お知らせ

 令和4年度から,珠洲市内一斉にコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)がスタートしました。コミュニティ・スクールは学校運営協議会制度ともいわれ,「学校と保護者や地域の皆さんが知恵を出し合い,学校運営に意見を反映させることで,一緒に協働しながら子どもたちの豊かな成長を支え『地域とともにある学校づくり』を進める法律(地教行法第47条の5)に基づいた仕組みです。

コミュニティ・スクール情報

地域とともにある学校を目指して

令和7年度 第1回熟議

 今年度で4年目を迎える『学校運営協議会』、第1回の熟議を6月20日に行いました。今回は、8月2日(土)開催予定の「宝立七夕祭り」成功に向け、私たちにできることについて話し合い、確認いたしました。結論としては、「祭りの成功が地域の復興や今後の元気につながることになる」ということで、真剣に議論がなされました。参加していただいた運営協議会委員の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。

 詳細については、以下のとおりです。

テーマ:『地域とともに~宝立七夕まつりの取組を機に~』

【保護者として】

 ・太鼓教室の開催・・・指導とサポート

 ・キリコ運行・・・安全、参加と協力、避難した児童生徒への声掛け

【地域として】七夕まつりは子どもたちにとっても貴重な行事である!!

 ・ステージで太鼓を披露してもらう。

 ・キリコ作り・・・ナカフクの文字や絵

 ・キリコへの参加・・・担ぎ手、太鼓の叩き手、笛

 ・市外に出た児童生徒への声掛け

【学校として】今取り組んでいること

 ・3・4年生・・・調べ学習で「祭りについて」:3つのキリコ倉庫の見学、太鼓について調べる

 ・後期課程・・・キリコ作り

         総合的な学習の時間で作成したステッカー配付

         キリコTシャツのデザイン準備と配付

         市外に出た友達への声掛け

【今後に向けて】

 ・保護者、地域、学校で宝立七夕まつりに楽しく、安全に参加できるような体制をつくり万全を期す。

 ・キリコについて知りたい・調べたいときは、公民館が窓口になる。

 ・見附島の歴史等、調べたいときは地域の方々に尋ねる、そのような環境を整える。

                     

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『宝っ子の教育』第1回熟議

 7月29日(金)は,「地域みんなで子供たちの未来を考える」をテーマに,日頃地域でお世話になっている方々やPTA理事の皆様に参加していただき,第1回「宝っ子の育成」(熟議)を開催しました。

 熟議とは,多くの当事者による「熟慮」と「議論」を重ねながら課題解決を目指す対話のことです。学校,家庭,地域それぞれが,地域の子どもたちがどのような課題を抱えているのかという実態を共有するとともに,地域でどのような子どもたちを育てていくのか,何を実現していくのかという目標・ビジョンを共有するものです。

 今回の第1回目は,学校,家庭,地域それぞれが「目指す子ども像」を出し合い,それを共有しました。地域,保護者の皆様からは,自分で行動する,つながりを持ってほしいなど,「自律」してほしいという願いがあることが分かりました。その後,「目指す子ども像」と照らし合わせての現状を把握し,問題点を探りました。そして,それぞれの立場で課題を出し合い,どのような手立てがあるかを考えました。いろいろと集まることのできるコミュニティづくりや自主防災訓練など地域の人と関わる場面を多くしていくなどのアイデアが出されました。短い時間でしたが,子どもたちが今どのような課題を抱えているのかという実態や地域でどのような子どもたちを育成していくのかを共有することができました。今後もこのような会を開催しながら,学校運営に地域の声を積極的に生かし,地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていきたいと思います。ご参加くださいました皆様に深く感謝申し上げます。

◇熟議のまとめ → 令和4年度宝っ子の教育 熟議まとめ.pdf

 

 

 

 

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