校長室より

校長室より

見た人はいますか?

今朝、分校や動橋の地区は、霧に包まれていました。私が出勤した際も、かなり濃い霧が立ち込めていました。慎重に車を進めていると、少しずつ霧が晴れて青空が見えてきました。

その時です!! 空に白いアーチのようなものが見えてきました。

最初は「不思議な雲だな・・」と思っていましたが、雲にしては形が整いすぎている・・。

「えっ、あの形はまさか虹? でも白いけど・・」

驚きと興奮が冷めやらず、思わず車を安全な場所に止めて、写真を撮りました。

後からネットで調べると、霧が出た際に稀にみられる白い虹「霧虹」という現象だとわかりました。めったに見られない現象だそうです。なぜ白いのかというと・・・(追求してみてください きっと深い学びにつながります)。

 虹といえば七色のレインボーカラーだと思い込んでいたので、大変驚きました。

職場のスタッフに写真を見せながら伝えると、「すごい、何かいいことあるかも!」という方と、「うわっ、何かの前触れ?」という方がいて、面白いなと思いました。同じものを見ても、人によって感じ方が違うんですね。私は「なぜ白いんだろう?」と思いました。

 激レアな現象と遭遇し、朝からかなり興奮しました(理科教師の血が騒ぎました 笑)。皆さんは見ましたか?

授業力を鍛える

本日、若プロ(人材育成)の一環として、優れた授業のDVDを視聴し、自己の授業改善につなげる取組をしました。若手教員が3つのグループに分かれ授業DVDを視聴し、授業構成や教師の声掛けなどについて議論しました。このような研修を通して、教師一人一人の授業力を、更に向上させていきたいと思います。

サッカーの授業

1年生の体育の授業は、サッカーでした。秋晴れの下、元気な声がグランドに響いていました。

私も以前、サッカーをしていました。マラドーナが全盛期のころです(かなり古い・・)。そのころJリーグはなく、日本代表チームのほとんどが、実業団の選手でした。海外のプロサッカー選手はあこがれの的でした。今は、Jリーグもありますが、日本選手がどんどん海外に進出し、日本代表のほとんどがヨーロッパのチームに所属しています。言葉も風習も体格も違う海外で活躍できてこそ、日本代表になれるんですね。時代は変わりました。

5年後10年後、東和中生徒はどんな世界で活躍しているのでしょうか。各家庭や学校・地域の中で育ち、そして、大きな世界に羽ばたいてほしいですね。可能性は無限大

月を見て思うこと

昨日は中秋の名月でした。中秋と満月が重なるのは8年ぶりだそうです。(中秋の名月が必ずしも満月ではないことを、恥ずかしながら初めて知りました。)

時々雲に隠れながらも、きれいな月でした。しばらくぼーっと眺めていました。

(ちなみに、「月が奇麗ですね」には、「I love you.」という意味があるとかないとか・・。夏目漱石が、日本人の奥ゆかしさを表現してそのように訳したとか何とか・・。)

写真を撮ろうとしましたが、月を撮るのは難しいですね。何とか、下のような写真が撮れました。

皆さんは、月を見て、何を思いますか?

変化を感じること 気にかけること

花壇のマリーゴールドの世話をして思ったことがあります。

「変化」の感じ方には、二通りの感じ方があるということです。

一つは、毎日見たり触ったりすることで感じる日々の小さな変化です。花壇の場合、毎日水をまいたり、枯れた花芽を摘み取ったり、周辺の雑草を取ったりしながら、つぼみの変化や葉の力強さを感じることができます。

もう一つは、長い期間かかって起こる変化です。毎日見ていても気づかない変化が、久しぶりに見ると感じる場合があります。久しぶりに花壇を見た人が、「いつの間にか大きくなったね」と言ってくれることがあります。

教育や子育てについても、同じことがあるように思います。日々の生活の中で感じる子供の変化もあれば、長い目でみたときに感じる変化もあります。 

花壇にしても子育てにしても、大切なことは、「気にかけること」ではないでしょうか。花壇の場合、気にかけることで変化に気づき、肥料を上げたり除草をしたりなどの対処することができます。子育ての場合、気にかけることで変化に気づき、声をかけたり、励ましたり、話を聞いたりすることができます。そうすることで、花々はより美しく咲き、子供たちは安心して成長できるのではないでしょうか。

 

毎朝、花壇のマリーゴールドを気にかけながら、生徒たちに声をかけていきます。