理数科お知らせ

2年理数科 米国研修④

米国研修2日目です。

モンゴメリー駅に集合する際、一部の生徒は乗っていた電車が点検で10分ほど止まるという

ハプニングに遭遇。乗っていた生徒は「アナウンスは聞き取れなかったけど、周りの乗客が
焦ってなかったからこれは動くやつだと(判断した)」と落ち着いた様子でした。

その後は歩いてStudy Centerまで移動し、5つのグループに分かれて研修開始。
各グループに1~2名のDiscussion Leaderがつき、アイスブレイクの後、
事前に決めていたテーマに関する10個の「開いた質問」をつくりました。
開いた質問とはhow、What、WhyなどのYes/Noで答えられない質問です。
そのあと、Discussion Leaderがローテーションでグループを周り、
生徒は先ほど作った質問を投げかけます。
当然Yes/Noではない答えが返ってくるので聞き取るのが大変!
インタビュー後は「What was the same?」「What was different?」など
回答を振り返り、テーマについて自分たちは何ができるかを議論しました。

ランチは、グループごとにStudy Center近くのお店に行きました。
下の写真は生徒が撮ったものです。

午後のメインの活動は外に出てインタビューをすることでした。
「What are three words you would use to describe yourself and why?」などの10個の質問、
または自分で考えた質問を、ベンチで休んでいる人や道行く人、働いている人に尋ねます。
相手が日本人でも勇気のいる活動を、アメリカ人に英語でするというチャレンジング企画。
思い切って声をかけ、断られて落ち込んだり、答えてくれた人の話を一生懸命聞いたりと、
大きな経験になったようです。

2年理数科 米国研修③

米国研修1日目、最後のご報告です。

生徒は2人ずつ、ホームステイ先の家族に温かく迎えられ、それぞれ家に向かいます。
みんな時差ボケを感じさせない、いい顔をしています。

 

2年理数科 米国研修②

日付変更線をまたぎ、米国研修1日目は続きます。

日本時間の9時ごろに夕食(大麦ご飯の彩り三色丼orチキンのペンネ白みそ野菜ソース)を、
4時前くらいに朝食を(無印良品のカレー)いただきました。おいしかったです。
機内では映画を見たり、読書をしたり、睡眠をとったりと、思い思いに過ごしました。

予定より1時間遅れで到着したため、ドキドキの入国審査を無事通過した後は、
予定を少し変更し、まずはピア39で昼食を取りました。
大きなパンをくりぬいた中にクラムチャウダーを入れたものなど、さすがアメリカンサイズ。
その後、ゴールデンゲートブリッジを見学し、オリエンテーションを行いました。

支給されたスマホの操作や、ホームステイ先での注意事項、翌朝の電車の乗り方など、
現地のスタッフさんが丁寧で分かりやすい英語で教えてくれました。
日本の学校でALTの経験があるそうで、とても心強いです。

そしていよいよホームステイ先の家族と対面です(③に続きます)。

 

2年理数科 米国研修①

待ちに待った米国研修1日目です。

学校集合組はバスで小松空港に向かい、9時頃に現地集合組と合流。
手荷物預かりのX線検査では機械のトラブルがあり、思いのほか時間を取られることに。
旅にはトラブルがつきもの。
余裕を持った日程なので、飛行機の遅れもありましたが、その後は問題なく、
2時に羽田空港第3ターミナルから出国ゲートを通過しました。
遅い昼食を取り、長いフライトに備えて休息をとります。
出発は少し遅れて18時00分です。

アメリカでの色々な経験や出会いに期待しつつ、行ってきます!

 

 

【教育関係者向け】令和6年度石川県立金沢泉丘高等学校スーパーサイエンスハイスクール 公開授業 理数科1年「AI基礎講座」の開催について(ご案内)

 本県では、平成15年度より石川県立金沢泉丘高等学校において「スーパーサイエンスハイスクール」事業を実施しているところであります。本校は認定枠指定を受け、世界に羽ばたく科学系人材の育成を目指して本事業を進めております。
 このたび、標記公開授業を下記の要領で開催しますので、お知らせします。

1.趣 旨

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業における研究開発の成果及び課題を共有し、成果普及に資する。


2.日 時

令和6年9月6日(金)13:05~16:05(受付 12:45~13:00)


3.会 場

石川県立金沢泉丘高等学校(石川県金沢市泉野出町3-10―10、 TEL:076-241-6117)


4.参加対象

全国の高等学校、中学校の教職員 等


5.内 容

理数科1年 AI基礎講座「ドローンを題材とする人工知能体験」
講師 金沢大学理工研究域フロンティア工学系准教授 軸屋 一郎 氏


6.参加申込

参加を希望される方は、9月4日(水)までに、参加申込書(別紙様式)を下記メールアドレス宛にご提出ください。
(宛先)masukura@pref.ishikawa.lg.jp

【申込書】金沢泉丘高校理数科1年AI基礎講座公開授業.docx

 

理数科野外実習 糸魚川ジオパーク研修を開催しました

 7月30日(火)に、理数科の野外実習で糸魚川市を訪問し、主に地学分野の野外実習を行いました。日本有数のジオパークである糸魚川市では、糸魚川ー静岡構造線やフォッサマグナ、様々な岩石やヒスイなど、見所が沢山あり、日帰りでしたが充実した実習を行うことができました。

【フォッサマグナミュージアム】

 まず、ホールで学芸員さんから、糸魚川・ジオパーク・フォッサマグナ・糸魚川‐静岡構造線について講義を聞き、その後館内を自由見学しました。

【フォッサマグナパーク】

 2グループに分かれ、糸魚川ー静岡構造線の断層露頭や枕状溶岩の観察を行いました。2名の学芸員さんがそれぞれのグループにつき、解説してくださいました。

 

 【須沢(ヒスイ)海岸】

 学芸員さんによる岩石の説明を聞き、その後は各自、石ころ探索キットを用いて標本作りを行いました。石の同定はパンフレットに見つつ行うのですが、これがなかなか大変。即答で答える学芸員さんは流石だと思いました。

 

 天候が心配でしたが、雨に降られることもなく、全員元気に実習を終えることができました。今回の実習の成果を事後学習で提出することになっています。皆さんの力作を期待しています!

 今回、全日程についてフォッサマグナミュージアムの学芸員さんが同行して、実習をサポートしてくださいました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

令和6年度 第2回サイエンスツアー 「先端サイエンス実験講座」を開催しました

 7月26日(金)に、普通科の3年生を中心とした希望者14名が、石川県立大学を訪問し、「リアルタイムPCR法によるウイルスの検出」というテーマで実習をさせていただきました。はじめてマイクロピペットを使用する生徒が多く、最初は少し苦戦していましたが、何度か練習するうちに、皆スムーズに操作することができるようになりました。

 PCRの原理を学ぶと共に、リアルタイムPCRでターゲットのDNAが増えている様子をグラフ上でリアルタイムに確認することができ、大変貴重な経験をすることができました。

理数探究 課題研究成果発表会を開催しました

 7月17日(水)の5~7限に、理数科3年生による理数探究の課題研究成果発表会を開催しました。今年は、本校での開催で、多くの保護者の方々にもご参観いただきました。

 発表会は2会場で行い、理数科3年生が2グループに分かれてこれまでの研究成果を英語で発表しました。また、5~7限は理数科2年生が、7限は理数科1年生がオーディエンスとして参加し、ナノ生命科学研究所の先生方と共に質疑応答に参加しました。英語での発表でしたが、自分達の研究について堂々と発表する様子をみて、大変頼もしく感じました。

 また、3年間に渡り、ご指導・ご協力いただいた皆様に深く感謝いたします。ありがとうございました。