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100周年養蚕プロジェクト

【100周年養蚕プロジェクト】養蚕を成功させるには〈2年生総合学科〉

先週からスタートした2023養蚕プロジェクト、5月25日(木)6限 「総合的な探究の時間」では「養蚕を成功させる」には何が必要なのかについて、グループで考えました。生き物である蚕は放っておくと死んでしまいます。まずは幼虫が繭玉になるまで、どう育てていけばよいか、考え、行動につなげてほしいと思います。

 ●大丸先生より説明を受けます。

●各グループで考えます。レポートにまとめます。

●先週箱から出した幼虫は2mmから7mmくらいに成長し2令に入ります。飼育箱も少し大きくなったものに移動させます。これから食べる量もどんどん増えていき、毎日、朝・昼・晩・(夜)と桑の葉を与えなければなりません。

 

【100周年養蚕プロジェクト】2023始動〈2年生総合学科〉

総合的な探究の時間に総合学科2年生による「100周年養蚕プロジェクト」春蚕飼育がスタートしました。

春期は5000頭を育てます。

●蚕の餌「桑の葉」を農場桑畑で収穫します。この後、蚕に成長とともに食べる量が増え、桑の葉も毎日大量に収穫していくことになります。

●収穫した桑の葉を水で丁寧に洗い、細かく切って2mmほどの蚕の幼虫に与えます。蚕が成長してくると、この切る作業はなくなります。

●届いた蚕を養蚕部の池田君(3年)と顧問の大丸先生で箱から当面のすみかに丁寧に移します。蚕の成長とともにすみかも大きくなっていきます。

●総合学科2年生は蚕の幼虫と初めて対面します。

●餌やりです。部屋の温度調整もして、このあと総合学科2年生が毎日餌やりをして育てていきます。

この後の予定はこちら → 2023春蚕飼育予定.pdf

 

 

 

【100周年養蚕プロジェクト】1年の成果と課題を発表

11月6日(日)、石川県産業展示館2号館でいしかわ産業教育フェア2022における「高等学校における産学連携人材育成事業発表会」で、今年度、2年生総合学科生徒で取り組んだ「100周年養蚕プロジェクト」の成果と課題について発表しました。

 発表者  2年総合学科

   東 大吾さん(24H) 長谷川 大海さん(24H) 奥田 理暉さん(24H) 池田 勇也さん(23H)    

 

(発表内容)

発表原稿.pdf

 今年度の養蚕によって収穫することができた繭は、春6000個、秋2000個です。現在は長野県の製糸会社 宮坂製糸所にて製糸され、保存していただいています。今後は、この繭を使って、来年度の100周年に向けて、どのような製品に仕上げていくか話し合い、決めていきたいと思っています。

 

【100周年養蚕プロジェクト】天井にまで

6月20日(月)にまいた蚕が

マスの中で繭になっています  ※これより6月23日(木)に撮影したもの

どうして上からまかれた蚕が、それぞれマスの中に収まり繭になるのか

なかには天井で繭になっているものも

さまざまな疑問は探究の時間で探っていきます。

【100周年養蚕プロジェクト】養蚕2022とプレ-バック

令和4年度(2022)の春季養蚕(5月26日~)はもうすぐで繭の出荷時期となりました。ここまで総合学科2年生、3年園芸系列生徒、先生が協働で作業をすすめてきました。今の様子と過去の卒業アルバム、現存する最も古い昭和4年(1929)のものからプレーバックしました。

●現在の桑畑、農場の様子 桑の葉の収穫 

●昭和4年(1929)卒業アルバム 桑畑(桑園)の前

桑の葉をきざんで

えさやり

現在 蚕は大きくなり8cmほどになっています。そろそろ糸を吐き出します。目安はダンボールの壁を上に上がっていく蚕です。それを移動させます。

プレーバック 繭の収穫です。