７月１１日（木）に第１０６回全国高等学校野球選手権石川大会の開会式が行われました。

そこで本校野球部主将の高山昴（たかやますばる）が石川県高校球児の代表として選手宣誓の大役を務めました。

　　　球場で観ていた方やテレビ等で視てくれた多くの方から、「感動した！」「感動して涙が出た！」と大変うれしいお声をいただきました。まだまだ大変な生活を強いられている方がたくさんいると思いますが、少しでも力になれるように初戦の金沢二水高校戦に七尾東雲高校野球部は全員野球で挑みたいと思います。

　試合の詳細については以下の通りです。

　　日時：７月１３日（土）１２：３０～

　　場所：弁慶スタジアム（１塁側）

　応援よろしくお願いいたします！

主将の高山昴（たかやますばる）　選手宣誓の言葉

宣誓。
　今、こうして生きていること、野球ができること、この場所に立っていることに感動しています。

　令和６年元日能登半島地震の発災により、多くの尊い命が奪われました。大好きな仲間と野球をすることはおろか、当たり前の生活も送れず、生活に必要な水を汲み、余震の恐怖にひたすら耐える日々が続きました。そのような中、全国の皆様からの励ましのメッセージや温かいご支援は私たちに大きな勇気と希望を与えてくれました。本当に感謝しています。

　ここからの私たちの使命は、この場所に集うことができた喜びを噛みしめながら、被災された皆様、支えてくださる全国の皆様に感動を伝えることです。私たち石川県の高校球児は、甲子園行きの切符をかけて戦うライバルであると同時に、大好きな野球に向き合う仲間でもあります。そんな私たちがひとつになり、愛する高校野球での全力プレーを通して、皆様に勇気と希望を届けることをここに誓います。

　令和６年７月１１日、選手代表、石川県立七尾東雲高等学校野球部主将、高山昴