商業を学ぶ高校生の国際感覚育成事業

 12月8日(土)の午後「商業を学ぶ高校生の国際感覚育成事業」として、金沢大学の留学生をお招きし、七尾市の観光名所の中から3か所を選び、英語を用いての観光ガイドを行いました。

留学生が乗ったバスが13時に本校に到着し、総合経営学科商業系列3年生14名、2年生3名がバスに同乗し、開始式を行うべく七尾商工会議所へ向かいました。留学生は、ロシア、フィンランド、タイ、アメリカ、インドネシアの5か国から10名、本校荒巻学校長の挨拶のあと、3班に分かれて、それぞれが自己紹介した後に、ガイドツアーがスタートしました。

初めに一本杉通りにある「昆布海産物處しら井」「鳥井醤油店」「高澤ロウソク店」の3つのお店を紹介しました。続いてバスに乗って「妙観院」へ移動し紹介、そして最後に「和倉温泉総湯」へ向かいました。この日は金沢市で今年初めての初雪があり、県内各地で最低気温を観測しました。途中雨に降られ、寒さに震えながらのガイドとなりましたが、総湯では高校生と一緒に留学生も足湯も実際に体験しました。

この12月4日に2学期期末考査が終了したばかりで、6日になってようやく現地でデモンストレーションを行うことができました。そこで新たに出現した課題に取り組み、この日を迎えました。十分な準備時間をもつことはできませんでした。不安を感じながらの本番でしたが、生徒たちは英語で伝える楽しさや難しさを身をもって感じ、貴重な体験となりました。