学校日誌

2021年1月の記事一覧

錦高日記1月20日(水) ~受験生応援パン、登場~

 これまで皆様に「受験生応援おにぎり」の話題をたくさん読んでいただきました。今日はその第2弾、今度はパンが発売されました!「たこさんWINNER」「花丸ちぎりパン」「あん(こと)き(なこ)パン」の3種類です。毎週水曜日に本校の購買で販売されるそうです。開発した2年生の女子が、本日の休み時間にPR放送を行いました。パンの美味しさだけでなく、コロナ期の食事のマナーまで伝えてくれました。筆者としては、花丸ちぎりパンに興味があります。(1度に5度おいしいパンなんです)みなさんはどれにしますか?

 

職員室の放送設備を使って全校にPRをする2年生

  

今日の空は美しかったです。(本校5階から西を望む)

ほりほりの部屋Vol.43「感謝を行動で表す~「ありがとう」溢れる学校へ~」

 

 皆さん、こんにちは。堀です。放射冷却で朝は恐ろしく冷え込む今日この頃。「きんかなまなま(わかります?金沢の昔の方言です。じいちゃん・ばあちゃんにお尋ねあれ。)」の路面には十分気をつけて!浜辺美波風に言えば、「かかとを下ろして」、つまり、「地に足着けて」歩きましょう。しっかり踏みしめてぇ~GAT!

 先日、2年生諸君がお世話になった、今年度の本校修学旅行を担当していただいた「名鉄観光」の支店長さんと副支店長さんが来校されました。準備段階も含め、こちら側からの、多岐にわたる膨大な無理難題にも、誠実かつ迅速・的確に、嫌な顔一つせず、愚痴もこぼさず、対応していただきました。それでいて、silent partnersに徹した謙虚な振る舞いは「プロの矜恃」を感じずにはいられませんでした。本当に頭が自然と下がる日々でした。このコロナ禍にあって、観光業界は非常に苦しい状況にあると聞き及んでいますが、なんとかしのぎきって欲しいと切に祈っております。本校の修学旅行実施も、そういう経済的側面からも、業界や観光立県沖縄の「ニーズ」に合っていたのかもしれませんね(あくまで「結果的に」ではありますが・・・)。

 さて、その支店長さんから、「この前、ウチの武田(2年生諸君!憶えてますよね?2名の素敵な女性添乗員さんの内のおひとり。本校OG!諸君の先輩!一緒に記念写真撮った男子、たくさんいるよね?)が、ヒルトン北谷から送られてきた写真を見て泣いていました。」とのご発言。「ありゃ?本校生徒が利用した部屋で、なんか破損箇所でも見つかったか??」などと一瞬ヒヤリとしました(過去に他校で経験あり・・・)が、さにあらず。

 本校生徒達が、3連泊したヒルトン北谷を去る際、各自の部屋に残されていた、ホテルへのメッセージが記された写真です。ヒルトン沖縄北谷リゾートの担当者から、感謝の言葉とともにメールで送られてきたそうです。コースターやらメモ紙やら様々なものに書かれていたようで、たくさん残されていたものの一部とのこと。ベッドメイクに入った従業員の方々が支配人のところに持参したようです。先の武田さん曰く、「他校の修学旅行でこのようなメッセージを書かれる生徒様はあまり見かけないので驚きました!心温まるメッセージで私も大変感動しております。」うむ(煉獄さん風に)!感動の涙だったのですね。一瞬とはいえ、疑った自分を恥じます・・・

 一期一会になるかもしれない相手であればこそ、なおのこと、感謝は伝えるべきなのだと思います。のちのち後悔することになりかねないから。こんな風に、感謝を行動で素直に表すことができる諸君は、堀の自慢です!!さすが、さすがの錦生です。素敵です。感謝します!!諸君らがヒルトンに感謝したら、そのヒルトンが名鉄観光に感謝する。その名鉄観光が本校校長に感謝したら、その校長が諸君に感謝する。これこそが、「ありがとう」パワー!ただいま「感謝」循環システム、稼働中!!「ありがとう」というコトバには、ひとをものすごくポジティブにする力があるのです。コミュニケーションをスムーズにする特効薬でもあります。惜しみなく、使いましょう!言われて、悪い気がする人なんていないのです。堀は、この「ありがとう」が溢れる学校になれば良いな、と常々、先生方に伝えています。諸君もそう思いませんか?だって、「コミュニケーション力」上がるんだから!ちなみに万国共通なので、将来どこ行っても同じ。お忘れなく。人と人を結びつけるコトバです。Thank you!謝謝!Obligato!どんどん使おう!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.諸君のぱいせんは次のようなメールも送ってくれました。「先日の米心様とのおにぎりの商品開発の件も拝見させていただきましたが、母校の後輩が様々な面で活躍されていることに大変嬉しく思い、また私自身も後輩に負けず邁進してまいりたいと思いました。」とのこと。諸君のあずかり知らぬところで、諸君の活躍を見守っている人たちがいるのです。しかも、諸君の活躍を喜んでくれている人たちがいるのです。さらに、勇気づけられている人もいるのです。人は繋がっています。だから、もっともっと発信していこう!応援しています。

錦高日記1月19日(火) ~「読んでみたくなっちゃう本③~

 今日も窓の外は雪が降ったり止んだりのお天気でした。学校では、1・2年生はいつもの日課をこなし、3年生は今日から特別時間割となり、新しいクラスで前期試験や私大入試に向けての問題演習に取り組みました。

 今日は『読んでみたくなっちゃう本』第3弾として、以下の2冊の本をご紹介します。ご紹介する本文の抜粋は、生徒が選んだ箇所です。その本の内容をとても端的に表現している部分ですと、国語の先生が話していました。筆者は2冊目の本を読んだとき、”数字が美しい”ってどういうこと?、と思ったことを覚えています。では、お楽しみ下さい。

『アルケミストの不思議な家』 有間 カオル 著

「じゃあ、現代の連勤術師はなにを作り出すのか?」(中略)

「精神界の再構築、魂の錬金を行う」

「魂の錬金?」

「そう。目には見えない輝ける黄金を見つけ出し、再生させるのだ。(略)」

『博士の愛した数式』 小川 洋子 著

「見てご覧、220の約数の和は284。284の約数の和は220。友愛数だ。滅多に存在しない組合せだよ。神の計らいを受けて絆で結ばれ合った数字なんだ。美しいと思わないかい?君の誕生日と、僕の数字が見事なチェーンでつながり合ってるなんて。」

錦高日記1月18日(月) ~エールのおにぎりでパワーアップ!~

 大学入学共通テストが終わり、今日3年生は自己採点の結果を大手予備校等に提出しました。ホッと一息ですが、これは第1ハードルにすぎません。大学入試はこれからが本番です。生徒たちは、すぐに気持ちを切り替えて2次試験や私立大学受験に向かいます。まだまだパワーが必要となるこの時期に、「米心」様より「受験生応援おにぎり」のプレゼントがあり、担任の先生から3年生ひとり一人に配られました。2年生の想いもこもったおにぎりをもらって、3年生はちょっと嬉しそうでした。これからも一歩一歩進んでいきましょう。みんなで乗り切ろう!

  

錦高日記1月15日(金) ~3年生 共通テスト激励会~

 いよいよ明日からの2日間、大学入学共通テストが行われます。

 本日の4限目、共通テストに向かう3年生への激励会が視聴覚室にて行われました。密を避けるために学年を2つに分けて実施されました。

 校長先生からの激励では、先生が3年生のクラス担任だった時に、受験生の「守り神」だったものを手に取り、「どのような結果になろうとも、必ず月曜日には登校する」ことと「自分のこれまでにやったことを信じてガンバレ」という力のこもったお話しがありました。(詳しくは本日の「ほりほりの部屋」で述べていらっしゃいます。ぜひ、お読み下さい。)その後、進路指導課の髙橋先生より、共通テストにおける注意事項の再確認が行われ、大切なのは「冷静、ねばる、きりかえる」であるとお話しされました。

 生徒たちは真剣な面持ちで、しっかりと前を向いて、ジッと話しを聞いていました。

 今年は共通テスト「元年」となります。はじめてのことは誰でも不安に感じるものです。自分だけじゃない、みんなが不安なんだと認識し、グッと力をこめて、最後まであきらめず、冷静に、テストに臨んで欲しいと思います。

 3年生、がんばれ!