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2016年10月の記事一覧

会議・研修 第2回校内研修会 「求められる学力と学び」

 本校の「いしかわ探究スキル育成プロジェクト第2回校内研修会」は、10月14日(金)15:00より京都大学大学院教育学研究科准教授の石井英真先生をお迎えし、「求められる学力と学び -なぜパフォーマンス評価とルーブリックなのか- 」と題してご講演を頂きました

  • 評価法のレベルを明確に分類する  「知っている」→「分かる」→「使える」
  1.  それぞれの評価レベルに応じた課題を的確に設定すること。
  2. 「使える」のレベルはレポート等で評価すべきであること。
  3. 段階が上がるほど1つの正解から納得解、最適解へと広がりを持ちうること。
  • パフォーマンス評価とは何か
  1. 生徒が思考する必然性のある(自然と考えたくなる)場面を設定すること。
  2. 評価の精度を上げるために教師の見る目(観察眼)を磨く必要があること。
  • ルーブリックづくりの留意点
  1. ドリルではなくゲームの評価でこそルーブリックは生きる。
  2. 「表づくり」に注力すると形式主義に陥りやすい。

今回の研修を踏まえ、研究授業や教科内研修を通して授業改善に取り組んで参ります。