・・あの女よりはいいひとだ。」。自分を他のひとと比べるとうれしくなる。立派で、いいひとになったかのような気分になる

 でも、自分を他のひとと比べても意味はない。なぜか?それは、生きていればいつだって、自分より優れたひとがいるから。同じように、自分より劣ったひともいつだっているから。だから、こんな風に他のひとと比較するなんて、時間の無駄。

 一方で、意味のある比較がたった1つだけ存在する。どのような比較か?それは、今の自分と昔の自分との比較だ。つまり、1年前の自分より今日の自分がいいひとになっているか、ということだ。今日、いいひとになっていると思えるなら、それはすごいこと。そのままのやり方で進めばいい。でも、過去の自分より今の自分が進歩していると思えないなら、その時こそ、自分の生き様において、真剣に見直しをすべきタイミングが来ている可能性はかなり高いと言わざるを得ないだろう。

 当時、富山県最大級のマンモス中学校(1学年400名超!1クラスに45名!)、高岡市立志貴野中1年学年末の「通知票」とその5年後、富山県立高岡高校卒業時の「通信簿」です。(高校時の中身に興味がある人は校長室へCome!Come!)

 本校は、「成績通知表」と呼びます。来週、保護者懇談の席上で、あるいは、郵送されて、各家庭へと届けられる予定です。元来、保護者に我が子の学校での様子や各教科の成績を知らせるためのものです。高校においては、小中学校とは異なり、詳細な文章での表記箇所は激減しており、数値データがその大半を占めています。卒業後の「踏み台」として、ほぼ全員が上級学校への進学志望の場合、特に3年生諸君にとって、今回の数値データは極めて重要な進路判断材料となることは事実です。

 しかしながら、堀は諸君に(保護者の方々といっしょに)今1度考えて欲しいことがあります。数値そのものの良し悪しではなく、なぜその評価点になったのかを考えるきっかけとして、つまり、今学期、何ができて、何ができなかったのか、諸君個々人が、保護者の方々といっしょに、具体的に振り返るための指標として捉えて欲しいのです。満足できる評価点の教科もあれば、不満な教科もあるでしょう。考えてください。話し合ってください!ホーム担任を始めとする本校教員にも相談してください!「なりたい自分」のために必要な教科なら、貪欲に、本気で取り組みましょう!他のひとと比べると自分はだめだから「なりたい自分」をあきらめるの?この考え方、なんか違和感ありませんか??ヘミングウェイの名言、今一度、読み直しましょう。

 また、今回は3回あるうちの初回の成績通知です。ここが出発点となり、今後、どのように評価点が変化していくか、つまり、「個人内評価」の変化にも是非とも注目して欲しいと思っています。必ずや、上昇させて欲しいと願っています。他のひとと比べるのではなく、過去の自分と今の自分を、さらには、今までの自分とこれからの自分を比べるのです。あきらめずに、粘って粘って、繰り返すことで、慌てず、地道に、でも確実に、「なりたい自分」に近づいて欲しいのです。自身の力を過信した「うさぎ」ではなく、己を知り、己のペースでゴールにたどり着く「かめ」であって欲しいのです。

 「偏差値を追うな!偏差値は後からついてくる!」偏差値自体を、大学入学自体を、目標とする生き方はもう、止めにしませんか?偏差値も大学も所詮、通過点であることをお忘れなく!「踏み台」に過ぎないことお忘れなく!100年もある人生、常に「よくなろう」とする姿勢を維持しましょう。約1年半後、退職したら何しよう?2年生といっしょに卒業したら何やろう?堀「がめ」のゴールはどこ??視界不良なりねぇ(コロ助風に)。ワタシハダレニソウダンスレバイイノデショウ??Save ME, please!! ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記7月27日(月)Ⅱ ~教室の掲示物Ⅱ~

 教室の掲示物には、ホーム担任や学年の思いや個性が現れています。朝の校内巡視の際に目にすることができた、とある教室の掲示物を3種類紹介いたします。皆さんなら、どれに一番興味を持ってみられますでしょうか・・・!?