2020年9月の記事一覧
錦高日記9月11日(金)Ⅱ ~錦丘ラウンドテーブル最終回!!~
本日の放課後の物理講義室では『錦丘ラウンドテーブル』と称する、予め設定されたテーマについて皆が自由に意見を出し合い考えを共有しあう会の3回目が行われました。会場には、生徒約40名と本校教職員10名(堀学校長・三藤副校長・立中事務長さんまで参加をいただきました。)が集まり、「先生と生徒の距離感」をテーマとしたディスカッションが行われました。
前回と同じく、終始会は大変な盛り上がりになりましたが、特に最後に行った”クローズセッション(まとめ)”では、自分の意見を皆の前で述べてみたい参加者の手がたくさん上がり、それぞれの考えを共有できました。「敬語 ノット イコール 壁」(敬語を使っても壁を築くわけじゃない)、「『される』関係から『双方向』の関係へ」、「自分から行動する!」、「色々な距離感があっていい。そうして『大人』を学ぶんだ」など、ふだんの授業では決して聞けない参加者たちの(大人びた?)本音のトークにみな笑顔になり、意見を述べた人への敬意の拍手が続きました。(本当に良い雰囲気になっていました。)
残念ながら、3年生主催のラウンドテーブルは今回が最終回となります。自分の意見を臆せずに他人に伝えたり、他人の意見を引き出したりできるコミュニケーション力は、これからの時代にますます重要視されるものだと思います。3年生から下級生に想いやノウハウがたくされて、このような会が続いていってくれることをつい期待してしまっています。
錦高日記9月11日(金)Ⅰ ~1年生 課題探究「防災・減災研究」第1回フィールドワーク~
本日の1年生の6,7限目は課題研究の時間となり、1回目となるフィールドワークを行いました。「防災・減災」をテーマとしている1年生は、2つのコースに別れ、渡された地図及びクエスト写真を見ながら、本校周辺を探索し、地域の防災を考えるうえで自分たちが危険だと感じられる場所の写真を撮ってきました。あいにく、午後から天気は下降気味で雨にあたってしまったグループもありましたが、傘を差しながらも彼ら彼女らは、そのミッションを完遂していきました。学校に帰校した生徒たちは、順次写真を Google classrooom に提出し、今後の研究活動に利用していくことになります。(お疲れ様でした。)
ほりほりの部屋Vol.27「From Russia with love~007も真っ青?!ロシア大使館を弄んだ女?!~」
皆さん、こんにちは。堀です。週末!疲れがたまってるけども!もうひとふんばり!GAT!
9月11日(金)、午前6時半頃の本校駐輪場の様子です。堀は大体6時半から7時頃に校長室での執務を開始します。完全朝型人間です。昔から変わりません。朝の思考回路って極めてポジティブに動くので。普段は1台も駐輪していない時間帯ですが、これだけの密度で、他の駐輪場もいっぱいでした。昨日、部活帰りの時間帯、突然のゲリラ豪雨!シャワーを浴びるがごとく、強行突破した者もいたようですが、大半の生徒は、自転車は学校にお泊まり、ということだったようです。いつもと異なる風景に思わずパチリ。3階の窓にもご注目を。3年生の教室ですが、この時間には全て、半開状態。廊下側も同様で、3年生の教室は朝のfresh airで満ちています。堀以上の朝型人間(教員)が本校には相当数存在し、彼らの一部が、諸君のことを思って、自発的に、換気を行っています。錦には、こんなところにも、‘silent partners’(「物言わぬ同伴者」つまり「縁の下の力持ち」、「勝手にヒーロー」)がいます。目に見えぬ好意に、心の中だけでも感謝できる諸君であって欲しい、と願っています。
朝の挨拶で玄関前に立っていると、ちょっとしたチャットが起こることがあります。先日、挨拶の際、近づいてきて、こんなことを話しかけてくれた3年生がいました。「校長先生は、集会とかで、『なりたい自分』が見えてきましたか?、とか、大学卒業した後の姿を想像していますか?、とか、よく言われてますよね。実は、私、あんな風に尋ねられるまでは、大学に入ることしか考えていませんでした。最近、『なりたい自分』が見えてきました。今、その夢に向けて頑張れています。ありがとうございました!」「校長の話は長くてつまらない。」という生徒アンケートの自由記述にがっくりしょげていた身には、一筋の光が差すコトバでした。人は、コトバで刺されることもあるし、コトバで救われることもあるんだなあ、と改めてしみじみと感じ入った次第です。今朝、ある生徒との会話。「ん?なんか元気ないじ?大丈夫か?」「疲れてるんですっ!先生は、金曜日って疲れたまりませんか?」「わかるわかる。毎週金曜日はいつもより出勤時間10分くらい遅いんや~。疲れたまるよね~。」「えっ、先生でもそうなんですか?それにこれ。荷物も重いんで。」「フム。そうか・・・金曜日って、背中に、いろいろ、しょっているんやねえ?」(と、ちょっと意味ありげに言うと、彼女はにっこり笑って)「そうなんです!いろいろしょってるんで!」「はは。もう1日やし。今日1日、がんばって!!」「はーい!がんばってきま~す!」と元気に玄関へと消えていきました。少しは元気、分けてあげられたかな?数十秒のコミュニケーション。でも、これがあると、堀は1日、GATでがんばれます。だれかの役に立っている、という実感が(たとえ、勘違いだとしても)少しでもあれば、少々のことではへこたれません。諸君もそうではありませんか?『なりたい自分』がまだ見えない諸君!ヒントはそういうところにもあるのでは?悩んでください。それこそ、高校生ですから。
さて、お便り紹介。
英語読みすると、「セント・ピーターズバーグ」、ロシア語読みすると、「サンクト・ペテルブルグ」から届いた絵はがき。この生徒は、泉で2年生の時、ホーム担任をし、1・3年生の時は授業を担当しました。東京外大用の個人添削も、最後まで担当しました。個人面談で、いかにロシアを愛しているか、熱く語っていましたっけ。「国連で働きたければ、第2次世界大戦・戦勝国言語を選ぶこと!大使館上級職員を目指したければ、国家公務員上級試験に対応するため、法学部を選ぶこと!通訳職を目指すなら、外国語学部を!」彼女の選択は、東京外大。東京外大進学の特権を1つ紹介。マイナー言語に特に顕著ですが、在学中に、東京の在外大使館に招待され、本場のお食事会付きの、大使主催の懇親会に参加できます。大使館側からすれば、公共のお仕事であれ、本国の企業への就職であれ、本国と日本との架け橋となる人材なわけで、それくらいの歓待はお安いご用なのです。ちなみに、大使館の敷地内は日本であって、日本ではない区画となります。完全治外法権で、誰でも入場できるわけではなく、入退場は厳しく管理されています。門の前には、必ず警察官が24時間体制で警護の任に当たっています。大使館入館というのは、国際空港で、パスポート提示して、出国手続きするのと同じことなのです。彼女との会話。「先生。本場のピロシキって食べたことあります?めっちゃ美味しいんですよお。」「ありませ~ん。ロシア、行ったことないし。」「私もまだ行ったことないんですけどお。この前、また、大使館に招待されてえ。美味しかったあ。できたて、最高なんですよお。」彼女、007のごとく(?)、確実にロシアに接近してました。『なりたい自分』になるべく、学歴を踏み台に、その特権や人脈を存分に「利用」し尽くしてました。もともと、肌が白い子で、北欧っぽい顔立ちだったなあ。(ちなみに、英語の「St」<saintの略:読みは「セイント」or「セント」っぽく>や「San<読みは「サン」>」、「Santa」<読みは「サンタ」>は、日本語では「聖」の意味で、宗教色強し。その後にくっつくのは、最初にその地の入植した宗教家<キリスト教多し。植民の歴史とも関係大。>の代表者の名前が多く、地名となっている例多し。例えば、「セント・ルイス」「サン・フランシスコ」「サンタ・モニカ<モニカは珍しく女性名>」等のアメリカの地名のみならず、世界中に点在。こういう視点で言葉を意識すると「あっ」て気づくことが爆発的に増えます。「セント・バーナード」という寒さに強く、気は優しく力持ちの大型犬は、ヨーロッパ山中の雪深いところにある有名な巡礼地「セント・バーナード寺院<バーナード修道僧が開いた寺院>」で開発された犬。冬、大雪が降っても、お参りに来る人が絶えず、吹雪の中、遭難する人が続出。その救難活動において、遭難者を発見したら、そりに乗せ、寺院や麓まで運ぶ。そんな時、真冬でも力強く、黙々とそりを引っ張る人命救助犬だったのです。「バーグ」は「街」の意。なので、「セント・ピーターズバーグ」は「ピーター修道僧の街」くらいの意味なのです。「サンクト・ペテルブルグ」は「ペテル修道僧の街」くらい。「セント・フォース」はキレイなニュースキャスターの集まり。なんのこっちゃ?)今日はこの辺で。CU ASAP! & TGIF!!
*CUはSee you の発音を活かした、くだけた表記。「またね」「また会いましょう」
*ASAP(「エイサップ」っぽく発音)はas soon as possibleの略表記。「できるだけ早く」
*TGIF(「ティジーアイエフ」っぽく発音)はThank, God! It’s Friday!の略表記。「ありがとう、神よ!今日は金曜日だ!」の意。金曜日の学校や職場で、同僚や仲間に、放課後や仕事終わりで分かれる際にかけるコトバ。「良い週末を。」位のニュアンスで使うのです。チャンスがあれば、ハナさんやルイスさんに使ってみよう!以前、これをもじって、TBIF!とかALTに声かけしてましたっけ。Thank, Buddha! It’s Friday!の略。「神」を「仏」にしたわけ。仏教徒なんで。
【お願い9/11】保護者の皆様方へ ~お子様の送迎時の駐車について~
平素より本校の教育に対してご理解とご協力をいただきありがとうございます。
さて、昨日近隣の方から、お子様の送迎のための駐車に大変迷惑を被っている旨の苦情の連絡がありました。本校敷地に隣接している居酒屋「誉れや」向かいの砂利の駐車場(賃貸のものになっているそうです。)に車を停めて、お子様を待つことは絶対になさらないようお願いいたします。
石川県立金沢錦丘中学校長 才鴈一博 石川県立金沢錦丘高等学校長 堀義明
錦高日記9月10日(木) ~購買のご紹介~
本日は、本校2Fに店を構える、購買をご紹介します。
扱っている商品は、文房具、制服、指定シューズなど、学校生活を支えるグッズはもちろんのこと、本校ロゴ入りのマフラータオルもあります。主力商品はやっぱり、品揃え豊富でおいしいパンやおにぎり、丼物や日替わりメニュー(うどんが多い)です。昼食時には多くの生徒たちがパンやおにぎりを買い求めて行きます.丼物や日替わりメニューなどは朝のうちに注文する必要がありますが、今年のような暑い日が続いた時には、日替わりのうどんが大変おいしかったです。(筆者の感想)
購買の周辺にはいくつかのテーブルが置かれ、放課後などにはジュースを用意してゆったりと勉強をする姿も見られます。さらには、外側にはテラスが広がっており、天気の良い日には、心地よい風を受けながら友達と語らったり勉強したりする生徒がいます。ここが「思い出スポット」になっている生徒も多いのではないでしょうか?
皆様のご来店をお待ちしております!
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↑ ジュースの自動販売機(災害対応型のものです) ↑マスコットの「にしき丸 すみれ」ちゃん
着ているミニ制服は保護者の手作りです。
〒921-8151
金沢市窪6丁目218番地
TEL: 076-241-8341
FAX: 076-241-8495