日誌

学校の主な出来事や子どもたちの様子を日記形式で紹介します。

競輪選手との出会いを通して

 6年生の総合的な学習の時間「未来をデザインする~夢に向かって~」の学習で,今日は競輪選手の岩本和也さんをお迎えしました。
 岩本さんは陸上部に所属していた中学3年生の時に,偶然とも言える出会いがあったこと,また近くに住む先輩の影響から,自転車部のある高校に推薦入学しました。家と学校との往復(通学)も自転車,部活動も自転車ですので,毎日120km位の道のりを走行していたそうです。その努力が実り,高校ではインターハイで大活躍し,卒業後は競輪選手の道に進みました。
 競輪選手となると,自転車で走ること自体が仕事になりますので,これまで以上の練習に加え,自分で健康管理をするなどの様々な努力が必要になります。岩本さんはそれらを何年も続けていらっしゃり,現在も現役選手として活躍しておいでます。こうして続けてこられたのは自転車が好きであるというお気持ちが一番だと,岩本さんはおっしゃっていました。
 どの子にも良さがあり何か好きなことがあります。それらを大事にしてこれから歩んでいってもらいたいと願っています。岩本さん,子供たちに力強いメッセージを送ってくださりありがとうございました。
  

  

  

1・6年生の8の字とび

 体育委員会のイベント「8の字とび」が3回に亘り行われます。初日の今日は,1年生と6年生が昼休みに体育館で8の字跳びを行い,跳ぶ回数を数えました。6年生が縄を回したり励ましたりしてくれたお陰で,1年生も果敢に縄に飛び込み一生懸命ジャンプしていました。また,6年生は縄を回す速さも一人一人が縄に入る速さも大変速く,貫禄が感じられました。さすがですね。
 明日22日は2・5年生が,27日は3・4年生が行います。
  

  

  

昼のお話会

 今学期1回目の昼のお話会が行われました。4年生以上は音楽室で,英語の絵本を読んでいただきました。ちょっと難しいものは日本語訳の絵本を見せてくださり,どれも楽しかったです。「No,David!」は大変面白く子供たちもよく笑っていました。3年生以下は図書室(ライブラリー)で紙芝居をしていただきました。2匹の犬が言い争いをしていたらサルに美味しいおにぎりを取られてしまうなど,こちらも楽しいお話でした。
 図書ボランティアの皆様,今日もありがとうございました。
  

  

ぬり絵会が始まりました

 ぬり絵ボランティア岡本さんによるぬり絵会が始まりました。昼休みの13時5分から13時20分までの約15分間,昼休みの過ごし方の一つとして,岡本さんが用意してくださるイラストなどに子供たちが思い思いの色を塗ります。
 第1回の今日は,子供たちへの岡本さんの紹介もあり時間が短かったため,1人1人が白い紙に自分の夢の種を描きました。岡本さんが持って来てくださった多色の色鉛筆から好きな色を選び,自分だけの種を描いてました。描いた種は持ち帰りました。
 今日は天気が悪かったこともあったのか,大勢の子供が参加しました。予定していた相談室には入り切らず図工室に移動しましたが,そこでも座り切れませんでした。次回は1月27日(月)の昼休みです。岡本さん,よろしくお願いいたします。
  

4年生「認知症サポーター養成講座」

 2限目から長休みに掛けて,4年生が「認知症サポーター養成講座」を受講しました。井上地区安全・安心ネットワークの皆様,津幡町社会福祉協議会の皆様,キャラバンメイトみかん隊の皆様から,認知症について教えていただきました。
 まず冊子で認知症とはどのような病気であるのかを,次に人形劇で認知症の家族に対する接し方を,そしてDVDで認知症の方への良い対応を学びました。最後に,子供たちの質問に丁寧に答えていただいたり子供たちが感想を述べたりしました。
 これで子供たちも認知症サポーターです。困っている方(主にお年寄り)に声を掛けたり,近くのおとなに知らせたりしてほしいと願っています。
 お世話いただきました皆様,本当にありがとうございました。
  

  

  

おはなしグループ「金のがちょう」さんお話会

 2・3限目に,おはなしグループ「金のがちょう」の皆さんが2年生のためにお話会を開いてくださいました。今回も,読み聞かせやお話,手遊びをしてくださいました。特に最後の手遊びは子供たちのお気に入りのようで,どの子も楽しく元気よく行っていました。
 「金のがちょう」の皆さん,ありがとうございました。
  

ボランティア体験~災害時~5年生

 1995年1月17日に発生した阪神大震災から25年。5年生が,災害時にできるボランティア活動を体験しました。
 初めに,津幡町社会福祉協議会の北村さんから,災害地の様子や避難所の生活について教えていただきました。トイレの使い方も,動画を用いて分かりやすく解説していただき,子どもたちは真剣に聞いていました。
 その後の避難所ボランティア体験では,子どもたちは自分にできることを考えながら,避難している方へ声をかけていました。ふり返りには「声かけが人のためになるんだな」「1回目より2回目の方がうまく声をかけられたよ」「大きい声で少し腰を低くして話すことを意識したよ」等,体験を通して学んだことが多く書かれていました。その中に「また災害が起こってほしくはないけれど,もしも災害が起こってしまったら,今日学んだことを少しでも活かせたらいいな」という感想があり,子どもたちにとって今回の体験が大変意味のあるものであったことが分かりました。
 井上地区安全・安心ネットワークの皆様,津幡町社会福祉協議会の皆様,貴重な経験をさせていただき,ありがとうございました。

  

  

6年生 租税教室

 金沢法人会の皆様をお迎えし,6年生対象に「租税教室」を行いました。
 まず,「救急車やその出動に税金が使われているか」というクイズから始まり,税金が身近なところで大変役に立っていることを知りました。子供たちの教育にも税金が使われており,小学校から高校までで子供1人当たりに約1137万円の税金が費やされているとのことです。そして,税金のある町と税金のない街の違いをイラストから見付け,言葉にして確認していきました。子供たちは,税金がないと世の中が無秩序状態になることを感じたようです。
 更に,税金の新たな使い道について考えました。「このようなことで困っているから,税金を使ってこうしたい」というアイディアをそれぞれが出し,用紙に書きました。このアイディアは2月に入ってシグナスに掲示され,「税の使いみち総選挙」と銘打ったイベントになります。
 今後,子供たち一人一人が税金についての理解を深め,自立した納税者になってほしいと思います。
  

  

朝のお話会

 今学期から朝のお話会を金曜日にしていただいています。
 今回,6年生には二学級とも卒業を意識した絵本を読んでくださいました。1組は,詩集です。成長する子供たちへのメッセージが込められていました。2組はバンドエイド(絆創膏)の歴史を通して生き方を考えさせる内容でした。6年生ならでは,卒業前ならではのお話会でした。
  

看護師との出会いを通して

 6年生の総合的な学習の時間「未来をデザインする~夢に向かって~」の学習で,今日は病院の看護師さんをお迎えしました。
 看護師さんが高校3年生の時にある病院でお世話になった看護師さんが,とても優しくて対応が丁寧で親身になってくれたそうです。「その看護師さんのようになりたい」と思い,勉強して大学に入り,その後試験にも合格して念願の看護師さんになったそうです。
 人の命を預かる看護師という仕事は責任が重く,また「死」に向き合うこともあり,大変厳しい仕事です。しかし,患者さんが元気になるのを見たり,患者さんやその家族に「ありがとう」と言ってもらえたりするととても嬉しく,やりがいを感じるそうです。また,辛いことがあっても仲間同士で支え合ったり助け合ったりしているので,乗り越えていけるとのことです。
 看護師さんのお話の後,子供たちから大変多くの質問が出されました。子供たち自身が「看護師」という仕事に日頃よくお世話になっていること,この看護師さんのお話が身近に感じられたことなどが理由だと思われます。それら一つ一つに丁寧に答えていただき,本当にありがとうございました。