お知らせ

 令和4年度から,珠洲市内一斉にコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)がスタートしました。コミュニティ・スクールは学校運営協議会制度ともいわれ,「学校と保護者や地域の皆さんが知恵を出し合い,学校運営に意見を反映させることで,一緒に協働しながら子どもたちの豊かな成長を支え『地域とともにある学校づくり』を進める法律(地教行法第47条の5)に基づいた仕組みです。

コミュニティ・スクール情報

地域とともにある学校を目指して

『宝っ子の教育』第1回熟議

 7月29日(金)は,「地域みんなで子供たちの未来を考える」をテーマに,日頃地域でお世話になっている方々やPTA理事の皆様に参加していただき,第1回「宝っ子の育成」(熟議)を開催しました。

 熟議とは,多くの当事者による「熟慮」と「議論」を重ねながら課題解決を目指す対話のことです。学校,家庭,地域それぞれが,地域の子どもたちがどのような課題を抱えているのかという実態を共有するとともに,地域でどのような子どもたちを育てていくのか,何を実現していくのかという目標・ビジョンを共有するものです。

 今回の第1回目は,学校,家庭,地域それぞれが「目指す子ども像」を出し合い,それを共有しました。地域,保護者の皆様からは,自分で行動する,つながりを持ってほしいなど,「自律」してほしいという願いがあることが分かりました。その後,「目指す子ども像」と照らし合わせての現状を把握し,問題点を探りました。そして,それぞれの立場で課題を出し合い,どのような手立てがあるかを考えました。いろいろと集まることのできるコミュニティづくりや自主防災訓練など地域の人と関わる場面を多くしていくなどのアイデアが出されました。短い時間でしたが,子どもたちが今どのような課題を抱えているのかという実態や地域でどのような子どもたちを育成していくのかを共有することができました。今後もこのような会を開催しながら,学校運営に地域の声を積極的に生かし,地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていきたいと思います。ご参加くださいました皆様に深く感謝申し上げます。

◇熟議のまとめ → 令和4年度宝っ子の教育 熟議まとめ.pdf

 

 

 

 

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