2017年12月の記事一覧

PROJECT MARS 最終プレゼンで第3位 日本代表として世界大会へ 

 12月20日(水)に開催されたPROJECT MARSの最終プレゼンテーションで、本校から参加したチーム【松木君(14H)、酒井君(19H)、長谷川さん(19H)、谷口さん(19H)、松本君(10H)】が見事全国第3位を獲得しました!物怖じせず堂々とした発表で、会場を魅了しました。
 発表ではこれまでにない斬新なアイデアを2つ提案しました。1つめは「針葉樹型太陽電池」で火星に針葉樹林を造りつつ効率の良い発電を行うこと。そして「人工時差」を発生させ、地球のアメリカ、アジア、ヨーロッパとそれぞれ対応させることで、地球と同時刻に仕事をすることができ、かつ交代制で休息できることです。
 
 今後、チームの皆さんは日本代表としてワールドコンペティションに挑戦します。次は3Dモデリング、VR(仮想現実)レンダリングフェーズ
で、実際に3Dモデルを作成する行程へ移行します。「火星の街」実現へ向けて頑張ってください!

11・12月の行事報告

 11月・12月に開催した行事を報告します。

CS学際科学 石川県立大学生命科学研修

 11月24日(金)に石川県立大学の生物資源工学研究所で大腸菌のDNAを使った実験をさせていただきました。この実験は大腸菌のDNAを制限酵素で切断し、それを電気泳動でそれぞれの長さのDNA片に分け、写真でDNAのバンドを確認するところまでを体験することができました。後日、学校でその写真を元にDNA断片の泳動距離からそのDNA断片の大きさを算出しました。
   

CS学際科学特別講義「スーパーコンピュータによる生体系分子シミュレーションと創薬応用」 

 12月8日(金)に名古屋大学大学院の篠田渉先生をお招きし、上記の演題で特別講義を行っていただきました。分子一つ一つの物理的な動きをシミュレーションで画像化することで、薬剤の吸着性や安定性をみて創薬に応用するという最先端の手法を知ることができました。

  

石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に参加

 12月14日(木)に石川県地場産業振興センターで上記の発表会が開催されました。本校からは「ミドリムシの増殖に影響する要因及び光合成の特徴の探究」 班の(海野さん、中山さん、川上君、砂山君、若林君)と「パラジウムの代替となる銀を用いた無電解ニッケルめっき」班の(重松君、中村君、架谷君、升田君、山内君)が代表で口頭発表を行いました。その他の研究班も、A0サイズの日本語ポスター発表を行い、それぞれがこれまで研究してきた課題研究の成果を披露しました。

  

PROJECT MARS 最終プレゼンテーションに選抜されました

 株式会社 日本HPが開催する「PROJECT MARS -EDUCATION LEAGUE JP-(学生向け日本国内リーグ)」に、本校から2チームが応募し、松木君(14H)、酒井君(19H)、長谷川さん(19H)、谷口さん(19H)、松本君(10H)のチームが第一次フェーズ・最終プレゼンテーションへの参加資格を獲得しました!
 今回選抜されたのは、8チーム。東京大学をはじめ、大学・専門学校・高校等から103チーム、410名のエントリーがあったそうです。最終プレゼンテーションは12月20日(水)に日本科学未来館で開催されます。参加する生徒の皆さんの健闘を祈ります!
PROJECT MARS とは
(※MARS HOME PLANET HP http://jp.ext.hp.com/workstations/missionz/mars/ より引用)

 このプロジェクトは、「人間が火星で生活するうえで必要な建物や乗り物など、インフラをデザインする」という命題の元、より豊かで創造的な火星での暮らしを、科学的見地、人間的見地の両面から考えて提案するものです。優秀なアイデアは国際的なプロジェクトへと応募され、採用されるとVR体験できる火星の街に盛り込まれる予定です。
(※MARS HOME PLANET ミッションハンドブックより引用)