お知らせ

第58回石川県理科教育研究大会 羽咋大会を終えて

 羽咋大会実行委員長  大山 久祥

(羽咋市立邑知中学校)

 

 第59回石川県理科教育研究大会羽咋大会を、志賀町立志賀小学校、志賀町立志賀中学校、同富来中学校、石川県立志賀高等学校を会場として、令和4年10月7日に2年ぶりの参集型での開催を目指して準備を進めてきました。しかし、10代の感染増加が見られるようになり、残念ながら参集型での開催を見送り、昨年同様、大会要項の全会員配布とWeb上での会員限定配信の形式で大会を開催させていただきました。ご後援をいただいた石川県教育委員会、志賀町・宝達志水町・羽咋市の各教育委員会、石川県科学教育振興会、石川県小中学校教育研究会をはじめ、ご指導、ご支援をいただいた関係の皆様方には心より御礼を申し上げます。

 今年の分科会提案は、より多くの会員の皆様にご覧いただけるよう、要項・指導案集に掲載させていただきました。締め切りが早まり提案された先生方にはご迷惑をおかけしましたが、たくさんの方々に提案をお読みいただけたものと思います。

 公開授業では、合わせて7つの授業をWeb配信いたしました。能登地区の急激な生徒数減と学校規模縮小等により、例年より公開授業数が少なくなりました。今後の理科大会のあり方を検討する時期に来ていることを感じました。

 記念講演では、自然写真家の松本紀夫様より「オーロラの大地より」という演題でご講演をいただきました。北極圏の短い夏で生命をつなごうとする自然の営み、温暖化がもたらすアラスカの現状など環境問題等について美しく貴重な映像とともにお話ししていただきました。

末筆になりますが、ご提案いただいた先生方、授業を公開していただいた先生方、大会を支えていただいた全ての皆様に感謝申し上げるとともに、これからの理科教育研究大会の益々のご盛会を祈念申し上げ、大会報告ならびにお礼とさせていただきます。