学校日誌

2021年1月の記事一覧

錦高日記1月29日(金) ~2年生 ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業 講演会~

  本日7限目、2年生を対象に、株式会社ガクトラボより 仁志出 憲聖 氏をお招きして、講演会が開催されました。この講演会は「ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業」の一環で、地元金沢を愛し、金沢で起業された仁志出さんは、うってつけの講師だといえます。

 ご講演はご自分のプロフィールから始まりました。大学に進んで楽しい毎日を過ごす中で「これでいいのかな?このコンクリート(校舎のこと)の中にずっといて、本当にそれでいいのかな?」と思うようになり、大学の外での活動を始め、ついには起業するに至ったそうです。「ぬるま湯」に疑問を投げかけて、よりよい自分、本当にやりたいことを追求する、簡単なことではないですよね。「勇気があるなぁ~」と筆者は思いました。

 「行動しないと、何も変わらない。」仁志出さんからの最後のメッセージです。あれやこれや考えることも大切でしょうが、とにかく行動してみよう。何か大切なものに巡り合えるかもしれませんよ。

  

 

錦高日記1月28日(木) ~3年生 小論文講座~

 今後の国公立大学二次試験などで小論文が必要な生徒たちのために、本日の5・6限に学研より講師の先生をお願いして「小論文講座」が開催されました。密を避けるために、Zoomを用いて2グループで受講しました。

 講座の内容は、小論文の構成の仕方、書き方のポイント、各パーツの適切な分量や言葉遣いなど、大変実践的なものでした。本日は「公共交通機関における優先席のあり方」という課題を例にして、実際に小論文の内容を組み立てる場面もありました。どの生徒も真剣に画面を見つめて耳を傾け、時折メモを取りながら、熱心に取り組んでいました。

 講師の先生の印象的なお話しの一つ。「文字はていねいに書きましょう。どんなに良い内容が書かれていても、乱暴な文字で書かれてあるとよい印象がありません。」小論文も答案も、読み手があります。心を込めて書くことが大切なのだな、と感じました。

 生徒たちは、本日学んだことを基にして、明日は小論文模試にチャレンジします。

  

錦高日記1月27日(水) ~1年生 消費者教育講座~

 本日の3、4限目、1年生を対象として、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の 西山 浩介氏 を講師にお招きし「消費者教育講座」が開催されました。密を避けるために、学年を2グループに分けて、これからの「18才成人」に対応すべく新成人らが今後注意すべき事例について学んでいきました。講座の途中には、講師と本校生徒による「アルバイト詐欺」の概要や留意点などを理解するための寸劇も行われており、生徒たちは”未来に起こりうる自分ごと”として真剣に話を聞いておりました。

   

ほりほりの部屋Vol.44「花丸・あんき・エンピツともだち~SP人材豊富な錦~」

 皆さん、こんにちは。堀です。昨日、国公立大学2次試験出願受け付けが開始されました。第1回大学入学共通テストから、はや、10日。3年生諸君は、自己採点した点数とにらめっこしながら、ホーム担任や保護者の方々と様々な観点から出願校を決定しつつあることと思います。理科および地歴公民での点数調整やら、地元金沢大の後期募集中止やら、なにかと考えねばならない要素が次々と巻き起こっています。そんなときこそ、迷ったら、原点回帰!『私の「なりたい自分」ってなんだっけ?』『その大学・学部は、夢を叶えるための「踏み台」になるのか、ならないのか?』出願したら、4週間後の2月25日に向けた準備に人事を尽くし、悔いのない受験を!後輩達も先生方もみんなで応援してます!コロナ禍だからこその健康第1!GATで!!!

 以前からお知らせのあるように、受験生応援企画として「おにぎり」に続いて、「パン」が本校購買にて販売されています。エリーゼキッチンさんとのコラボ。ただし、パンは掲示板にあるように水曜日限定販売。買おう買おうと思いつつ、つい販売日を忘れて、手に入らずにいました。本日、ようやく3種類のうち2種類ゲット!実食!

 「花丸ちぎりパン」と「あんきパン」。まさにその名の通り、縁起の良い「花丸」のかたちで、5つのトッピングが特徴。あんこ・ブルーベリー・チョコ・バナナ・くるみ、5つのフレーバーを楽しめます。かたや、ボリュームある揚げパンの上に、中身が「あん」こで、外に「き」なこで、「暗記」に引っかけた「あんきパン」。どちらも、うまい!うまい!うまい(煉獄さんふうに)!来週は、残りの1つ、「たこさんwinner」にチャレンジだお。

 さて、去年、『ほり部屋 Vol.21「~エンピツはともだち~」』において、40年前の共通一次の際、堀がマークシートを塗りつぶす時に使用した、絶好調「ユニ」鉛筆24本中の現存する20本を紹介しました。35H前のスペースに縁起物として置いておきました。先日の大学入学共通テストの際、相当数、減っていました。お守り代わりに連れて行ってくれたのですね。その後、少しずつ返却されてきましたが、写真にあるとおり、あと3本の「ともだち」が戻っていません・・・ただ今、17本・・・なんとエンピツ補助器も・・・使ってくれてるのかな?私大入試や国公立2次試験終わるまで「お守りともだち」として誰かの筆箱に潜んでいるなら全然OKです。全ての受験が終了したら、元あった場所へそっとお返し下さいませ。よろしくお願いいたします。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.「先週のsilent partners」~ちょっといいハナシ~

 先週末、朝の8時20分頃、金沢市立富樫小学校の室井校長先生から電話連絡がありました。最初、ドキッとしました。ウチの生徒がなにかやらかした?!と思いきや、「堀先生、ありがとうございました~。うちの小学1年生が錦の子に助けてもらいました~。」とのこと。小学校への通学途中、訳あって、しゃがんで泣いていたある男子児童に、ウチの男子生徒2人が声を掛けて、1人がその子のお世話をしている間、もう1人が富樫小へ走り、事情を説明し、小学校の教頭先生が現場に駆けつけて、事なきを得た、とのこと。「こんな素晴らしいことしてくれたのに、もし、それで遅刻して叱られでもしたら・・・と思って、連絡しました。どうか、責めずに、褒めてやって下さい。名乗らずに錦に向かったらしいので。」とも。うむ!かっこよし!さすがです!そのsilentぶりが特に好きです!お気に入り!見知らぬ人に関わることに、まずためらいが先立つことの多い昨今、無視して登校してもそんなもんだったのでは?生徒諸君!!善を行うにためらうことなかれ!!「良い」と思ったら、即、行動!若さってそんなもんです。(だから、時に、「バカさ」にも通ずるんですけど・・・わかさはばかさ・・・堀はいまだに「バカさ」ばかり・・・)連絡を受けてすぐ、1~3年学年主任のところに走り、その旨、伝え、遅刻扱いにしないこととこの善行を行った者が誰々なのか、わかったら教えて欲しいと伝えました。いまだに、どの学年主任からも報告が堀に上がってきませんが、別にOKです。だって、silent partnersなので。oKたぶん・・・

錦高日記1月26日(火)Ⅱ~2年生 発表会へ向けて~

 本日の7限目、2年生は「総合的な探究の時間」に行っている探究活動の発表会に向けての準備を行いました。紙面には発表の手順や役割分担、画面の下書きなどが書かれ、グループの中には実際に原稿を読みながら画面を変更する練習を行っているものもありました。このあと2年生は、もう1回の準備の時間を経て、2月9日に最終発表の日を迎えます。来年取り組むことになる1年生へのよきお手本となるような発表を期待してます!

  

   

 

錦高日記1月26日(火)Ⅰ~1年生「薬物乱用防止教室」~

 本日の7限目、1年生を対象として、金沢中警察署生活安全課の 八田 貴士氏 を講師にお招きし「薬物乱用防止教室」が開催されました。密を避けるために、Zoomを用いて、本校の放送室からライブで教室に流しました。生徒たちはプロジェクターに映し出された映像と八田氏の解説を真剣に視聴していました。配布された非行防止啓発リーフレット「なくそう非行!」もよく読んで、薬物に対する正しい知識と認識をもって欲しいと思いました。

 

  

錦高日記1月25日(月) ~2年生現代文で研究授業が行われました~

 本日の5限目に、24・25H(文系)の現代文で研究授業が行われました。題材は、夏目漱石の『こころ』。筆者が高校生の時にも教科書に載っていた現代文教材の代表的な作品です。

 『私』によって語られる『K』とのお話しには、筆者が高校生当時には思いもしなかったような様々な「なぞ」があるようです。今日の授業は「これまでの授業を通して、あなたは、『K』はいつ自分が死ぬべきだったと考えていたと思いますか。また、そう考える理由はどのようなものですか?」に対してグループで意見を出し合い、みんなの考えをまとめ、発表するというものでした。グループワークでは、それぞれが自分の考えに加え、筋の通った理由を堂々と述べていました。答えのない問題に自由な発想で意見を述べ合う、筆者が高校生の頃には経験できなかった授業内容でした。あのような活動を重ねていけば、物語の行間を読む力や、人間や物事に対する洞察力も鍛えられるのはないかと思いました。

 次の授業で、どのような「まとめ」になるのでしょうか。もうしばらく議論は続きそうです。

  

  

錦高日記1月22日(金)Ⅱ~「読んでみたくなっちゃう本」④~

 『読んでみたくなっちゃう本、あるかしら?』のシリーズも4回目を迎えました。今日も2冊の本をご紹介します。

『さよならクリームソーダ』 額賀 澪 著

「さっき自分が三年後の話をしているのに、もの凄くびっくりしたんです。十年生きるかもしれないけど、明日死ぬかもしれないのに、先輩と同じ大学に行きたいなんて思うようになっちゃったんですよね。」

『三日間の幸福』 三秋 縋 著

「(略)何をしても構いませんよ」「何をしても?」と俺は訊きかえす。「ええ、どんなにひどいことでも。」「じゃあ、遠慮なく」俺はミヤギの手を引いて強く抱きしめた。(略)ひどいことしますね、とミヤギはいい、鼻を啜った。「あなたのこと、もう忘れられないじゃないですか。」

 いかがでしたか?今日ご紹介した2冊の本には、どこか死の気配がありますね。これらの本は本校の図書館にあるので、気になった人はぜひ借りてください。炬燵に入りながらページをめくるのも、「おうち時間」には悪くないですよね。

錦高日記1月22日(金)Ⅰ ~3年生 「なりたい自分」のために・・・~

 今週初めから、3年生たちは各人の「なりたい自分」に向かって2度目の猛ダッシュです。

 難関大学の一つである金沢美術工芸大学への合格を目指し、志望者たちが朝早く(下の写真は朝7時過ぎのものです。)から夕方遅くまでデッサン等の練習を続けています。この大学の試験時間は7時間もあるのですが、指導をされている開先生は「共通テスト対策の学習を続けてきたことで、(運動と同じで)絵を描くスピードがまったく遅くなってしまっている。このスピードでは7時間で作品を描きあげることに不安が残る。生徒たちには少しでも多く練習させたい。」との熱い気持ちを述べておられました。筆者たちはただ見守ることしかできないのですが、毎日へとへとになりながらも課題を描き続ける彼ら彼女らの努力している姿勢に心より精一杯のエールをおくりたいと思います。(粘り強くファイト!!)

   

錦高日記1月21日(木) ~2年生 『マイプロジェクトアワード』の参加に向けて~

 『マイプロジェクトアワード』とは、多様な参加者(高校生・サポーター・観覧者など)が集まる中で、社会を創造する「新しい学びの当たり前」を、共につくっていく場です。

 先日の校内選考会で、本校代表となった課題研究グループのメンバーたちは、その発表会に向け準備に余念がありません。放課後に原稿やスライドを作成しては自分たちで協議・修正し、今週になってからは、本校の教員からアドバイスを引き出そうと、小まめに職員室に通ってきています。(本当によく頑張っています。)今年度の”地域サミット”は今週日曜日の1/24にオンラインで行われることになっています。オンライン開催であるため、当日、各人は自宅にてパソコン等から発表を行うことになり、残念ながら、先生たちはサポートにはつけません。うまくいくようただ祈っているのみです・・・。

 

錦高日記1月20日(水) ~受験生応援パン、登場~

 これまで皆様に「受験生応援おにぎり」の話題をたくさん読んでいただきました。今日はその第2弾、今度はパンが発売されました!「たこさんWINNER」「花丸ちぎりパン」「あん(こと)き(なこ)パン」の3種類です。毎週水曜日に本校の購買で販売されるそうです。開発した2年生の女子が、本日の休み時間にPR放送を行いました。パンの美味しさだけでなく、コロナ期の食事のマナーまで伝えてくれました。筆者としては、花丸ちぎりパンに興味があります。(1度に5度おいしいパンなんです)みなさんはどれにしますか?

 

職員室の放送設備を使って全校にPRをする2年生

  

今日の空は美しかったです。(本校5階から西を望む)

ほりほりの部屋Vol.43「感謝を行動で表す~「ありがとう」溢れる学校へ~」

 

 皆さん、こんにちは。堀です。放射冷却で朝は恐ろしく冷え込む今日この頃。「きんかなまなま(わかります?金沢の昔の方言です。じいちゃん・ばあちゃんにお尋ねあれ。)」の路面には十分気をつけて!浜辺美波風に言えば、「かかとを下ろして」、つまり、「地に足着けて」歩きましょう。しっかり踏みしめてぇ~GAT!

 先日、2年生諸君がお世話になった、今年度の本校修学旅行を担当していただいた「名鉄観光」の支店長さんと副支店長さんが来校されました。準備段階も含め、こちら側からの、多岐にわたる膨大な無理難題にも、誠実かつ迅速・的確に、嫌な顔一つせず、愚痴もこぼさず、対応していただきました。それでいて、silent partnersに徹した謙虚な振る舞いは「プロの矜恃」を感じずにはいられませんでした。本当に頭が自然と下がる日々でした。このコロナ禍にあって、観光業界は非常に苦しい状況にあると聞き及んでいますが、なんとかしのぎきって欲しいと切に祈っております。本校の修学旅行実施も、そういう経済的側面からも、業界や観光立県沖縄の「ニーズ」に合っていたのかもしれませんね(あくまで「結果的に」ではありますが・・・)。

 さて、その支店長さんから、「この前、ウチの武田(2年生諸君!憶えてますよね?2名の素敵な女性添乗員さんの内のおひとり。本校OG!諸君の先輩!一緒に記念写真撮った男子、たくさんいるよね?)が、ヒルトン北谷から送られてきた写真を見て泣いていました。」とのご発言。「ありゃ?本校生徒が利用した部屋で、なんか破損箇所でも見つかったか??」などと一瞬ヒヤリとしました(過去に他校で経験あり・・・)が、さにあらず。

 本校生徒達が、3連泊したヒルトン北谷を去る際、各自の部屋に残されていた、ホテルへのメッセージが記された写真です。ヒルトン沖縄北谷リゾートの担当者から、感謝の言葉とともにメールで送られてきたそうです。コースターやらメモ紙やら様々なものに書かれていたようで、たくさん残されていたものの一部とのこと。ベッドメイクに入った従業員の方々が支配人のところに持参したようです。先の武田さん曰く、「他校の修学旅行でこのようなメッセージを書かれる生徒様はあまり見かけないので驚きました!心温まるメッセージで私も大変感動しております。」うむ(煉獄さん風に)!感動の涙だったのですね。一瞬とはいえ、疑った自分を恥じます・・・

 一期一会になるかもしれない相手であればこそ、なおのこと、感謝は伝えるべきなのだと思います。のちのち後悔することになりかねないから。こんな風に、感謝を行動で素直に表すことができる諸君は、堀の自慢です!!さすが、さすがの錦生です。素敵です。感謝します!!諸君らがヒルトンに感謝したら、そのヒルトンが名鉄観光に感謝する。その名鉄観光が本校校長に感謝したら、その校長が諸君に感謝する。これこそが、「ありがとう」パワー!ただいま「感謝」循環システム、稼働中!!「ありがとう」というコトバには、ひとをものすごくポジティブにする力があるのです。コミュニケーションをスムーズにする特効薬でもあります。惜しみなく、使いましょう!言われて、悪い気がする人なんていないのです。堀は、この「ありがとう」が溢れる学校になれば良いな、と常々、先生方に伝えています。諸君もそう思いませんか?だって、「コミュニケーション力」上がるんだから!ちなみに万国共通なので、将来どこ行っても同じ。お忘れなく。人と人を結びつけるコトバです。Thank you!謝謝!Obligato!どんどん使おう!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.諸君のぱいせんは次のようなメールも送ってくれました。「先日の米心様とのおにぎりの商品開発の件も拝見させていただきましたが、母校の後輩が様々な面で活躍されていることに大変嬉しく思い、また私自身も後輩に負けず邁進してまいりたいと思いました。」とのこと。諸君のあずかり知らぬところで、諸君の活躍を見守っている人たちがいるのです。しかも、諸君の活躍を喜んでくれている人たちがいるのです。さらに、勇気づけられている人もいるのです。人は繋がっています。だから、もっともっと発信していこう!応援しています。

錦高日記1月19日(火) ~「読んでみたくなっちゃう本③~

 今日も窓の外は雪が降ったり止んだりのお天気でした。学校では、1・2年生はいつもの日課をこなし、3年生は今日から特別時間割となり、新しいクラスで前期試験や私大入試に向けての問題演習に取り組みました。

 今日は『読んでみたくなっちゃう本』第3弾として、以下の2冊の本をご紹介します。ご紹介する本文の抜粋は、生徒が選んだ箇所です。その本の内容をとても端的に表現している部分ですと、国語の先生が話していました。筆者は2冊目の本を読んだとき、”数字が美しい”ってどういうこと?、と思ったことを覚えています。では、お楽しみ下さい。

『アルケミストの不思議な家』 有間 カオル 著

「じゃあ、現代の連勤術師はなにを作り出すのか?」(中略)

「精神界の再構築、魂の錬金を行う」

「魂の錬金?」

「そう。目には見えない輝ける黄金を見つけ出し、再生させるのだ。(略)」

『博士の愛した数式』 小川 洋子 著

「見てご覧、220の約数の和は284。284の約数の和は220。友愛数だ。滅多に存在しない組合せだよ。神の計らいを受けて絆で結ばれ合った数字なんだ。美しいと思わないかい?君の誕生日と、僕の数字が見事なチェーンでつながり合ってるなんて。」

錦高日記1月18日(月) ~エールのおにぎりでパワーアップ!~

 大学入学共通テストが終わり、今日3年生は自己採点の結果を大手予備校等に提出しました。ホッと一息ですが、これは第1ハードルにすぎません。大学入試はこれからが本番です。生徒たちは、すぐに気持ちを切り替えて2次試験や私立大学受験に向かいます。まだまだパワーが必要となるこの時期に、「米心」様より「受験生応援おにぎり」のプレゼントがあり、担任の先生から3年生ひとり一人に配られました。2年生の想いもこもったおにぎりをもらって、3年生はちょっと嬉しそうでした。これからも一歩一歩進んでいきましょう。みんなで乗り切ろう!

  

錦高日記1月15日(金) ~3年生 共通テスト激励会~

 いよいよ明日からの2日間、大学入学共通テストが行われます。

 本日の4限目、共通テストに向かう3年生への激励会が視聴覚室にて行われました。密を避けるために学年を2つに分けて実施されました。

 校長先生からの激励では、先生が3年生のクラス担任だった時に、受験生の「守り神」だったものを手に取り、「どのような結果になろうとも、必ず月曜日には登校する」ことと「自分のこれまでにやったことを信じてガンバレ」という力のこもったお話しがありました。(詳しくは本日の「ほりほりの部屋」で述べていらっしゃいます。ぜひ、お読み下さい。)その後、進路指導課の髙橋先生より、共通テストにおける注意事項の再確認が行われ、大切なのは「冷静、ねばる、きりかえる」であるとお話しされました。

 生徒たちは真剣な面持ちで、しっかりと前を向いて、ジッと話しを聞いていました。

 今年は共通テスト「元年」となります。はじめてのことは誰でも不安に感じるものです。自分だけじゃない、みんなが不安なんだと認識し、グッと力をこめて、最後まであきらめず、冷静に、テストに臨んで欲しいと思います。

 3年生、がんばれ!

     

 

ほりほりの部屋Vol.42「Come back to your school! Come back to your HOME!! Come back to your Home-Room-Advisor!!!~通称‘Sailor Moon’より~」

 皆さん、こんにちは。堀です。心身ともに充実してますか?ドカ雪対応で腰を痛めたりしてません?堀のように・・・いまだ「ぎくっ」といった腰が不調・・・ということありませんか??朝の挨拶運動にも立てなかった今週でした。「魔女の一突き」はこたえます。週末だあ!もうひとがんばり!GAT!!

 3年生諸君!いよいよ明日から、「大学入学共通テスト」ですね!雪も峠は越えているようだし、今年も本校生徒は金沢工大が会場で、「地の利」もあるし、全力を出し切っておいで!!コロナ禍ではありますが、条件は皆同じ。マスク着用や飲食時の手指消毒の徹底など、今までやってきたことだから。そういう意味で、いつも通りに!

 日本という国が、国家レベルで全国一律のマーク式テストを大学入試に導入したのが、今から42年前。当時は「大学共通第1次学力試験(通称:共通1次)」という名称で1000点満点でした。1979年~1989年の11年実施され、その後、改良型の「大学入試センター試験(通称:センター)」が1990年~2020年の31年実施され、今年から、「大学入学共通テスト」へ変更されたわけです。制度上、いろいろ変更はありましたが、マーク式で基礎学力を診断するという目的に変化はありません。恐れるに足らず!

 昨年は堀自身も工大へ、激励に行きましたが、文部科学省より通達があり、「コロナ禍につき、受験生の激励を極力自粛せよ」とのこと・・・ホーム担任のみの激励としました。(どこかに隠れキャラ<マリオ?>が潜んで、近くから諸君らに怪しいパワーを送っているカモ?!)どうか、“Find your MAX!”今までの最高点をたたき出してきてください!悔いのない受験となること、心から祈っています。

 3年生諸君!一つ、お願いがあります。来週の月曜日、何が何でも、登校してください!ホームルームアドバイザー(HRA)、ホーム担任は待っています。以下の写真は、海上自衛隊・DD117護衛艦「凉月(すずつき)」に乗船した際にいただいた御朱印(まがい)と船員キャップです。注目すべきは、付箋を付けた「不沈生還」の4文字。

 この船は、旧日本海軍最大の戦艦「大和」の護衛を任としていた、戦艦「凉月」の後継艦です。第2次大戦末期に「大和」は最後の沖縄決戦に臨むべく、鹿児島を出港直後、アメリカ軍の空からの猛攻撃を受け、あえなく沈没します。護衛艦なども含め、大和船団は壊滅的打撃を受けますが、唯一、沈没せず、後進しながらでも、生還した船、それが「凉月」なのです。この御朱印には、「どれだけ攻撃を食らっても、沈まず、生きて還る」という願いと御利益(?)があるのです。諸君!「不沈生還」!どんな結果になっても、必ず、月曜の朝はホーム担任のところに還っておいで!「凉月」のごとく。恥ずかしいことじゃない。次の闘いに備えるのです。担任と、一刻も早く、話をするのです。3年担任や進路指導課を始め、全ての教職員でバックアップするから。作戦を立てようではありませんか!逆に、予想以上に良い結果になっても、おごらず!2月25日(堀の誕生日)に2次試験があるよ。2次対策立てよう!!とにかく、登校してください!全てはそこから!まだ、何も終わってない!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.海自オタクが命名した、護衛艦「凉月」のニックネーム、それが、“Sailor Moon”なんとそれが、正式な自衛隊の船員キャップに縫い付けられている・・・さらに、「凉月」のキャッチコピーが、『必ず戻ります。あなたのもとへ。』・・・ん~なんだかな~。隊員募集の一環、自衛隊を身近に感じてもらう宣伝のため、とか。ある女性自衛官は、「ちょっとやりすぎ。」とのコメント。「でも、それくらいしんと自衛官、特に海上は集まらんのよ。」とも。

錦高日記1月14日(木) ~教職員 面接・小論文指導研修会~

 本日の放課後、若手の先生方が視聴覚室に集まり、面接・小論文指導の研修会を行いました。(我々は”若プロ”研修会とよんでいます。)3年生は共通テストの終わった日から一刻もはやく、出願校の個別試験対策へと学習内容を切り替える必要があります。このため、本校では1月18日(月)には「面接・小論文ガイダンス」を行い、ほとんどの生徒の出願校が決定するであろう25日(月)あたりから具体的な面接・小論文指導を開始する予定としております。この会では進路指導課の担当の先生2名を講師として、それぞれにおける指導のポイントを皆で共有していきました。小論文の部では、実際の入試問題と生徒の答案を教材にし、ワークショップを行って意見交換しながら、ポイントを学習しました。キーワードは「サンドイッチ」。パンとパンの間に具(理由と具体例)をきちんと挟み込み、そのサンドイッチに合わないマーガリンやサルサソースなどは、入れたくても入れてはいけない、という事でした。

 本日の研修会で学んだことを生かして、我々教職員は全力で3年生をサポートして参ります。

      

錦高日記1月13日(水)Ⅱ~SPs女子バスケットボール部~

 本日の放課後、西の空が赤く染まる頃、本校の生徒玄関から大通りに続く通路には、女子バスケットボール部の生徒たちが除雪作業をしている姿がありました。今日は少し気温が上がったため、溶け始めて水分をたっぷりと含んだ雪(氷?)はとても重くなっていました。それでも彼女たちは、雪かきの手を休めることなく、通路はどんどん広くなっていきました。お陰で最後には、足下を気にせず歩けるようになりました。

 作業は校舎の窓からの灯りが明るく感じられる時刻まで続きました。みんなのために尽力してくれたSilent Partners、女子バスケットボール部の皆さん、本当にありがとうございました。お疲れ様!

        

 

 

錦高日記1月13日(水)Ⅰ~受験生応援おにぎり発売~

 8日(金)の「学校日誌」に、本校2年生の探究活動成果である「受験生応援おにぎり」の報道関係者へのお披露目会の模様をお伝えしました。翌日の新聞紙上でお読みになった方も多かったのではないでしょうか。(次は、北國新聞と北陸中日新聞の紙面です)

 本日、本校中央階段2階に、担当した生徒たちによる3年生へのメッセージが置かれました。本校購買では、昨日よりおにぎりが発売され、昨日、今日と売り切れたそうです。パッケージにはピンク色の桜の花があしらわれ、メッセージを書き込む箇所もあります。これらのおにぎりを使って、3年生の先輩にエールを送る生徒も現れるかもしれません。(近日中に応援パンの発売も予定されています。こちらも楽しみですね。)

    マルの中のキャラクターも生徒が考案