癒しのお部屋

ようこそ『癒しのお部屋』へ

アリの世界



  以前、勤勉なアリの話を書いた。どんなに勤勉なアリの世界でも、2割のアリは何もしないぐうたらなアリだそうな。その2割のアリを排除しても、また新たに2割のぐうたらなアリが出現するそうである。この研究をしているある大学の教授がラジオで次のようなことを言っていた。
「そのぐうたらな2割のアリで集団を作ると、その8割が勤勉なアリに変身する。ダーウィンの進化論ではムダなものは作らないはず。勤勉なアリに何かが起きて働けなくなった時、速やかにその2割のぐうたらなアリの中から、欠けたものを補うように勤勉なアリに変身して集団を維持していくような仕組みになっている」という。
  普段、ぐうたらそうに見えるやつも決してムダではない。いざという時には、きっと変身して仲間を助けてくれるだろう。

復活します



  諸般の事情で中断していた「癒しのお部屋」を復活します。この部屋の趣旨は、「学校になかなか居場所を見つけられない子どもたちに少しでも心の安らぎを与えたい」ことと「指導に悩み苦しんでいる同僚の教師たちに元気を出してもらいたい」ことにあります。健常な方には理解できない面もあるかと思いますが、微力ながら心のメッセージを届けることをお許しください。

集団で学習するということ


 
 学習集団は直列つなぎのようなもの。たった一つの豆電球がはずれただけで、残りの豆電球はすべて消えてしまう。一人ひとりが集団を意識することが大切なんだ。

登天ポール氏からの礼状


 
 本校で立志式の講演会をしていただいた登天ポール氏から礼状が届きました。オーストラリアの視察や全国の講演会に移動していたため、礼状が遅れたとのことでした。簡単に紹介すると、「神戸は春の足音が大きくなり、近所の公園には梅が咲いています。改めて立志式での貴重な講演機会を戴きありがとうございました。また、生徒たちからの感想文をいただきありがとうございました。記載の新聞記事を同封していただき、心から感謝しています。生徒たちからの感想文は、自分の話や歌が子どもたちの心に残っていたことを実感し、自分の活動に自信をもらいました。たくさんの生徒たちが感謝した、感動したと感想文に書いてくれていますが、そのままの言葉を生徒たちへ返したいと思います。校長先生をはじめ、先生方、立志式を迎えた生徒たちによろしくお伝えください。そして僕の今までの220校の講演の中で、一番素晴らしい環境での講演会だったことに最高の喜びと感謝を感じています。」
                    いつも心にマウンテン     登天ポールより
 
 
※川崎中一事件について氏のコメントが載っています。
   

登天(とうてん)ポールその後


 
名誉室長登天ポール氏は、本校立志式のあと、人権教育やいじめの視察のためなんとオーストラリアに行っていたらしい。日本とオーストラリアのいじめへの対応の違いを氏のブログに紹介しています。特に興味を持ったのは、次の点です。
 
・オーストラリアには引きこもりはいない
・「引き込もり」は和製英語になっている
・大人と子どもの上下関係がしっかりしている。
・美味しい部分は大人が食べる。子どもは二の次。
・大人の話し合いをしている所に、子どもが入ってきてもほっておく
 
詳しいことを知りたい方は、氏のブログをクリックしてください。

風媒花(ふうばいか)


 
 『風媒花』って言葉の響きがいいですね。風まかせ、気の向くまま、流れに身をまかす、まるで自分の生き方のようです。あくせくしないで、のんびりいきましょうよ。

登天(とうてん)ポールという人

 
 2月9日、本校の立志式が行われました。その記念講演で講師を務めたのが登天ポール氏でした。氏の講演は、歌あり、映像あり、心にしみる語りありの従来の講演とは違った形式で、1時間半があっという間に過ぎてしまいます。
 心が病んでいる人、寂しい人、悲しい人、他人を信じられなくなった人、生きる希望が見い出せない人、そんな人に聴いてもらいたい講演です。
 氏ほど他人を癒せる人はいないと思います。斜男(nanao)は勝手に決めていますが、この『癒しのお部屋』の名誉室長に任命したいくらいです。
 
 本校の講演会の様子が氏のブログに紹介されています。ご覧になりたい方は、下記のアドレスをクリックしてください。
 

熱意は同じ


 
コーチの説明はちゃんと集まって聞いている。教師の演示実験とどこが違うというのか!
(癒しではなくボヤキになってしまいました)
 


 
コンサートの席は前から埋まり、お通夜の席は後ろから埋まる。
あなたは教室でどこの席に座りたいですか。