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校長日輝

【校長ブログ】探究@SEIKO

4月30日(火) 「探究@SEIKO」と称して、教職員の協働探究を行いました。これは、生徒が主体性を発揮するためにはどうしたらよいか を協働探究するものです。昨年度は「大人の探究」と呼んでいましたが、今年度は『生徒と教職員の協働探究』とグレードアップして取り組むことになり、「探究@SEIKO」と改称しました。

本年の1回目は5月2日(木)に行います。それに向けて、生徒と教職員がどのようなテーマで対話すればよいか、どのようなグルーピングが生徒と教職員の対話が弾むのか、など、2日後に向けて準備をする目的で教職員だけの時間をとりました。

生徒と教職員の対話と振り返りにより互いに新たな気付きを得て、互いの視座が高まること。そして何よりも「生徒と先生が対話するって楽しい!また、対話したい」という気持ちになれたら素敵な協働探究だなと思います。

【校長ブログ】昭和の日

本日4月29日は「昭和の日」。政府広報では「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」とされています。

今年は、大型連休前半の最終日ですが、大型連休中の祝日のなかでは最初に位置する祝日です。その昭和の日に昭和を代表する漫画家のアニメ作品を観に行きました。~地球交響楽~というサブタイトルがつけられており、主人公の「ネコ型ロボット」が繰り出す様々な道具に助けられながらも、最後には自分の力で難しい局面を乗り切る筋書きでした。

交響楽というだけあって、リコーダーやバイオリン、歌声というその特性に相応しい主旋律や副旋律等の役割設定に「なるほど!」と唸ったり、チューバの音色にうれしくなったり、ワークナーという人物がリヒャルト・ワーグナーの有名な旋律を歌ったり、など、クラッシック音楽好きにはたまらないアニメ映画でした。

ソードミレーーーラシーーレドー 少女が口ずさむこのメロディーがオリジナルのものか有名作曲家のものかは私にはわかりませんが、印象に残る旋律でした。この旋律にベースラインや副旋律、対旋律が加わり、主題が変奏され移り変わっていく様子をみると、みんながそれぞれに役割を果たしながら奏でる合奏は、素晴らしい力を持っていることを再認識しました。

本校の生徒の皆さんと教職員が協働して奏でる合奏。それは、授業、部活動、探究活動、進路選択などの教育活動です。この映画のようにそれぞれの皆さんの持ち味が発揮されて、かつまとまりのあるものにするのが私の役割だと、心に秘めてシアターを出て歩いていたら、「おはようございます!」と4~5人の生徒さんから声をかけていただきました。

 「それでいい!」と、114年の歴々から背中を押されたように思いました。

【校長ブログ】もうすぐ5月

新任の先生方を迎え始まった4月から、5月に暦が移りつつあります。

西門から見える、旧大聖寺川沿いの桜もすっかり新緑の若緑色です。

5月のさわやかな風と風景に出会うと、私の頭の中でループし始めるメロディーがあります。それは、マーチ「五月の風」。作曲は、故  真島俊夫 氏。さわやかなメロディーと色彩豊かなオーケストレーションによるこれぞ「シンフォニックマーチ」という名曲で、1997年(平成9年)の全日本吹奏楽コンクールの課題曲でした。また真島先生は、「宝島」の編曲者としても有名です。吹奏楽関係者なら「宝島」を知らない人はいないといっても過言ではありません。

かく言う私は、当時、吹奏楽副顧問としてもう一人の主顧問とともに北陸大会金賞、できれば全国大会出場を目標にしつつ、一般の吹奏楽団体での奏者として活動していたため、放課後は生徒と一緒に楽器を吹く毎日を過ごしておりました。さらに、編曲の真似事をしてみたり、奏者として自分の可能性を試したいと考えるなど、音楽への夢を捨てきれない中で数学を教えていたことを覚えています。

真島先生には、直接のご指導を何度かいただいたことに加え、氏が大学の工学部に在籍しながらも音楽にのめり込んでいく経歴に自分を重ねて親近感を抱いたり、音楽大学出身でなくてもこれだけの評価を得られていることに、羨望するとともに目標ともいえる存在でした。

音楽、吹奏楽の世界は、「やっちゃったモン勝ち」という部分が多々あります。特にトランペットという楽器はこう表現したい!と思ったときに指揮者を超えて楽団をリードすることができます。演奏者は指揮者の要求をこなすだけではなく、指揮者とアイコンタクトを交わしながらこちらの想いを表現することで、主体的に演奏にかかわることができるのです。まさに「奏者が主語となる楽団」である状況ともいえます。

私が、「生徒を主語にする学校」を「やっちゃえ、SEIKO」の精神で実践しようとしていることのルーツはこの辺りにありそうです。

【校長ブログ】校内の掲示板 第2弾

生徒玄関を入ったところに掲示板があります。

そこに、文化委員会が「聖風~文化の風をあなたに~」という新企画を立ち上げました。

生徒のみんなからイラストなどを募って、華やか&賑やかな掲示板にしていくとのこと。

期待しています!

ちなみにこれは昨年度の保健委員会の作品ですが、私のお気に入りです。

【校長ブログ】校内の掲示板

「1週間が終わると、1週間が始まる。」

日常の様々な出来事に自分の思いをのせて発信している掲示板が、校内の とある場所にあります。そこに書かれていた言葉を引用させていただきました。

そこには更に「それは変えられませんが、それをどう感じるかは私たちが決めることですね」と記されています。

その通りだと思います。さらに、このことは1週間で考えても、1カ月で考えても、1年で考えても同じことです。そして「どう感じるか」についてはできる限り前向きな捉え方でいきたいものだ と、私は常々思っています。

身の回りで起こることに関しても、どう感じて、どう捉えるかは個人に委ねられており、その積み重ねがその人の魅力であり人格となっていくのだろうと思います。

 

15日(月)の「創立記念日」から始まった一週間が終わりました。

22日(月)からの一週間を前向きな気持ちでスタートできたら素敵な一週間になるんだろうな、って思いました。

 新しい週の「イ〇〇ラボード」に、何が書かれているのかを楽しみにして、月曜日に学校へ行きます。