トピックス

高等部2年 修学旅行

 10月9日(水)から11日(金)にかけて、高等部2年生が関東方面に修学旅行に出かけました。

訪問先は「東京スカイツリー」「すみだ水族館」「東京ディズニーランド」「国立科学博物館」です。

   

 この日に向けて、総合的な探求の時間を使い、調べ学習を進めてきました。バス車内では「修学旅行委員会」のメンバーが考えたクイズが行われたり、訪問先ではスタッフの方にインタビューする生徒の姿があったりと、学びの姿が随所にみられる実りの多い旅となりました。

 

 

知肢6年校外学習

10月25日(金)に、金沢港クルーズターミナルと宇宙科学博物館コスモアイル羽咋に校外学習に行ってきました。爽やかな晴天の中、クルーズターミナルの展望デッキやのと里山海道から、きれいな海を見ることができました。コスモアイル羽咋では「オデッセイ」というプラネタリウム番組を見たり、ココスでテイクアウトした弁当(ハンバーグ、チキンステーキ、ハヤシライス等)を食べたりしました。これまでよりも長い乗車時間でしたが、バスの中でも楽しく過ごすことができました。

金沢港クルーズターミナルに船が泊まっていました。

 

展望デッキでは気持ち良い風が吹いていました。

 

 操船シミュレーターにもチャレンジしました!

 

ハンバーグ弁当は、とてもジューシー♪

 

コスモアイル羽咋の展示室では、大きな宇宙探査機等を見ました。

 

石川県立大学とのハチミツを通した取組

 「サツマイモの花」をご存じでしょうか?

 サツマイモは、私たちが普段から目にすることも多い秋の恵みですが、花を見たことのある方は少ないのでは?

サツマイモはほとんど花が咲くことはないのですが、中には必ず花を咲かせる種類があるそうです。

 そんな希少なサツマイモを使い、「石川県立大学」の「生物資源工学研究所」(大谷基泰准教授)を中心としたグループが、ハチミツの生産や販売を行う「しずく工房」(野々市市)とタッグを組み、「サツマイモのハチミツ」の生産、販売に成功。さらに昨年、そのハチミツが、野々市市より「野々市ブランド」として認定を受けました。

 

 そして、今年…。同じ野々市市にある学校ということで本校にもお声をかけていただき、高等部フードデザイン班と菓子製造班のメンバーが、サツマイモの花から採ったハチミツの製品開発に関わらせていただきました!

 

サツマイモの苗植え

 まずは6月ハチミツ採取の元となるサツマイモの苗植えから関わりました。

 

植えた苗はぐんぐん成長し、わずか1ヶ月でこのような姿に!

ここまで花が咲いたら、いよいよミツバチの登場です。

 

ミツバチの巣箱設置

サツマイモの花が咲き誇っている畑の真ん中に、ミツバチの巣箱を設置します。

   

畑の周りに柵を設置することで、ミツバチがサツマイモ畑以外のところから蜜を採取してくるのをかなり防げるそう。

ミツバチもできるだけ近くで仕事してしまいたいそうです。なんだかミツバチに親近感がわく一面ですね。

 

ハチミツしぼり

  いよいよ蜜の搾取です。

   

フードデザイン班、菓子製造班のメンバーも搾る様子を見学し、採れたてのハチミツを味見することができました!「すごく濃厚!」「サツマイモの味がする!」いろんな感想が飛び交っていました。

 

 

ハチミツを使った製品づくり

  これらの活動と並行して、ハチミツを使った製品づくりに取り組んできました。

 試作品を作っている中で気づいたのは、「他の材料にハチミツを混ぜるだけでは、ハチミツの風味が消えてしまう」ということ。さらに、ハチミツ独特のとろみを残すためには…、ハチミツの風味が感じられる「量」は…、高価になりすぎないためには…と考えることが多くあり、なかなか骨の折れる日々を過ごしました。

 何度も試行錯誤を繰り返し、ようやくできた試作品を、実際に県立大学の先生、しずく工房代表、県立大学の販売担当の学生さんにも試食してもらいました。

 

 「これでいきましょう!」というお墨付きをもらい、ようやくできた製品は…

   フードデザイン班 「はちみつミルクジャム」

   菓子製造班    「はちみつマフィン」       です!

 先日、本校の文化祭に先駆けて、10月26日(土)、27日(日)に行われた、石川県立大学の学園祭で販売されました。

 2日間に分けて販売されましたが、予定分があっという間に売れてしまったそうです。

 ちなみにこの取組は、新聞でも紹介されました。

北國新聞10/26(土)掲載

こちらの、「サツマイモの花から採ったハチミツ」を使った新製品、数に限りがありますが、本校文化祭でも販売する予定です。

 

「サツマイモのハチミツ」のパッケージづくり

 さらに、このハチミツの販売を行っている「しずく工房」より、今年度発売のハチミツパッケージづくりも依頼をいただきました。

 フードデザイン班、菓子製造班のメンバーが、製品づくりの合間をぬって、イラストや題字をかいたものがこちらです。

   

他にも多くのイラストや題字があり、たくさん採用していただきました。

 

今年「しずく工房」で販売している「サツマイモの花のハチミツ」の瓶には、本校生徒が描いたイラスト等が貼られています。もしよろしければぜひ手に取ってみてください。

 

 

知的小学部5年 校外学習

10月8日(火)に、サイエンスヒルズこまつに校外学習に行ってきました。体験型展示ゾーンで色々な展示に触れたり、プラネタリウムで星座にまつわる話を大画面で見たりしました。また、マジックショーを見て科学の不思議を体験するなど、盛りだくさんの内容でしたが、みんな楽しそうに見学・体験していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体験型展示ゾーンでいろいろなことを体験したよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リズムに合わせてジャンプするゲームに挑戦!

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マジックショー!水が落ちてこないかドキドキしながら参加したよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プラネタリウムで星座のお話をみんなで見たよ。

知的小学部1年 校外学習

 9月19日(木)に白山郷公園体育館に行きました。1年生にとっては初めてのお出かけ。広い体育館でたくさん体を動かしたり、みんなでお弁当を食べたりと、いつもと違う一日を満喫しました。

 

 

 体育館に向けて出発!はやくみんなで遊びたいな。

フロートで遊んだよ。ふわふわ浮いていておもしろかったよ。

大きなボール、どこまで転がるかな。ヨーイドン。

お弁当箱の中は好きな食べ物がたくさん。とってもおいしかったよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高等部3年 総合的な探究の時間~文化祭でのめいわ市を盛り上げよう!~ 活動報告②

 高等部3年です!総合的な探究の時間で文化祭で行うめいわ市を盛り上げるための活動として、能登地方の特別支援学校とコラボすることにしました。コラボするのは七尾特別支援学校と七尾特別支援学校珠洲分校の2校です。9月にそれぞれの学校とオンラインで交流を図り、親睦を深めました。

①9月11日(水)七尾特別支援学校と<企画>担当の生徒たちによるオンライン交流

 お互い自己紹介をしたり、能登半島地震の被害状況について話を聞いたりしました。はじめは緊張している様子が見られましたが、徐々に打ち解けて会話が弾むようになりました♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②9月25日(水)七尾特別支援学校珠洲分校と高等部3年生徒全員によるオンライン交流

 司会や活動報告、挨拶等役割分担をして、2回目のオンライン交流に臨みました。七尾特別支援学校珠洲分校から能登半島地震による学校の被害状況の説明を聞き、被害の大きさに言葉を失いました。それでも質疑応答が始まると、両校の生徒が活発にやりとりをし、気づけば質問に答えたい生徒の列ができるほどでした。時間いっぱい交流を楽しみ、最後は挨拶係の生徒が緊張しつつもしっかり「これからもよろしくおねがいします!」と伝えることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 文化祭めいわ市では、七尾特別支援学校と七尾特別支援学校珠洲分校の作業製品を販売する予定なので、ぜひ見に来てください!

中学部3年 修学旅行へ行ってきました

9月26日、27日の2日間、京都・大阪方面へ修学旅行に行ってきました。

ユニバーサルスタジオでは、仲間と一緒にアトラクションを体験したり、京都鉄道博物館では、鉄道の歴史に触れたりしました。

ホテルでは、バイキングに挑戦し、トングやスプーンを使って自分で食べ物を取り分ける経験をしました。

大人数での旅でしたが、集団での行動に気を付けながら、安全に過ごすことができました。

互いの成長を確認しながら、絆を深められた良い旅になりました。

中学部1年 社会見学

10月1日に、能美市防災センターと美川駅にある37cafe(みんなカフェ)に行ってきました。防災センターでは、地震、煙、強風などの体験をしました。シアターでは、過去に起こった災害の映像や、災害が起こる瞬間の映像を見ました。様々な体験を通して、災害の怖さを感じることができ、普段から災害に備える「防災」の大切さを実感している様子でした。お昼は美川駅構内にある37cafeへ行き、カレーやラーメンを食べました。卒業生が働いているということで、職場施設を見学したり、「働くこと」についてインタビューをしたりしました。

 

<バス内>防災センターへ出発!楽しみだね~と、みんなうれしそうです。

 

バス内

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<地震体験>震度1~7の揺れを体験しました。

地震体験

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<煙体験>煙で周囲が見えにくい中、壁づたいに通路を移動しました。

煙体験

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<強風体験>風速20m/秒の勢いはすごかったです。

強風体験

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<シアター>様々な災害の映像を見ました。

シアター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<働く人にインタビュー>カフェの店員さんと清掃のスタッフの方に話を聞きました。

インタビュー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<食事>キーマカレーもラーメンも、とってもおいしかったね。

食事1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食事2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<施設見学>働いている場所や、接客の仕方等を見せてもらいました。

職場施設見学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<お礼の挨拶>施設を利用させてもらったお礼を伝えました。今日の学びを今後の学習に活かしていきたいです。

お礼の挨拶

 

中学部 1年 授業風景

 入学から早いもので半年が過ぎようとしています。教室移動にも慣れ自分たちで次の授業の教室へ移動する姿が見られます。授業では、真剣な眼差しで話を聞いたり、友達と大きな声で笑ったり実りのある学校生活を送っています。

 〈数学〉

 ①数と計算では、仲間集めや果物釣りなどで数や加法・減法を学んでいます。

数学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数学 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②測定では、様々な紙を使って任意単位を使った大きさ比べをしています。

 数学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈国語〉社会見学でインタビューを想定したシミュレーション

国語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈体育〉マット運動で丸太回り

体育

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体育

 

 

知高等部 「農業分野への就労促進事業」の取組 

 知高等部 栽培班では、「農業分野における就労促進事業」として農業法人等での校外実習を行っています。

 前期は12回の校外実習を行い、農業を通してプロの視点や思いに触れ、就労に向けて学校ではできない貴重な実習の機会となっています。一部の作業を抜粋して紹介します。

4月 「Labocchi」での除草作業

 

 

 

 

 

5月 「宮下農園」での苗箱洗い

 

 

 

 

 

 

6月 「JA松任」でのトマトの箱詰め

 

 

 

 

 

 

7月 「ぶどうの木」でのぶどうの傘かけ

第3回全国特別支援学校フットサル大会 北信越大会が行われました。

 令和6年9月8日(日)にアクロス高松にて、第3回全国特別支援学校フットサル大会北信越大会がありました。

 明和特別支援学校からは8名の生徒が参加し、小松特別支援学校、いしかわ特別支援学校、富山高等支援学校、新潟県立江南高等特別支援学校と対戦しました。

 結果は5チーム中3位となりました。日頃の部活動の成果を十分に発揮し一生懸命プレーしました。

 

【対戦成績】

  江南 富山 小松 明和 いしかわ
江南  

✖0-5

〇3-0 〇2-1 〇5-1 3 0 1 +3 9 2
富山 〇5-0   〇13-0 〇6-0 〇10-0 4 0 0 +34 12 1
小松 ✖0-3 ✖0-13   ✖0-1 △0-0 0 1 3 -17 1 5
明和 ✖1-2 ✖0-6 〇1-0   〇1-0 2 0 2 -5 6 3
いしかわ ✖1-5 ✖0-10 △0-0 ✖0-1              

【試合の様子】

    

引き渡し訓練

本校では、毎年、保護者の協力を得て、引き渡し訓練を実施しています。

今年度は、高等部を対象に、夏季休業中の登校日(8月9日)に実施しました。

まず、地震によりグラウンドへの避難を行っている途中で津波警報が発令されたと想定し、生徒は避難先を大体育館(2F)に変更。その後、警報解除により、保護者に迎え・引き渡しを依頼しました。

 

頭を守りながら避難しました。

複合的な災害(津波警報発令を想定)を踏まえ、安全を確認したうえで、体育館(2F)に避難しました。

引き渡しを待つ間に、登下校中に地震が起こった際の対応などについて学びました。

引き渡しのため来校された保護者を確認し、生徒を引き渡しました。

行方不明児童生徒捜索シミュレーション実施

7月24日(水)に行方不明児童生徒捜索シミュレーションを実施しました。「学校生活の中で児童生徒の所在が確認できない」という想定で、暑い日ではありましたが、行方不明児童生徒の捜索マニュアルに沿って、初期捜索、2次捜索を行いました。校内ではどこが「死角」になるのか、また校外ではどこが「危険個所」なのかを確認しながら取り組みました。

   

防災講演会

NPO法人日本防災士会石川県支部 事務局長 藤田武則様を講師に迎え、防災について学びました。

藤田様には、本校の避難訓練の様子を見てアドバイスをいただいたり、危機管理マニュアル等の見直しに助言をいただいたりしています。

講演では、能登半島地震の際の能登地区の特別支援学校の状況や、本校において想定される自然災害についてお話していただきました。

教職員一同、防災や防災教育への取り組みについて、認識を改める機会となりました。

てんかんセミナー(養護教諭・学校看護師)

先日の教員向けに引き続き、8月5日(月)には、養護教諭・学校看護師を対象としたてんかんセミナーが開催されました。金沢大学附属病院 小児科 黒田文人医師をお招きし、「小児の発作性疾患~熱性けいれんガイドライン2023を中心に~」と題してご講義いただきました。県内約100名の養護教諭・学校看護師が会場とオンラインで参加し、児童生徒が安全・安心な学校生活を送れるよう学びました。

てんかんセミナー(教員対象)

8月1日(月)に、浅ノ川総合病院 てんかんセンターの中川裕康医師を招き、教員対象のてんかんセミナーを開催しました。

発作時の見守り・記録、学校生活・行事等での対応等、てんかんのある児童生徒への支援について、基本的な部分を学びなおすことができました。

県内の小中高等学校から、会場で20名程度、オンラインで60名程度の参加がありました。参加した教員を中心に、夏休み中に2学期以降の支援体制について見直し・確認を行っていきます。

令和6年度ホッと・アーッと展が開催されています

7月30日(火)~8月4日(日)まで金沢21世紀美術館で令和6年度ホッと・アーッと展が開催されています。

石川県内の特別支援学校に通う子どもたちの自由な発想で表現された作品が展示されています。本校からも個人作品、共同作品あわせて85作品が出展されています。子どもたちが心の向くまま、手の向くまま、素直に自由に表現した一人一人の個性あふれる作品をぜひご覧ください。

 

日時:7月30日(火)~8月4日(日)

場所:金沢21世紀美術館 地下1階市民ギャラリーB

時間:10:00~18:00(8月4日は14:00まで)

 

中学部作業製品販売を開催しました

各学年の授業参観に合わせ、日々作業学習で製作している製品を販売しました。
接客、製作実演、会計等、緊張しながらも一生懸命取り組むことができました。

下山直人先生をお迎えして校内研修会を行いました

 7月24日(水)筑波大学非常勤講師 下山直人先生を講師に迎え、「重度重複障害児の各教科の授業づくりと自立活動」というテーマで校内研修会を行いました。各教科の授業づくりのポイントと実践について丁寧にお話しいただき、重度重複障害児の主体的な学びや深い学びの捉え方のヒントを得ることができました。また、それらの学びの基盤となる自立活動についても指導の場を明確にした計画などをわかりやすく提示していただきました。

 本校では今年度より「どの子も深く学ぶ各教科の授業づくり」をテーマにして学校研究を進めています。今後の授業づくりに今回の研修会の学びを生かしていきたいと思います。