ついに第1５回定期公演の日程が決定いたしました。震災の影響により、会場は七尾市文ホールでの上演となります。作品は、ヘレン・ケラーさんを題材にした「ランプの灯（ともしび）」です。ヘレン・ケラーさんといえば「井戸端の奇跡」が有名です。物には名前があることを知るヘレン・ケラーを語るには、なくてはならないエピソードです。でも、私たちがするのは、その「井戸端の奇跡」の後の物語です。

　世界中の障害者のために、サリバン先生と共に世界の国々を訪れたヘレン。日本、いや石川県にも来てくれています。その時の様子が、石川県立盲学校の廊下に展示されています。展示写真のヘレン・ケラーさんはとても美しく、はつらつとしており、自分がなんのために生まれてきたのかを分かっている様にも見えました。そんなヘレンを本校演劇科１５期生がどのように演ずるのか、是非、会場に足を運んでいただき、体感してみてください。

　心よりご来場をお待ちしております。

＜日　時＞　令和６年１２月１３日（金）・１４日（土）　　開場：１３時３０分　開演：１４時

＜会　場＞　七尾市文化ホール　石川県七尾市本府中町ヲ部３８番地

＜上演時間＞　　９０分

＜座席番号付き整理券について＞

　　　　①     チラシの裏やポスターにあるQRコードを読み込む

　　　　②     こちらのURL　https://forms.gle/YMFKMXDEGLxv7oYdA　で申し込む

　　　　③     電話で申し込む　　七尾東雲高校0767‐57‐1411　

　　　　　　　　※「定期公演の整理券予約で電話をした」とお伝えください。担当者が不在の場合はこちらから折　　　　　

　　　　　　　　　り返しお電話しますので、お名前と電話番号をお伝えください。

「石川と東京の高校生が演劇で、心で繋がるプロジェクト」
演劇好きな東京の高校生と演劇好きな石川の高校生が演劇史上初の MR 遠隔演劇に挑戦！

MRとは…
MixedReality（複合現実 の頭文字をとったもの。 現実世界の壁や床を認識し、その壁や床に対してデ
ジタルコンテンツを配置・表示する技術

　皆さん、覚えておいでだろうか。昔の CMで、兄が、妹の学校で「 ICTを活用した遠隔授業」を実施するために翻弄し、実現させるというものがあった。当時は、その CMを見て「へぇ～ 、なんか夢物語みたい 」と思っていた。あれから８年。私たちはコロナ禍を過ごした。そこで出てきたのが「リモートワーク」「オンライン会議」「オンライン授業」だった。８年前には少なかった仕事のやり方 と 今までになかった授業の形態がメジャーとなり、活用できるようになった。そして、時代はさらなる挑戦へと進んでいく。
　

　東京にある広尾学園高校の 3年生と本校演劇科の１年生が １学期から取り組んできたこのプロジェクト。 CGやVFXそして VRを使った新たな上演方法の挑戦です。 この取り組みは演者からはどう見えるのか、果たしてこの手法でお客様 が喜んでもらえるのか。
　ストーリーは、東京に住んでいる咲夢（さくら）と石川に住んでいる李玖（りく）と彼らを取り囲む人々が織りなす、夢へ突き進む青春物語！
　科学者を夢みる高校生咲夢は、小学校３年生まで石川に住んでいた。その時の幼馴染、李玖はプロスキー選手を夢見て石川で頑張っている高校生。ある日、咲夢は東京の友達を連れて、石川のスキー場へとやってきた。そこには、スキーの練習をしている李玖が。久しぶりにあった二人に思いもよらない出来事が起こって物語が進んでいく。
　みどころ は、演劇史上初ともいえる MR遠隔演劇。大学や企業の協力を得て上演いたします。リアル芝居とリモート芝居の融合を見に来てくれた方が楽しんでくれたら幸いです。

＜観劇申し込みはこちらから＞ 入場は無料です。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScgWEX3e_Q8TcN1o0D2cS-qLoas1L_NAlnyZ1jPiKSVNAX6ig/viewform