第59回石川県理科教育研究大会 羽咋大会 に向けて
大会推進委員長 大山 久祥
(羽咋市立邑知中学校 校長)
このたび、第59回石川県理科教育研究大会を、羽咋大会として羽咋郡市(羽咋市、志賀町、宝達志水町)で開催できますことを、大変嬉しく思います。
石川県理科教育研究大会はこれまで、石川県理科教育研究協議会が主催し、石川県教育委員会、石川県科学教育振興会、開催地区の市町教育委員会等の共催や後援のもと、開催地区の小学校から高等学校までの主に理科に携わる先生方によって、小中高一貫の共通研究主題及び副題のもと、研究を積み重ね、大きな成果をあげてまいりました。
2022年度の59回大会は、10月7日(金)に志賀町を主会場に開催させていただきます。
今回は大会主題を、「小・中・高をつなぐ理科教育のあり方」、副題を「資質・能力を育成する探究の過程を重視した理科学習」としました。この「小・中・高をつなぐ理科教育のあり方」という大会主題は40年間以上にわたって継続されている非常に意義深いものであり、石川県理科教育研究大会の根幹をなすものであります。
これらの主題・副題に基づいた公開授業を、石川県立志賀高等学校を皮切りに、志賀町立志賀中学校、志賀町立志賀小学校の順に、午前中に行います。また、午後は志賀町文化ホールにおいて、分科会、全体会、記念講演を行う予定となっております。これら公開授業や分科会等が、ご参加いただく先生方の授業力の向上やこれからの理科教育のあり方の一助となることを願っております。
尚、副題の設定理由につきましては、別に掲載してございますので、ご覧いただければと思います。
また、今回の記念講演では自然写真家の松本紀生氏をお迎えします。世界各地の美しい映像を通して自然事象の素晴らしさや環境問題等についてお話しいただけると思います。
現在のところ、現地に参集する形での開催を目指して準備を進めて行く予定です。しかし、全くの従来通りの開催方式にすると密の状態になることが予想されるため、どんな方法で行うことが可能かを検討中です。詳しくは、後日連絡させていただきます。多くの皆様方のご参加をいただき、有意義な大会になるよう、羽咋郡市の推進委員が心を込めて準備を行ってまいります。よろしくお願いいたします。
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