2024年6月の記事一覧
街プロ アイデア4 病院にヨギボーを置こう!
164日目
今日の「街プロ」
【医療】病院にヨギボーを置こう!
このグループは
輪島の医療をテーマに
探究しています
子どもがたくさんいる街を
思い描いています
そうなると
小児科などの医療の充実が
求められます
スポーツも活発にしたいです
となるとスポーツ専門医も欲しいです
幸い「ごちゃまるクリニック」の
小浦先生は
地域医療そして子どもの居場所づくりに
ご活躍されていますので
まずはそこを訪ねて
現状を勉強してみるといいですね
新たな課題あるいは視点に出逢えます
病院の待ち時間も課題であると
考えています
アメリカのある空港であった実話です
乗客からのクレーム対応です
預けた荷物がレーンに出てくるのが遅い
という多くのクレームがありました
普通なら
荷物を下ろす人員を増やすなどして
時間短縮の方法を探るのでしょうが
空港はそのクレームに対して
徹底的にリサーチします
すると
荷物が遅いせいで
地下鉄に遅れたなどの
トラブルが一切ないことに
気づきました
単に「待たされる」という事実に
不満があるようです
そこで空港が考えたアイデアは
飛行機を降りてから
荷物受け取り場までの動線を
わざと遠回りさせて
時間がかかるようにしたのです
すると乗客からのクレームは
一切なくなったそうです
徹底的にリサーチすることで
思いもよらない解決法に出会うものです
エレベーターの前に
鏡を設置してあるのも
同じ理由だそうですね
エレベーター待ちの間
鏡を見て身だしなみチェックできることで
乗客のイライラを緩和させるそうです
このグループは
病院の待合室に
ヨギボーを置くことで
リラックスしながら
待てるしくみを考えました
明日は木曜日
「街プロ」のある日です
外部からの支援やアドバイザーの方も
お越しいただけるほか
マスコミの取材も多く入ってきます
マスコミの方は
社会の隅々まで熟知されているので
逆にインタビューして
アイデアを引き出すくらい
逞しい生徒が出てくることを
期待します
豊中市の田中嘉一様が
ご自身が制作されたアクリル画を
贈ってくださいました
NHKの番組をごらんになって
送ってくださいました
タイトルは「きっと何とかする。」
尼崎美術展の入選作だそうです
ありがとうございます
また本日
卒業生の合格体験記ができました
2次避難所としておせわになった
金沢市 彩の庭ホテルさん
共通テストに向けて
学用品などを送ってくださった
山越先生と塩田先生
いろんな方への感謝のことばが
綴られています
合格体験記
それは最後まであきらめずに
目標に向かって邁進した
卒業生の生の声
街プロ アイデア3 イケメン漁師の会
163日目
今日も花の話から
生徒玄関先に小さな花壇があります
教頭時代に
ラベンダーとカモミールを植えました
転勤する時に
生物の担当の伊奈岡先生に
「あとは頼む」と託して去りました
伊奈岡先生は輪島高校のさかなクン
海洋生物がご専門ですが
1年後私が校長として帰ってきた時には
立派に育てあげてくれていました
今回の震災で
花壇は地割れをおこし
もうダメかなと
思っていたのですが
昨日紹介した胡蝶蘭同様
可憐な花を咲かせています
植物の生命力には感動するねと
輪島高校の文科大臣
矢田先生と話ししています
背景に写っている時計は
4時10分を指したままです
同じ花壇に
学務員の谷川さんが
綺麗な花を植えてくださいました
今日の「街プロ」
【一次産業】農業と漁業
今日紹介するのは
とにかく元気な女の子のグループです
「イケメン漁師の会作って盛り上げようぜ!」
「ヨッシャー!」
ってノリで
女豹の若く
あるいは胡蝶蘭のように
気高く猛々しく
ところがです
先日の発表会では
借りてきた子猫ちゃん
あるいはカモミールの小花のように
繊細で奥ゆかしく
確かに輪島の漁師は
ワイルドでイケメンです
目のつけどころはいいですね
どんな探究になるのか楽しみです!
街プロ アイデア2 海辺の映画館
162日目
11日目に紹介した
倒れた棚の下敷きになって
ズタズタになっていた胡蝶蘭が
今朝花をつけました
けなげに咲いています
わずか1輪ですが
ひとしきりうれしそうに揺れています
153日目にご紹介した横浜でのイベントに
来場してくださった横浜市の酒井さまから
生徒たちに向けてお手紙とお土産をいただきました
ありがとうございました
今日の「街プロ」
【仕事②】海辺で映画を見よう
この研究は左手ナタコーンさんの
個人研究になります
輪島にしかない観光スポットを作りたい彼は
タイの出身です
子どものころタイで見た
路上映画が忘れられなくてとのことです
輪島にある
沈みゆく夕陽の美しい
袖ケ浜のビーチにスクリーンを置いて
まずは土日の夕刻に上映です
袖ケ浜には
隆起を起こした
新しい海岸がひろがっています
そこを利用するのも
新しい手かもしれません
最初は無償でスタートさせて
募金箱を設置するそうです
発表を聴いたメンターの方からは
「映像機材関係のスポンサーが付きそう
話題を呼んで予想以上に人が来た時の
交通誘導や安全点検も必要ですね」
とのコメントをいただきました
このブログでは
生徒の探究の進捗状況をひとつずつ紹介しますが
全体像については
こちらの生徒によるメモをご覧ください
マルハラって何?
161日目
昨日
池上彰さんの番組で
「マルハラ」について
解説なさっていました
メールのやりとりの中で
上司からの「了解。」
これがハラスメントなんだそうです
どこが問題かわかりますか?
読点「。」です
何か言い切られているようで
冷たい感じがして
受け取った方は辛いようです
「モーニング娘。」
確かにこの場合
私たちはやってやる!
なんだか力強さを感じます
これに対し
伊集院光さんは
「上司は知らずに使っているのだから
気になりますと伝えてみては?」
とおっしゃっていました
確かに陰で何でもかんでも
「◯◯ハラ」というのはどうかと思います
と同時に上司の方も
それを言い出しにくい雰囲気を
醸し出していないか
振り返る必要があります
そういえば最近は交通違反取締りも
ずいぶん様変わりしてきました
私自身若い頃
飲酒運転 麻薬運転 集団暴走以外の
大概の違反で
国庫におおいに貢献してきましたが
「はい!そこの黒いセダン!
路肩寄せて止まりなさい!」
後ろからパトカーに怒鳴られ
その度に
「俺だけじゃねえだろ!」
今思えば見当違いな抵抗をしながら
免許証を提示していたものです
ところが先日目にした取り締まりでは
「白のワゴンを運転されている方
申し訳ございません
お車を路肩に寄せて停めていただけますか?
気をつけてくださいね
そう
ゆっくりゆっくり
はい
ご協力ありがとうございます❤️」
こんな感じでした
確かにこれだったら
「うっかりスピード出てしまいました
次から気をつけます
ごめんなさい」
と素直になれそうな気がします
ところでこのブログ
これまで
「。」を使っていなかったということに
お気づきの方いらっしゃいますか?
街プロ アイデア1 コンパクトシティ
160日目
「僕らの街は僕らが作る」街プロ
7日(金)
最初の発表会を行いました
自分たちがそれぞれ
どんな視点で
どんな街づくりに取り組んでいくのか
発表しあいました
毎日少しずつ紹介します
ご助言してくださる方
ご支援してくださる方
大募集中です
ご連絡お待ちしています!
【仕事①】コンパクトシティで輪島を復興
パリ(フランス)
メルボルン(オーストラリア)
バンクーバー(カナダ)
ポートランド(アメリカ)
これらは世界五大コンパクトシティと
呼ばれています
コンパクトシティとは
郊外に居住地域が広がるのを抑え
できるだけ生活圏を小さくした街のこと
五大コンパクトシティ
最後の一つは
なんとお隣の富山
富山市では絵に描いたような
ドーナツ化現象が問題となっていました
ほとんどの人ががマイカーを使っており
公共交通機関が衰退し
車がないと生きていけません
このままではダメだとして
公共交通機関の整備に乗り出します
まずは廃線になる予定だった
JR線を利用して
路面電車を作りました
そして県内全域から
市の中心部に人を集める秘策に
乗り出します
まずは県内全域から富山駅までのバス
お年寄りはどこから来ても100円
ただし条件があって
富山駅で降りた場合のみ
ひとつ手前のバス停で降りたら通常料金
このことにより
どこに用事があっても
一旦富山駅前に
人を集めることに成功します
もうひとつの条件は
小さい子供を連れていること
自分の孫でなくて
近所の子でもOK
小さい子がいると
なんでも買ってあげたくなったり
一緒にご飯食べたくなります
お年寄りだけだと
もったいないしうち帰って食べよ
ってなりますもんね
このことで市の中心部に
お金を落とさせることに成功します
次に外国人は無料
富山県では立山登山に
多くの外国人が来ていました
ところが山に登るだけでは
県はそう潤いません
このことにより
登山が終わった後他府県へ流れていた
インバウンドの獲得に成功します
さらにさらにお花を持っているとタダ
単に華やかだから
というのが当初の理由だったそうですが
駅前の花屋さんが売れることがわかると
オシャレな都会の花屋さんが
どんどん出店するように
なったのだそうです
以上のネタは
以前武田鉄矢の「今朝の三枚おろし」
で聞いたネタです
記憶違いがあったらごめんなさい
アイデアと工夫で街を甦らせた富山
大いに参考になる点がありそうです